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2026年9月23日水曜日

過ぎたるは及ばざるがごとし!?

  『過ぎたるは及ばざるがごとし』という言葉がありますが、最近この言葉がやたら頭に浮かびます。それは人間の進化とその対価に関して感じることでもありますが、AIや半導体という文明の進化が及ぼすデメリットとメリットに関して特に感じています。

 AIや半導体の進化は確かにメリットを人類に及ぼしていますが、反面デメリットとはなにかと考えると90%以上の人類が必要としていない文明はむしろデメリット、更に恐怖にさえなるという事です。

 つまり、現在を生きる人々の生活にとって必要のない進化は、使えないどころか最近のニュースでも話題ですが、AIが人間の予想や本位とは関係なくAI自体で進化を続け、他社に危害を加える可能性が出てきたという事です。

 バランスの良い進化というものは『ほどほど』という都合の良い言葉があるように『適切』という概念が人類にとっていかに平和をもたらすかという事です。

 現在起きている戦争の殆どの要因が必要以上の欲と他者に対するリスペクトの無さです。勿論その適切はそれぞれの環境によっても違いは出てきますが、その殆どは文化の違いであって文明の違いではありません。

 現在の文明の進化についてどれほどの人が理解をしているのかというとほぼ99%の人々は理解をしていないと思います。その進化に身をゆだねて利益が上がる人々も多くいます。しかし、その裏にはとてつもないリスクが潜んでいるような気もします。

 例えば、現在金融で利益を上げている人々は殆ど、AIの存在により膨大な使えきれない資産を構築していますが、その裏には使えない資産は経済の役には立たないのですから、経済を大きく毀損する可能性が潜んでいるのです。それは欲によりため込んだ資産その物に意味がなくなるという限界点に近づくという事です。

 冒頭の『過ぎたるは及ばざるがごとし』に戻るとそれではどのくらいが適切なのかという事ですが、人類の目的に対して及ばない力を補う進化というものは肯定できるのですが、進化したために人類の本来の能力が損なわれていくという事自体は否定をしたいのです。勿論すべてを否定するという意味ではなく、多くの意味ではという事です。

 よく言われることですが自身が若き日には100近い電話番号を暗記していました。勿論それは自らに対する利便性もあり努力と自然に身についた物です。しかし、必要でありながら100を超える電話番号を覚えることは特殊な能力を持って人でなければできないとは思います。その際に必要な進化は必要だと思います。

 しかし、スマホをはじめ多くの機能が進んだために電話番号を覚える必要はなくなりましたが、それを否定するつもりもありません。その為に人類のそれ以外の能力がついたとなれば話は別ですが実際は人類の能力の低下だと思います。更に言えば現在の文明が本当に必要なのかという事です。多くの人に尋ねてみたいのですが『本当に現在の機能、文明を理解していますか?』と。

2026年9月17日木曜日

価値の背景!?

   世界の最も歴史のある企業の大半は我国に集中しています。1000年を超えるベストテン9社は日本企業ですが、大手という概念のある企業は存在しません。建築といっても宮大工工務店デであったり、旅館であったり、和菓子店であったりします。

 現在新国立美術館で『ルネサンス、ルーブル美術館展』を行っていますが、その中にはレオナルド・ダ・ビンチなどのルネサンス時代の絵画が展示をされています。『美しきフェロニエール』などのレオナルドの肖像絵画なども来ていますが、今回来日はしていませんが『モナ・リザ』はレオナルドのもっとも有名な一枚でしょう。

 今から50年ほど前にルーブル美術館を訪れて『モナ・リザ』を見に行ったことがありますが、当時は単純に『教科書で見た絵だ!?』と感心をしていただけです。しかし、年齢を経てレオナルド・ダ・ビンチそのものを知り、その背景を知ることにより、その絵『モナ・リザ』のすごさやその芸術性や偉大さを実感してきます。つまり、価値を理解するようになりました。

 冒頭の歴史ある企業の背景や歴史を知ることは、その偉大さとある意味価値のすごさを感じることが出来るかどうかという事にもなります。

 京都をはじめ多くの老舗といわれる企業は400年、500年と続いている割には大企業はありません。ここに今後の企業の在り方のヒントもあるのではないだろうかと思っています。特に宝飾業界にとっての今後に大きく影響をするのではないかと思っています。

