持ち運べる資産というと基本的には不動産以外は運ぶことは出来るのですが、実質的には色々と条件が付きます。
つまり、金だと重さ等の条件が付きます。また、株券やデジタル資産等は破損やハッキングの恐れもあります。絵画等の芸術品資産に関しては保存の問題が出てきます。それらのリスクや問題をある意味解決してくれるのが携帯性、耐久性に優れたダイアモンドです。
問題はどこまでダイアモンドを資産としてみるかという事ですが、対価価値がどれくらいあるかという事がいつの時代も問題です。
つまり、よく言われる買った時の数分の一になってしまったという問題ですが、これは元々は物品税や関税の掛け率があり、売るときにはこれが排除をされるためにその分だけでも安くなり、更に流通の複雑さもありました。
しかし、現代においては消費税の問題こそ残りますが、おおむねシンプルな流通であることもあります。つまり、円高時代に購入したものであればそこそこ還元がされると考えます。
大粒ダイアモンド、特に5ctアップに関して言えば一種の特徴があります。それは品質の良いところ、例えばFカラーアップ、特にDカラーIFといったところは時代背景等により価格が上がったり下がったりしますが、J,KカラーVS~SIクラスに関しては大きな値上がりはありませんが、時代背景に関わらず僅かづつ値上がりをしてきました。また、これらの品質に関しては購入自体も容易であり、常に需要のあるところです。それ故、ここ45年間で350~400%の値上がりをドルベースでしております。
また、上質のものも価格の上がったり下がったりをしてはいますが、平均同じ期間で300~350%の値上がりをしています。しかし、これらの品質は買った時期によってはある意味損をされた方もいらっしゃると思います。
特に以前は10ct以上のものは簡単に日本の市場には現れませんでしたから相場もありません。しかし、ここ30年ほどそれらの流通もそれなりに現れ、その存在を知られるようになりました。
また、これら高額帯に関しては流通もシンプルになりそれ程輸入価格との差はありません。勿論その間の若干の流通の手数料はありますが、以前ほどではなく、ある一定の期間保有することにより十分資産としての役割をなすことができます。特に近年多くのダイアモンド鉱山の閉山により供給が激減をしていますので、今後の相場という事を考えると上昇をすることは容易に想像がつきます。
全てのサイズ、品質ではありませんがダイアモンドが携帯できる唯一のとしての地位が日本国内でもまかり通る時代にまもなくなることを願っています。