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2026年7月10日金曜日

不況の象徴!?

  ファーストリテーリングが3兆円を超える売上を示し、5000憶円以上の純益を計上しました。多くの売上は海外展開の結果という事で、想像の範囲内という感じがします。

 というのは国内での売上拡大は限度を既に迎えていますので、海外での展開という事になるのです。見る限りではバブル時代の後期にマンション経営という言葉が流行りましたが、それを彷彿したからです。この言葉は現在のマンションを所有して賃貸として部屋を所有するという事ではなく、一棟を維持するために次の一棟を建設し、資金調達の手段としていた状況の事を指します。

 つまり、ユニクロの展開を見ていると飽和状態になってきたころから、閉店する店舗が増えるとともに新たな出店をしてきた印象があり、その頃から海外展開を行ってきました。

 国内で飽和状態を迎えた店舗経営は海外という次の経済圏へ向かう必要があります、つまりファストファッションは低価格を前提としていますから経済状況の悪い中で威力を発揮します。

 ほとんどの安売りがそうですが景気の後退時のエネルギーを取り込み成果を上げます。例えば100均ショップがそうです。人々が短期間ではあるが低単価で使用が可能なものを工夫して多様します。しかし、景気がさらに悪化をし、円安をまともに浴びるようになると当然原価は高騰しこの種類のビジネスは変化を遂げなければ生きてはいけません。一つの方法として海外展開ですがあとは業態の変化です。つまり、業態を変え単価を上げたものを販売しなければならなくなるわけです。

 これらは海外での製造した製品を日本国内では販売が難しくなるために、今度はその生産をしていた国での販売がむしろ効率よくなるわけです。そこからの海外展開という事になるわけです。

 アジアで生産をしていたものを、アジアで販売し、それらのものをアフリカや南米で生産し、更にアジアで難しくなるとアフリカや南米で販売をするという流れです。勿論、これらのやり方には限界がありますからどこかで業態の変化が必要になります。

 ファストファッションは以前にも書きましたが貧困層も富裕層の一部も同じように着こなしますので、貧富の差がわかりにくいといった特徴もあります。それはメリットでもありデメリットでもあるわけです。

 つまり、このファストファッションが横行すると不況に向かう兆候でもあるわけです。しかし、これらには限界があります。何故ならコストがゼロになることはあり得ないからです。

 過去国内だけの例でいえばダイエーというスーパーがありましたが、日本で初めて小売で一兆円を超えた企業ですが、バブルの最中から崩壊時までの間に大きく発展をした企業ですが、今は影を見ることもありません。(どこかに残っていたらごめんなさい)

 安売りには限界があるという典型的例です。また景気の動向を占う上で指針の一つになるものでもあるです。

宇宙株!?

  前回にも一部重なりますが、先日イーロン・マスクのスペースX社がナスダックへの上場を果たし。約12兆円の調達を行ったニュースがありました。現在のAI株や半導体株に続くものとして宇宙株として注目を集まています。

 勿論宇宙での発電やサテライトは現状のAIや情報のシステムを考えれば必要なことになるのでしょう。しかし、太陽光を使った宇宙での発電や情報のシステムは何の為なのでろうと考えます。

 莫大は電力を消費するAIの為には宇宙での発電は欠かせないものになるのでしょう。そして、情報のシステムに関しても今後さらなる情報戦は欠かせないものになるでしょう。

 こんな例があります。新入社員の採用に当たりプロフィール及び身上書を提出してもらいAIによりその査定と合否の基準を決めている会社では、AIにより作成したプロフィールや身上書を提出した人間が雇われているという結果が出ているようです。

 つまり、AIにより作成された書類をAIにより精査されると通りやすくなるという事です。これを皆さんはどう考えるのでしょうか?

 一部の現象と捉えるのか、これをAIのバイアスと考え、AIなりの感情と思われるものの小さな基盤となっていくと考えるのかを疑問に思い始めています。これを人間の好き嫌いに当てはめていき、さらなる情報と判断をAIの進化に任せた場合に人間の評価はAIの好き嫌いという中で評価をされることになるのではないだろうか?

