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2026年4月15日水曜日

百貨店の存亡!?

  百貨店の決算報告がなされ、多くの百貨店が結果としては前年を大きく割った状態になっていました。

 多くの百貨店の社長はその原因を高市総理の発言による、中国人観光客の激減とし、現時点でのイラン、アメリカによる紛争が要因になり、今後も状況も思わしくないという見解を述べていました。

 もし、本当にそう思っているのなら百貨店の社長は残念ながらお辞め頂いたほうが良いと思います。何故なら不振の要因は中国人観光客の減少はではなく、他の要因のほうが大きいという事です。また、今後の展開において言い訳が先に来るような言葉の置き方をしているようであれば今後が見えてはいないという事です。そうであれば、同じく辞任をしたほうが良いとおもいます。

 外国人旅行客は決して減ってはいないし、むしろ増えている状況です。更に言えば宿泊、観光、体験というジャンルではむしろ成績を伸ばしていますが、ただ一つ買い物だけは減少をしているという状況です。

 現状の百貨店という形態そのものが劣化した状況にあり、その劣化も多くは自滅型という残念な結果で、たまたま外的要因により成績を上げてきました。本来の専門店的要素を盛り込んだ多角化が百貨店のの大きな要素であり、その内容の独自性により百貨店それぞれの特徴が出ていたものです。

 しかし、多くの百貨店はバブル以降経験不足の経営者が担う事により、安全運転と勘違いをし、デバロッパー化し不動産業者よろしくテナント業にまい進してきました。顕著なブランド等の集めることにより、どのデパートもその特徴を失いその役割を終えてきました。その典型が多くの電鉄系百貨店で併合されたり、廃業を余儀なくされてきたのです。

 冒頭の各百貨店の首脳の説明を聞いていると本来の姿を取り戻す難しさを感じるのです。つまり、現状の多くの首脳は現場上りも少なく、自分達がどの様な顧客を相手にしているという認識がありません。

 それぞれに地区の顧客のニーズに合わせるという独自性や各百貨店の独自性というものを失い、ハイブランドの販売力に頼るという形態は既に光を失っています。

 以前であれば、それぞれの百貨店が海外からブランドを発掘し、日本に紹介をするという形態でしたが現在はすでに実績があり、販売力のあるブランドに好条件を出して招へいをするという形態です。しかし,これは両刃の刃にも満たない戦略で、顧客が定着すればそのブランドは独自店舗を出すという『軒先を貸し母屋を取られる』状況に陥っているわけです。

 いつになったら自らのアイデンティティーに気が付くのかを待つしかないのか、滅びるのを眺めることになるのか、昔のスーパー『ダイエー』を見ているような気がします。

2026年4月13日月曜日

オークション!?

  オークションの重要性というものが高まる予感がします。その根拠として株式の崩壊の可能性を根拠としたいと考えます。何故なら一つには米国のAI半導体関連の企業の有利子社債等の膨張具合が気になるという事があります。

 つまり、株を含めて調達をした膨大な資金の返済が本当にできるのかという事が気になり始めています。何故ならその調達資金に見合った収益や実績が上がっているのかという事です。

 昨今、話題の中心でもあるAIに関しても米国と日本の違いを考えても明らかですが、米国のAIに関して言えば人手削減が主たる目的であり、日本では人手不足解消という一見似て非なるものです。

 しかし、日本では米国型のシステムを導入するケースも多く、人手が間に合っているところにシステムが採用されているミスマッチが目立ち、、うまく機能をしているとは思えません。

 半導体も皆が同じ目的で採用できるわけではなくEV用であったり、ロボット用であったり、その他のシステム用であったりと採用別で生産されているものですから、EVの売上の不振予測が出るとEV用の半導体に特化してしている企業は当然不振に陥ります。

 また『過ぎたるは及ばざるがごとし』そのままで必要のないAI機能はいくら優れて次世代用といっても現況にマッチしていなければ、それは無駄な進化にすぎません。

 つまり、これらの状況は容易に予測がつく現況になってきたときに、これらの企業の株はどのような反応をするかはいうまでもありません。『風が吹けば桶屋が儲かる』式の説明でしたが、実際に既に起こり始めていることです。

 結論は私の友人たちにも多いのですが、今の半導体やAIブームに乗った株に投資をしている人々が多くみられ、これらの人々がこの好機に購入をした高級品や 高級車があります。

