先週末の金曜日に当社がイスラエルからワインを輸入するようになって3周年という事で、元在イスラエル日本大使館の根底料理人であった天野明幸氏にお願いして、日本とイスラエルのコラボ料理とワインという事で会を開催しました。
限定20名という事で応募をお願いしてご来店いただきました。募集間もなく満員になり、お断りする方達もおられて申しわけないことになりましたが、盛会のうちに執り行われました。
半数近くの方たちが初めての参加という事で、お話も弾み楽しいひと時を過ごす事が出来ました。会話の内容はイスラエルの事や私の本業であるダイアモンドの事、そして、イスラエルワインの事と幅広い話題で過ごさせていただきました。
特にイスラエルワインは何故美味しいのかという質問が多くありましたが、イスラエルの地理的状況を考えればわかりやすいのです。まずは5,000年前ほどに自然に近い形でワインが製造をされていたことを考えると、ワインの製造に向いていた地区、土壌という事になります。更に、天候の不順も少なく、毎年それなりの環境での生産が安定的に行われるという事です。
イスラエルというお国柄宗教を前提としてのレギュレーションもあり、殆どがコーシャワインという事もあり、ケミカル、動物由来とした添加物が使用できないという事もあります。故に自然の果実感が強く純粋の果汁を発酵させ、そこにプロセスが工夫されているものが多く、果実酒の本来の味わいがあります。
フランスなどのワインはヴィンテージやその技術をブランド化し、愛好家もその内容を表現して楽しむ、ちょっとマニヤックな部分も多くあります。しかし、私自身は買い付けの際に気を付けていることは単純に美味しく口当たりがよいかどうかという事と、一緒に食する料理が思い浮かぶかという事を前提に買い付けを行っています。何故なら嗜好性の高いものはワインに関わらずそれぞれの人により取り方、感じ方が違うと思っているからです。
本来、口に入れるものは美味しいかどうかが基本にあり、理屈で楽しむのは更なる道は入る人々が堪能をすればよいと思っています。私自身もワインエキスパートではありますが、多くの人に理屈で説明をして理解をしてもらえることは少なく、『あの食材には合いますよ』といったイメージができることを頭に浮かべ、試飲をしていただく方が理解が速いように思います。
また、会には大使館の方やHPでご覧になった方、紹介で来られた方と様々でしたが異口同音で仰られていたことは飲み口が柔らかいという事でした。当店での試飲会をきっかけにワインを飲み始めてという方も多く、イスラエルワインはワイン初心者の方にはもっとも向いているワインだと自負しています。
早いもので三年も経ったのだなと感じ、今の国情が改善されれば是非イスラエルへワイナリーツアーを開催したいと思っています。