 何の為にこのようなことを記したかというと現在、金融により本来の経済に大きな影響を与えている。つまり、一般的な不況といわれる状況を金融という玉手箱が経済を見えなくしていると思っているからです。本来、金融というものは経済を動かすための物であり、実体経済以上のお金を金融市場に流してはいけないともっています。

 富裕層は別にして庶民までが節約してまで投資に向かう事は経済をさらに悪くします。現実に金融場物に沸いている現在、倒産件数を見てもらいたいともうのですが、一例としてラーメン屋さんの倒産は過去最高です。これだけ特集が組まれ人気と思われているラーメン屋さんが倒産をしているのです。

 将来のためのAI,半導体そして宇宙事業は必要です。しかし、急ぎすぎていませんか?

現状の生活や経済を壊してまで進めるものでしょうか?

 進化は退化を促します。しかし、『過ぎたるは及ばざるがごとし』退化はそれほど進んではいないと思いますが、進化の速度は資金を吸収し、さらなる資金を求めています。生活に使うお金も残さなければ、人間が生き延びなければ意味がありません。バランスが大切です。

 極端な懸念ではありますが、心のどこかに留め置く必要があるのではないでしょうか?

2026年7月9日木曜日

ビジネスフォーラム!?

  イスラエルとの交流が長くなっていることもありますが、昨日も実質的には小生のビジネスとは関係がないのですが『スペースフォ-ラム』という日本とイスラエルにおいてコラボされている宇宙ビジネスについてのフォーラムに参加をしてきました。

 ある一定の枠ではその内容を把握していましたが昨日はイスラエルの宇宙飛行士であるスピーカーが宇宙での体験や今後のビジネスを考える上での必要なこと、また実際に既に日本との間で宇宙ビジネスの進行中の会社のCEO及び三菱電機の副社長などの講演を伺ってきました。

 能登半島のインフラ復旧にはイスラエルの衛星が使用されたことは一部TVで触れられていましたが、ご時世柄かあまり多くは触れられてこなかったようにも思います。もっと知ってほしいのですが、日本の都度の災害時にイスラエルがいち早く救援を申し出ていることはあまり知られていません。

 東日本大震災の折もいち早く医師団を日本に送り込んできたのもイスラエルでした。この際には残念ながら日本の役人のレベルの低さで日本の医師免許を持っていないという事で断って返してしまいました。

 このフォーラムでは今月いっぱいで帰国するギラッド・コーヘン大使と共に帰国はしませんが離任をする経済部公使ダニエル・コルバー氏の離任の挨拶もありました。私自身彼とはプライベートでも交流があり、またワインビジネスの始めるきっかけにもなった人物でもあった為いつもとは違う参加ともなりました。

 ファーラム終了後のパーティーでは色々な人々と挨拶をさせて頂きました。何人かの人は顔はわかるのですが、どこでお会いしたか怪訝な顔をしていると『あなたのお店にワインを買いに行きました。』といった感じの交流もあり、楽しいひと時を過ごしました。

 過去にも触れてきましたが、日本とイスラエルにおいて多くの産業でコラボレーションを行っています。車の自動運転技術やサイバーセキュリティー分野、更には農業や通信などのあらゆる文化で日本の企業と提携関係を築いております。

 早く今の状況が改善され、イスラエルとの交流がますます深まることを祈りながら帰途につました。

2026年7月2日木曜日

貧困の連鎖!?

  貧困の連鎖という言葉があります。これは世代的に貧困家庭の子供は貧困になるというように使われることが多いと思いますが、これが国家にも当てはまってくるような予感がします。

 絶対的お金というものが一定であれば誰かが儲かれば誰かが損をするというのが構図です。もし、お金は足りなければ刷れば良いというような考えであればお金の価値が下がるだけです。

 つまり、誰かが黒字であるという事であれば、一方で誰かが赤字なわけです。単純に言えば政府が赤字であれば国民は黒字でなければ、本来おかしい訳です。しかし、現在はこのバランスの中に国民、政府、企業、外資というものが内包され、一部企業と、外資が超黒字で日本国政府と国民だけが赤字という状況が現状です。勿論、外資の黒字を日本に反映させることは殆ど不可能です。

 金融というものは本来経済を動かす潤滑油的要素を持っているものですが、その潤滑油がお金なわけですが、その潤滑油のタンクがどんどん膨張し、市場にお金が回らないのが現状です。勿論その金融という潤滑油のタンクの中で生きている人々は裕福です。

 経済は低迷をしても市場の技術力は低価格で量産できるものを提供してきました。それが貧困であってもファストファッションを着用し、スマホでSNSを駆使している若者にはその環境を理解しうる思考を持たせないでいるのです。