 ざっくばらんに言うとこれらを手放す時期がきたと考えています。現に高級中古車市場ではこの手のオークションが活況を呈しており、ブランド品等の中古市場も皆さんご存じのように多くの買取販売店を頻繁に目にするようになっています。昨今は地金買取で目立っていましたが、現状上がりきった地金相場より中古ブランド品の売買が買取のチェーン店の現状です。

 これは過去の歴史を振り返っても質屋ブームや現代まで続く買取ブームはバブル崩壊後の現象でもあります。ただし、当初は必ずしも買取店の買取品評価は正当ではなく、多くの問題も起きていましたが、相場が安定し、市場も明確になってくると更なる公平正当性が必須となります。その結果オークション形態の変化と重要性が増すものと考えています。

 しかし、従来の金融市的な日本型のオークションではなく、またサザビーズ、クリスティーヌ的なオールドタイプとも違う新たな形態を構築することが必須であるとも考えます。

2026年4月9日木曜日

富裕層の行動!?

  格差社会が取りざたされてから久しいと思いますが、呼び方も以前であれば『億万長者』という言葉で括られていましたが、個人資産が一兆、二兆といった数字が普通に出るようになった現代においては数億円の資産では富裕層とは呼べないのかもしれません。

 私も周りにも何人かの富裕層と呼ばれるような人々がいますが、彼らの特徴として必ずと言ってよいほどゲストハウスなり、別邸を所有しています。それは決してステータスでもなんでもなく、自らの交友関係の重要性の認識からだとおもいます。

 彼らの共通している特徴はあまりSNSを見ないとか、プライバシーの公表を好まないとか、一見して秘密主義かなと思うような行動をとるのですが決してそうではありません。

 単純に世俗的なものに興味がないか、誰かを対象に比較をするといったことに重要性を感じていないように思います。特徴ある情報に影響をされることもなく、自らの判断で自らの指向に沿って行動をするという傾向にあります。それ故に事業を成功させ、大きく資産を所有することになったのだろうと思います。

 高級車も決してステータスではなく単なる趣味であったり安全だからとか居住性が良いからといった選び方で、決して外国車だからといった意味で購入する人はほとんどいません。ブランド品などもブランド品だから購入するというより、良いものを選んだ結果それがブランド品だったという事です。

 ステータスとは決してそのものを持っているからという事ではなく、それなりの人々に選ばれることによりその物がステータスとなるのです。

 職業柄、多くの富裕層に接してきましたが、彼らの特徴はお金を使うことに特徴があります。決して意味のない無駄な消えていくお金を使いません。お金があるからといった条件ではなく、簡単に言うと自らの美的センスや耐久性があるとか資産性があるといった本人達は勿論このような下衆な気持ちでというよりは自然に選び抜いているという特徴があります。

 これは宝石の5条件である美観性、希少性、耐久性、携帯性、そして換金性に通じるところがあります。

 また余談ではありますが彼らのゲストハウスや別邸には必ずと言って良いほど特注のワインセラーが設置されています。それも単なるステータスや見栄という事ではなく、重要な来客をおもてなしをする為に用意をしているもので、珍しいワインや高級なワインでおもてなしをする事により、貴方をどれくらい大事に思っているかをゲストハウスいった秘匿性の高い所に招き、稀有なワインでもてなすことにより伝えているのです。

 彼らの行動には特徴があります。それは余計な情報を耳に入れない、アウトドアを楽しみ、運動を欠かさないといった健康な自らの身体により、物事の判断を率先して行うという事です。

 つまりは意識しているかどうかは別にして非常に合理的な行動をベースにして生活をしているという事です。一般大衆は合理的な生活という現実的な生活をしなければなりません。

 

2026年4月8日水曜日

GDPの数字⁉

  市場価格の伸び率を表す名目GDPに対して、実質GDPの伸び率が2025年の数字を見ると名目4.5%の伸び率の数字と実質GDPは1.1%の伸び率の数字を見るとさらに乖離が始まっていると感じます。

 つまり、スタグフレーションの始まりというか既に始まっているといってもよいのでしょう。不況下のインフレであるスタグフレーションの特徴として貨幣の実質的価値が下がっていることを表していますが、壊れかけのバブルの状況でもあると思います。