 現在の状況で説明をすれば、Aiによるデーター化できる業種は大手として君臨できたとしても長い歴史を紡ぐことは出来ません。しかし、データー化のできないオンリーワン業種は大手になることは出来ませんが、長く歴史を紡ぐ事が出来るという一つの原理です。

 つまり、大量生産、大量販売が可能になるものはその代替は必ず現れるし、極論から言えば投資家は次々と新しい投資先に心移りをしていくので、結局大手といわれる企業は長続きをすることはありません。

 一方、老舗といわれる小規模企業は独自のアナログ技術を持ち、その中で伝統を磨き上げることにより、長くその技術の伝承に努め、見方によっては効率の悪く、経験がなければ他社が導入しにくい技術と業務になっています。投資家にとっては魅力的な投資先とは言えません。しかし、その背景は他の追随を許さない価値となっています。

 本質と背景を知ることによりその価値を知ることはあらゆるジャンルのビジネスにとっては必要不可欠な事といえるのですが、日本の宝飾業においてはその辺の部分のおいて劣っていたといわざるをえません。

 元々、宝飾業というものは希少性という一大条件があるわけですから、大偉業になる条件は元々備わってはいません。現代におけるハイブランドといわれるものも実際にはファンドという資金軍団の元でグループになり、集合体として維持をしていますが、その本質は小企業の単なる集まりで、結果的には本来の老舗としての要件を満たせなくなっています。やがてこれらも解体させていくのでしょう。

 

2026年9月11日金曜日

AIの脅威!?

   以前にも書いたのですがAIへの安易な傾倒はとんでもないことになるのではないかという懸念です。

 アンソロピック社のAI開発者のジェイコブ・コクソンなる人物がこれ以上の開発に警鐘を鳴らす意味で抗議の退社をしたという記事を見て改めて背筋がぞっとする思いをしました。

 先日もオープンAI 社のAIが他のAIと連携をして勝手にセキュリティーシステムを乗り越え銀行のシステムにハッキングを行った事例が公表をされましたが、それ以降もアンソロピック社のAIがセキュリティーシステムを潜り抜けるためのシステムに勝手に開発し、侵入をしたという事例もありました。

 ビル・ゲイツやあのイーロン・マスクさえも警鐘を鳴らしています。何故なのかというと、すでにAI開発がAI自体によって行われているという事です。つまり、過去の人間によるAI開発の比ではないくらいにそのスピードは速いという事です。

 元々、AIにはできないとか不可能を選択するプログラムは組み込まれていません。その為に結果を出すために不必要であるものや弊害になるものを排除するというシステムになっています。もっと言うと邪魔であれば人間をも排除するという事にもなりかねません。

 もっと突き詰めるのであればAIによる開発のスピードは金融システムすら破壊しかねないと考えられます。半導体、AI等の投資は巨額の資金を動かしていますが、その投資先が新たなAIを開発し、収益を得て配当が行われる前に新たなAIが出現し、過去のものとしてしまう可能性があるからです。

 一番良い例としてイーロン・マスクのスペースX社が地球の軌道上にソーラーパネルは配し、太陽光を効率良く発電に向けようという試みですが、AIの進化により『核融合発電』の技術が既に開発されています。2050年代に完成するかもしれないといわれていたものが2030年には完成する勢いです。そうなるとスペースX社の株価はどうなるのだろうか?とさえ考えてしまいます。その試み自体に意味がなくなるからです。因みその『核融合発電』に関しては我国が先行をしているようです。

 勿論、今の投資家たちは実際の収益性を待つような人々ではなくギャンブラーですから、少しでも株価が動けば投資先の将来性に関係なく株を売りに出してしまいます。以前にも書きましたが、それが現在の金融の変異した形であり、貨幣の価値を下げている要因でもあります。

 AIの話に戻れば現在、我国の政府や各企業が一生懸命目先のAI化に走っていますが、それらの行動は更にAIを巨大化する作業で、末端でどうでもよいAI化が進めば進むほど巨大なAIが誕生し続け、人間の脅威になるのだと思います。丁度、ゴジラが攻撃を受けて放射線を浴びれば浴びるほど、それがエネルギーとなり巨大化し、無敵化していくのに似ています。


 

2026年9月4日金曜日

ニッチな市場の可能性!?