 気が付いた時には20代で生活保護を受ける状況になってしまいます。現在、生活保護を受けている20代の若者は3万人になろうとしています。勿論彼らが将来子供を産み育てる環境になりにくいことは容易に想像が付きます。

 これが国家の貧困の連鎖です。元を質せば少子化問題の40年間の野放しと自給率の低下問題の無策だと思っています。つまり、少子化問題に抜本的な政策が打ち出せず、更に国内に一次産業が少なくなる現象を止められずにいたことは政治の貧困であることは否めません。

 カナダのある大学の研究所で、日本の今の現状はとても不思議で『薬物依存者が少なく、移民も少ない。更に失業率も決して高くない。他国で貧困の要因とされていることは殆どない』

 結論として政治の貧困が現状の日本の困窮の要因であるとしています。私自身はそれに官僚の意識の低さと見識の無さを付け足したいと思います。

 何故なら国会議員の8割がたが役人出身と世襲議員であることを考えると国家国民が貧困にあえいでいることを言葉でしか認識がないのだろうと思います。

 これらの要因が日本国家の貧困の連鎖を想像させる要因なのです。

2026年6月29日月曜日

金のモメンタム!?

  金相場の躍進が止まり、そのモメンタムが陰り、それは半導体、AI株にもその予兆が出ているような気がしてきました。

 これらの現象はいずれ必ず起きてくる状況であることは歴史が証明をしています。産業革命や2000年代のITバブル崩壊にもある様にある一定の喫水線を超えたときに限界にぶつかるという事です。

 分かりやすく言うと豊作貧乏という現象が起きるという事です。つまり、過剰供給は必ずしも良いことではなく、結果的にはバランスよく適量にすべく廃棄も必要になるという事です。

 生産性が上がることにより、市場の容量を超えたものが出来ると価格の下落を生みます。本来は生産性を上げる技術は進化として称えられることではあるのですが、『過ぎたるは及ばざるがごとし』という事でバランスが必要です。

 AI、IT化が進むことにより弊害が起きることを想定しバランスを取らなければならないが、今の米国式スタートアップ起業や市場への供給はバランスというフィルターを通していないためにSNS上で起きている問題点を解決できないでいます。つまり、情報量やその弊害のバランスや精査が行われる前に利益ありきで進むために起き始めている現象です。それは物でも情報でも一緒だと考えています。

 一人の人が仮に10兆年の資産が出来たとしても、これが社会や市場に還元出来る訳ではありません。お金は経済の血液であるという言葉が懐かしく感じられますが循環しない血液は致命傷です。

 今、その現象が世の中を席巻している怖さがあります。必要でないものを作り出し、それが金融という化け物のエネルギーになっており、その掃き出し口になっていた金や株式に異常が出始めているという事かもしれません。

 実際の金価格は需給のバランスで決まらなければなりませんが、現状先物というふくらましにより相場が動いています。現物は増えませんが数字は膨らみ、その限界が来ると下降が始まります。つまり、実数に近づき始める動きを始めます。それが今でしょう。

 我々のダイアモンド業界においてもそうでした。デ・ビアス社がコントロールをしていた時点では需給のバランスが取れていましたが、自由市場に近くなり大量に採掘がはじまり過剰供給が始まると1ct以下の量産品は価格が下がり始めました。特に品質の調整が行われなくなると低品質の物が市場を席巻し、ダイアモンドの価値そのものを危うくし始めたのです。

 勿論、大粒の採掘量自体が増える訳ではありませんので、大粒に関しては大きな影響はありませんが、マスマーケットを対象にした小粒市場ではこの弊害が大きく表れたのです。

2026年6月19日金曜日

婚約指輪!?

  先日のリポートで適齢期の20%の男女が婚約指輪を必要としないという結果が出たという事で、20%の内容的には『あまり必要とは思わない』、『旅行や新居に回した方が良い』というのが殆どであったという事です。

 本来であれば必要かどうかではなく、一つのイベント的な要素が多いのかなとも思います。以前であれば婚約指輪が買える経済力があるかどうかといった目安が結婚生活を送れるかどうかの一つの指針にもなっていたり、それくらいの相手に対する配慮が出来るかどうかといった目安にもなっていました。

 給料3ヶ月分が一つの目安で、これは1950年代の米国におけるデ・ビアスのキャンペーンがベースにあり、米国では給料1ヶ月、そして日本では当時為替レートが1ドル360円という事で3ヶ月分となりました。