 昭和のバブルは格差というより日本人一億総バブルな状況でしたが、現在のバブルは格差が顕著な状況にあります。デリバティブといった金融社会が背景にあり、実質的な価値を1にも10にも見せる環境でお金を回すという事を前提に行っていますが、これは膨らみ易く、萎み易いという特徴でもあります。

 揺るぎないものは現物なのですが、その典型の金相場も先物という形でやはり膨らませています。十数年前にロンドンの金市場を運営していたロスチャイルド銀行が金市場から手を引きました。なぜだろうと考えていましたが現在を見ていてその意味が理解できるような気がします。

 これらの状況を考えると資産として、やはり現物がお勧めといえるのです。つまり、現物は不動産であれ、金であれ、ダイアモンドであれ無くなりません。不動産に関して言えば使用していれば価値があるわけです。まして、手放さなければ最低限のリスクで済みます。勿論、価値として絶対ではありません。現状のイラン問題もあり、戦火の中や災害の中での不動産はあまり意味がないかもしれませんが現物は残ります。

 しかし、株で言われる手放さない塩漬けといわれる手法は一番リスクの高い方法になります。特に資産をあまり持たない人々にはそれが顕著に現れます。一方、富裕層に関しては空売りをはじめ、資金がある故の逃げ抜ける方法があります。勿論それは10億、100憶の世界ではありません。

 つまり、バブルの崩壊が起きると中途半端な資産家ほどリスクが高くなります。お金のない人や株を持たない人、そして極端な資産家にとってはそれほど多くのリスクでもありません。

 今後、長期で考えるのであればやはり資産としては現物を持つべきなのであろうと改めて感じすわけです。


2026年4月6日月曜日

資産!?

 久しぶりにハワイを訪れました。

 以前に比べやはり日本人は少なかったように思いますが、日系人や在住日本人の多さにはやはり脅かされました。

 

私自身あまりハワイに大して憧れを持っているタイプでもないので、今回は特に予定も入れず、車で島内を巡ったり、不動産の見学をしてきました。その際に驚いたのはハワイのおよそ半分はカメハメハ財団の持物で残り半分の内の50%が連邦の、つまり基地や公共施設であり、個人所有の販売ができるものは全体の6%程度しかないという事でした。

 ホテルに宿泊している間にも色々なアプローチがありました。ホテルの所有権の一部を持ちませんかというお誘いもあり、資産という話が随所に聞かれ、改めて資産を考える事の重要性を感じたわけです。

 普段は大粒ダイアモンドを資産としてお勧めをしている立場ですが、現状、市場にあまり出回らないサイズのものは特に資産性を持つわけです。しかし、ビジネスとして成り立つのだろうかと思うほど市場には大粒のダイアモンドが見当たりません。

 購入を希望通りでお勧めすることの難しさは数十年感じてきたことですが、ここ数年は特に感じます。

 以前にも富裕層よりダイアモンドの方が少ないという事を書いたことがありますが、まさに今はその時代でお金があるからダイアモンドが買えるというものではないのです。お金があり、更に何時でも支払う事が出来、ダイアモンドが目の前に現れたらすぐに購入決定できる状況でなければ手に入らないのが現在の大粒ダイアモンドなのです。

 資産としての投資は当たり前ですが、長期、分散、積み立てという基本であることは言うまでもありません。長期であっても株のように銘柄によっては下がるものもあります。ましてや株の買い増しはあまり利口な手法とは言えません。それであれば長期の分散という事になります。

 では何に分散するかというと国債もあるでしょうし、金もあるでしょう。そこにダイアモンドを選択肢として入れることは考え得る一つと言えます。何故なら誰しもが手に入れる事が出来ないし、自らの判断で手放す事が出来、登録制ではないので税務上に関しての難しさもありません。ある意味都合の良い資産だと考えられます。また過去50年のデータ上では5ct以上のものは値下がりをしていません。(特殊な条件が付けば別ですが)



 投資ではなく投機になるような昨今の投資事情です。NISAをはじめ本当に国が進めてよいものなのかという事もあります。注釈として『あくまでも個人の責任において投資をしてください』という文言が必ず付くことも首をかしげます。国が自信のないものを率先して進めてよいのかどうかという事です。

今回のハワイ訪問では資産を改めて考えさせられました。

2026年3月31日火曜日

何故、現物か!?