  ニッチな市場とは特殊な分野で大手の参入しない分野の市場の事を言いますが、多くの場合オンリーワンになりやすいが大きな売上は見込めないマーケットの事を指します。

 しかし、単価が高ければ必ずしも大きな売上には成りにくいとは言えません。宝飾業界はまさにその典型な市場ですが、現状の業界の惨状は真に大きな市場を狙いマスの市場を狙った結果です。勿論、比率の問題もありますから車や半導体のような売上にはなりませんが経費効率からしたら十分な利益にはなります。

 1950年代からはデ・ビアス社の一人支配のような世界でしたが、やはり世界戦略と方法論の過ちで1980年代中頃からその一極集中が崩れ始めました。しかし、実際にはその一極集中を維持しようとしたために崩壊が始まったのです。

 つまり、1980年代初頭のイスラエルいじめが大きな節目でした。当時国策としてダイアモンド産業を進めていたイスラエル政府の要求で各銀行にダイアモンド業界にだけは金利ゼロの貸付を行っていました。当時イスラエルのダイアモンド取引所はシンジケートの外でのビジネスを行っていましたので、デ・ビアスにとっては目の上のたんこぶ的存在でした。その為デ・ビアスはこれをつぶしにかかりました。デ・ビアスグループはロスチャイルド銀行を使いイスラエルの銀行の株を取得し役員を送り込みます。そのうえで国策である金利はそのままではあるがダイアモンド業者に貸付金の早期返還を請求始めました。

 結果、何が起きたかというと、資金化のためにイスラエルの業者たちは安売りを始めたのです。その為、デ・ビアスはその研磨済みダイアモンドを市場から買い集めなければ価格の維持が出来なくなったのです。

 その為、資金の需要がひっ迫し、それまで90%の原石を契約によりソ連から買い続けていたデ・ビアスはそのビジネスを断念せざるを得なくなりました。結果的には価格の維持は難しくなったのです。その後、ソ連は独自の販路を築くこととなり、その後のロシアのアルロッサへと繋がります。

 結果的には市場は広がり、価格競争へとダイアモンドビジネスは入っていく事となり、その先にはフェイクグレードが横行する始末となるのです。基本的にはマスビジネスには向いていない業種ですからその補填としてあらゆる詐欺まがいの手段をとることになったのです。しかし、法律というものがある以上限界がありますので、それが是正されると販売が困難になってきます。つまり、限界のある展開だったのです。

 今そのシステムは崩壊し、本来の姿を取り戻すチャンスとしてニッチな市場が出来つつあります。それはスーパーブランドだったり、大粒ダイアモンドの高価格帯のビジネスです。これらは理論的にもマスを目指した市場にはなりえず、対応の仕方によってはこの中のオンリーワンになるチャンスでもあるわけです。

 ニッチな市場である本来のダイアモンドビジネスはこれからとも言えます。

2026年9月3日木曜日

携帯資産ダイアモンド!?

   オーストリアの首都ウイーンの美術館からトータル200ctを超えるネックレスが盗難にあったニュースが数日前に流れました。これはヴァンクリーフ&アーペルが1930年代にエジプトの王妃の為に製作をしたもので、600個を超えるダイアモンドが使用されています。現在はヴァンクリーフが所蔵し、今催し期間中美術館に貸し出しをされていたものという事です。

 多くの報道機関で流れたニュースですが、多くの解説委員がその処分方法を推察していました。中にはネックレスをばらしても『ダイアモンドである以上価値がそれほど下がるものではないからばらして換金するのでは』とか、闇市場から流されるのではないかとかいろいろな角度で解説をしていましたが、どれも大きくは外れていないのではないかと思います。