 当時は社会人としてきちっとしていますといった意味もあり、事前に指輪を購入してプロポーズをしたり、結納という儀式の際に婚約指輪を添えるといった事が一般的でした。

 しかし、バブルがはじけ業界自身も景気が良くなく婚約指輪のキャンペーンを行わなくなると、元々習慣にはない日本では一気に熱が冷め、若い男性は出来れば婚約指輪の購入を避けたいと思ったり、女性も男性の反応を見ながらの婚約指輪への憧れを控えておりました。

 実際には多くの先輩たちは『婚約指輪も買えないような奴とは結婚をするな。』とアドバイスを女性に送ったり、男性には『指輪も買えないようではまだ早い。』などと指摘をしておりました。

 男性達も開き直り『愛よりもダイアモンドが大事なのか?』などと自分の未熟を棚に上げたような発言も多く、より女性が口に出しにくくなった現状もありました。

 しかし、現実には未婚の女性はハイブランドのダイアモンド指輪に走り、周りの友人達に見てもらいという本音もあるわけです。

 全ては経済が良くないという結論になってしまうのですが、婚約指輪というものは一つの歴史からくるイベントで、出来得るのであれば男性が女性に対する表現として執り行う事をお勧めしたいと思っています。

 前述したようにそこには合理性と心理的な情感が詰まっているものなので、社会人としての一つのけじめと記しでもあると考えるのですが如何でしょうか?

2026年6月15日月曜日

今こそダイアモンド!?

  イーロン・マスクのスペースXのナスダックへの上場により金融市場が活況をを呈しているように見えます。しかし、実際にはAI、半導体株を含め、今度は宇宙ビジネス株といったところに資金が集中する事への懸念はないのだろうかと考えます。

 つまり、一部の高額銘柄へ資金の集中は果たしてその配当が果たせるのだろうか?という事とあくまでもそれらの企業収益に対して飽和状態になる可能性はないのだろうか?

 例えば一つの商品を制作するために投資を受け入れたとして、その商品を買う人が10人しかいないとしたら10個しか制作をしないはずです。しかし、それが投資に見合う高額で販売をできるものならば良いのですが、価格というものは市場が決めるものです。つまり、見合わなければその配当にはなりません。

 多くの少額投資家は一点勝負とばかりにそれらの銘柄に資金を集中しています。今まで幾度どなくこのブログでも述べてきましたが、投資というものは資産の分散があって成り立つものです。決して投資というものは一点集中をするものではありません。

 平均株式価格というものは現在は上昇気流に乗っている銘柄に引っ張られています。

 これらを考えた時に我々は投資資産の分散という提案をすべきだと考える次第です。つまり、常識で言えば投資資産の一点集中という危険行為は有料投資家であればまず行わないことです。

 ダイアモンドという資産はその資産性に疑問を持たれる方も多いのですが、それは過去の日本での販売方法にありました。つまり、ジュエリーの世界と資産としてのダイアモンドの世界を一緒してきたことが大きな要因です。

 一般的に宝飾品の掛け率はデザインやそのブランドとしての演出もありますから素材以外のコストもかかる訳です。ですから購入者がその価値を認めればよい訳です。しかし、大粒のダイアモンドというものはその素材そのものですから、本来であれば掛け率を宝飾品と同じようにしてはいけないわけです。

 極論を言えば右左(みぎ、ひだり)のビジネスで高額ですから手数料商売でもよいはずです。しかし、日本では宝飾品レベルの掛け率で値引き販売という方法をとった為に購入者が売りに出したい時に購入価格からの下落幅に愕然とすることになります。

 しかし、現在は当社も含めて極めて説明の聞く価格での販売を心掛けているせいかべらぼうな価格提示をするところが少なくなりました。この時点で購入価格と販売価格の差異が少なくなるわけです。更に大粒のダイアモンドに関しては鉱山の閉山も相次ぎ商品としては品薄です。そして、オークションをはじめ再販のシステムは構築をされております。

 これらを前提に前述した内容を考えて頂きたいという事です。つまり、現状の金融市場は極めて危険は状況にあることを多くのプロ投資家やファンドは明言をしていませんが、彼らの『あくまで投資は自己責任で行ってください』といった文言が最近は大きくなってきていることが気になります。

 つまり、危険回避のための代替資産としてのダイアモンドには大きな意味があるという事です。これらを踏まえることが今後のダイアモンドビジネスに変化を与えることを祈念します。