  現物に対しての実質的価値が下がった貨幣を考える現在、更に実質的価値よりも過大評価をされている金の価値とはどれくらいだろうか。現在は先物を前提として評価がされているように見えるが実質的な金の価値は需給で考えると半額($2200/lb)くらいではないかと思います。

 順に考えると株価が高いといっても対現物に対する価値は半額となり、数字的資産は現物の価値の半額と考えられます。つまり、同じ資産を持っていても大量に持っている人と少量で持っている人ではその意味合いが大きく違います。

 株価が大きく値を上げていますが実質的価値はそこまではなく、大量に株を持っている人はあまり気に掛けずにいることのできる価値が、少量の株を保留している人々にとっては株が伸びてきていてもそれほど大きな価値にはなっていないという事です。

 総合的に何を言っているのかというと、やはり現物資産を持つべきですよという事です。つまり、デリバティブ等で巨大化した株価や金融資産はそれこそ風船状態で実質的価値は見た目とは違いますよという事です。

 それぞれの国の貨幣価値はもともと金の保有率がベースとなっていますから、先物等で膨らませられた金の実質的価値はその半額とみてよいのだろうと思います。つまり貨幣価値が低いという事です。

 株価が上がって貨幣価値が下がる現象は現代の経済病といっても過言ではありません。株価が上がって換金をして現物資産を買おうとした時にはそれほどの価値のあるものが買えないという事になりかねません。

 時代がどのように変わってもやはり現物の強さは変化をしません、何故なら貨幣をはじめ多くの金融商品は基本は現物の代替物にすぎません。

 現代のIT,AI半導体株がいくら高くてもその先の進化物が現れるとその価値は失われます。しかし、いつの時代もそれらはアナログ、現物を原型にして変化をしているに過ぎないのです。

 唯一不変なものは変化です。変化は常に有りきですが、一番変わりやすいものはソフトです。変化のしやすいものは価値も変化がしやすいことは歴史が物語っています。

 

2026年3月27日金曜日

富裕層へのアプローチ!?

  格差社会という言葉はあまり好きではありませんが、現実にはますます顕著になっているような気がします。

 現実に今回のイラン問題で原油価格の高騰で起きるであろう物価上昇や品不足に不安を多くの人は持っていると思います。しかし、富裕層といわれる人々からは殆どその言葉を聞くことはありません。

 実際に今回のイラン問題に関係なく資本主義は動いていて、この原油高で多くの利益を上げている人もいれば、軍需関連の株を持っている人もいるでしょう。

 それはさておき、メルセデスの最高級ブランド『マイバッハ』の一号店が神戸に新設されますが、神戸の特に旧外国人居留地区には多くの高級外車やハイブランドの大型店が並びます。

 ハイブランドの調査でこの地区の可能性や実績が彼らのターゲットに合っているという事を関係者から聞き及んでいます。

 私自身この地区の可能性を感じ5年ほど前にこの地区にビジネスの拠点を持ちたいと思い、この地区にパートナーを求めました。

 ただ、現実には富裕層という部分での理解がなければ、どのようなアプローチを富裕層に掛けるかがわかりません。つまり、販売をかける側が富裕層を理解しなければ、品揃え、サービス、ケア等のレベルを創造することが出来ません。

 宝飾業界は残念ながら失われた30年間で富裕層に対しての対応は同じく失われてしまいました。これは致し方がないと考えることもあります。何故ならバブル崩壊後は本来の宝飾品販売とは異なる値引き販売や大量販売に身を置くことが当たり前とされてきたからです。

 本来の富裕層は皆が手に入れることは出来ない物や皆が受けることの出来ないサービスを享受することを望みます。しかし、現実には希少性の高いものまで値引きがらみの販売を行ったり、購買側も高率の値引きを要求することもいまだに見受けられます。これは決して相手が本来の富裕層ではなく、たまたまお金を持っている人の対応です。いつでも価格を気にせず購入できる人が本来の富裕層です。

 今まではそれでも何とかやってきましたが、現実に地金の高騰もあり宝飾業界では品不足に陥り、更にダイアモンド鉱山の閉鎖も重なり、富裕層向けの品揃えをすること自体が困難な状況にあります。

 商品の供給側としてもどのような姿勢で販売店が販売を行うかが重要になります。何故なら品物のキャッチボールを無駄には行えません。特に高額品は輸送時の保険代にしても決して安くはありませんし、販売機会の消失をでいるだけ避けたいという気持ちがあるからです。