毎年、日本の国際宝飾展を皮切りに、世界中の宝飾展が開催されています。この後のヴィチェンツア、ミュンヘン、香港と大きな宝飾展が続いていきますが、他の宝飾展と日本の宝飾展の違いは日本にはほとんど一流どころが出ていないという事でしょう。
バブルの頃は世界ブランドをはじめ多くの一流企業が参加をしていましたが、現在ではギフトショーや、バーゲン場と大差のない出展者も多くみられます。勿論これは出展者のせいではなく明らかに主催者責任だろうと思います。
多くの国際宝飾展は宝飾業の発展のためという事も前提にありますが、日本の場合は主催者の為にやっつけ仕事をしているような気がします。一番いい例が芸能人に贈呈をするジュエリーのためのベストドレッサー賞とかいう類のものです。年代別にあげたり、十代のタレントにあげたりと、何のために進呈しているのかわかりません。
セクハラまがいの年代別なんというのは他の国だったら即訴訟物でしょう。ましてや十代のタレントにという事になると何をかやいわんやという事です。ジュエリーが十代をターゲットにしているなんて事をしているとは聞いたことがありません。
私自身は以前はあまり興味もなかったので、他の国際宝飾展は行ったとしても日本のものには行くことはありませんでしたが、数年前に講演を頼まれたことを機会に訪れるようになりましたが、以前から主催者にはもっと将来の日本の宝飾業界のためにデザイナーや職人、工房の発掘になる様な夢のあるコンテストやイベントを打つべきではないだろうかと提案をしてきましたが残念ながら未だに実現はしておりません。
もう少し、国内や海外にくすぶっているデザイナーやマイナーな工房に明かりが当たるようになれば、皆が刺激を受けより良いジュエリーが開発をされるのではないかと考えています。数年前の講演のタイトルは『今後の日本業界について』という事で、内容は日本の技術を生かし、外需に目を向けていく時期が来たという事をお話しさせて頂きました。
今や正にその時だと考えますが、残念ながらそのような工房もデザイナーも職人も育ってはいません。残念なことです。注目を集めるだけのイベントは意味もないし、何の役にも立っていないし、以前受賞をした知り合いの芸能人も決して喜んではいませんでした。
ジュエリーのベストドレッサーショーという事でもう少し、内容のあるものを期待していたようですが残念と言っておりました。提出する業者にとっても大したメリットがあるようには思えなくて、主催をしているところの社長や組合関係の役員が唯一女性芸能人に近づけるという事で喜んでいるようにしか見えません。今後は誰のために、何のために主催をするのかをもっと考えてほしいと老婆心ながら思うわけです。
バブルの頃は世界ブランドをはじめ多くの一流企業が参加をしていましたが、現在ではギフトショーや、バーゲン場と大差のない出展者も多くみられます。勿論これは出展者のせいではなく明らかに主催者責任だろうと思います。
多くの国際宝飾展は宝飾業の発展のためという事も前提にありますが、日本の場合は主催者の為にやっつけ仕事をしているような気がします。一番いい例が芸能人に贈呈をするジュエリーのためのベストドレッサー賞とかいう類のものです。年代別にあげたり、十代のタレントにあげたりと、何のために進呈しているのかわかりません。
セクハラまがいの年代別なんというのは他の国だったら即訴訟物でしょう。ましてや十代のタレントにという事になると何をかやいわんやという事です。ジュエリーが十代をターゲットにしているなんて事をしているとは聞いたことがありません。
私自身は以前はあまり興味もなかったので、他の国際宝飾展は行ったとしても日本のものには行くことはありませんでしたが、数年前に講演を頼まれたことを機会に訪れるようになりましたが、以前から主催者にはもっと将来の日本の宝飾業界のためにデザイナーや職人、工房の発掘になる様な夢のあるコンテストやイベントを打つべきではないだろうかと提案をしてきましたが残念ながら未だに実現はしておりません。
もう少し、国内や海外にくすぶっているデザイナーやマイナーな工房に明かりが当たるようになれば、皆が刺激を受けより良いジュエリーが開発をされるのではないかと考えています。数年前の講演のタイトルは『今後の日本業界について』という事で、内容は日本の技術を生かし、外需に目を向けていく時期が来たという事をお話しさせて頂きました。
今や正にその時だと考えますが、残念ながらそのような工房もデザイナーも職人も育ってはいません。残念なことです。注目を集めるだけのイベントは意味もないし、何の役にも立っていないし、以前受賞をした知り合いの芸能人も決して喜んではいませんでした。
ジュエリーのベストドレッサーショーという事でもう少し、内容のあるものを期待していたようですが残念と言っておりました。提出する業者にとっても大したメリットがあるようには思えなくて、主催をしているところの社長や組合関係の役員が唯一女性芸能人に近づけるという事で喜んでいるようにしか見えません。今後は誰のために、何のために主催をするのかをもっと考えてほしいと老婆心ながら思うわけです。
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