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2015年1月15日木曜日

差別と区別!?

 差別という言葉は阻害や切捨てみたいなイメージがありますが、事がビジネスになるとそれは区別とかセグメントと言った言葉になるのでしょう。

 多くの展示会を見ていると購入するお客様もしないお客様も同じような対応になっており、何を恐れるのか平たくお客様を見ようとする傾向があります。多くのビジネスには区別があります。そしてその区別は提供側のビジネスへの貢献度によってその差が出ています。

 貢献度とはイコール利益をどれくらい頂けたかということにもなるわけです。つまり、お金を多く払った人が沢山のサービスや対応を受けて当たり前のことで消費者はそのためにお金を使っているわけです。

 ところが顧客名簿にある名前に同じような情報を流し、同じようなサービスをしようとする形式は特に宝飾業には向きません。なぜならお客様は付加価値にお金を使っているのですから、お金を使って付加価値を得られないのなら自然に去っていくだけです。

 バブルの時代を経験した世代であればお金の使い方を良くわかっていますが、現在ビジネスの中心にいる人間たちは過去20数年耐える社会や支出を抑える生活を強いられてきました。それゆえにお金を使う人の心理が読みきれないところがあるのでしょう。

 色々言ってもやはりお金を使う人は特別な対応を望みながらお金を使っています。極端に言うとお金を使っても特別な扱いをされないところではお金は使いません。

 ここ最近は、ファストファッションもあり、皆同じようなものを手にし、同じような生活をしてきました。しかし、お金を使う立場にいる人々は同じでは満足をしないのですから、それなりの対応を覚えることが今後の課題になっていくのでしょう。

 プレミアシートは同じ映画を見るにしても高いお金を払い居心地良い対応をされ、気持ちよく映画を見るという、正味だけではないことにお金を使っているのです。
 

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