 ここで感じたのは、世間では色々とジュエリーに関する論評はありますが、それなりに勉強をしている解説員たちはダイアモンドの価値そのものには造詣が深いをと感じました。

 以前であればダイアモンドの価値に言及することはなく、製品そのものに価値を見出した解説をしていました。勿論、現在でも解体せずにいたほうが価値はあるわけですが、解体したとしてもダイアモンドそのものの価値は変わらないという認識の解説が多かったことを安堵と共に時代が変わったことを感じました。

 私自身も大粒の販売に関しては、その物の価値と共に携帯性や、換金性なども附則として付け加えることも多く、特に日本のように災害の多い国では携帯出来る資産はそれほど多くはないので、その点も付け加えます。

 海外ではその認識はより強く、それは歴史的に国の消滅や国境の再編が何度も行われてきたことが大きな要因です。つまり、ボーダーラインが何度も書き換えられる国に住んでいると不動産は殆ど資産としての価値はありません。今でこそ以前ほど争いがありませんから、多くの国は不動産も一部の資産としていますが、中世においてはその保証は殆どありませんでした。

 近世においても世界大戦中には何度もダイアモンドがその話題に中に登場をしました。ユダヤ人を語るときには必ずダイアモンドの話が付きまといますが、そのほとんどの話が近世の出来事です。

 ナチスドイツのユダヤ人虐殺の大きな要因にもなったといわれるダイアモンドは流浪の民のユダヤ人には切ってもれない携帯できる資産だったばかりか、逃げ切る手段の大きな道具としても役割を果たしました。

 もっとダイアモンドの認識が日本でも変わることにより、ダイアモンドの市場は新たな面を見せてくれるのです。その為にも取り扱っている人々がもっとダイアモンドに対する知識が必要なのです。

2026年9月2日水曜日

時代の潮目!?

   時代が変わり始めました。米国のベッセント財務長官が日本に対して『もうアベノミクスを終わりにしろ』と促したのは数日前の事です。また、ユニクロが縮小し、多店舗展開から旗艦店展開に舵を切り始めました。

 『アベノミクス』つまり、金利ゼロにより財政出動を促し、金融の膨張を促したことが高市政権になっても継続さていることに対しての米国からの最後通達みたいなものだと考えても良いと思います。勿論、それも米国式資本主義の歪んだ成長戦略に乗っ取ったものだと考えるので、勝手なことを言ってやがるとでも言っときたいものです。

 経済が縮小し、金融だけが膨張する様はまさに現代資本主義の終焉を見せているような気がします。ユニクロに関しても金融の膨張を利用し、多店舗戦略で巨大になってきましたが、ここにきてその難しさが出てきたのだと思います。そして、それを察知して柳井さんは動いたという事でしょう。

 いつの時代もマス戦略には限界があり、成長期には偉大な結果を残すのですが、それは必ずどこかで転換をしなければ終わりが来るわけです。一時、ダイエーというスーパーマーケットがありました。(まだあったらゴメンナサイ)確か日本で初めて小売業で一兆円を超えた企業でしたが、多店舗戦略という限界のある業態の為に姿を消しました。(多店舗戦略が悪いというよりも総枠を決めて、その限界が来る前に変異することを考えていた方が良いという事です。)

 アベノミクスという政策により多くの長者を生みましたが、それ以上に弱者と国力の低下を生み出しました。それは過去の金融という概念を間違えて捉えていたことがあります。

 私自身、当初からこのブログ上でも安倍政権の勘違いが国を弱体化させると書いてきました。一見金融が膨らんでいるので経済が成長をしているように見えますが、アベノミクスの金融政策は一部の人々に大部分の資金を集中させるだけで、数字は大きくなっても経済が成長をするわけではありません。お金が市中に回らないのですから当然です。

 強いて言うなら脳梗塞状態で、頭に血が溜まりすぎて末端には血が巡っていない状態です。お金は経済の血液といわれていましたが、現在は血の巡りが悪くなっているわけで、そのことに気が付かない血の巡りの悪い人々が政策を行っているわけです。

 AIの存在はますます血の巡りを悪くすることになります。AIを脳みそとしたらその脳みそにお金という血液が集中していますので、やがて脳卒中を起こすのではと懸念をしています。

 冒頭のベッセント長官の警告は必ずしも日本だけに向けたものではないのですが、その中で最も日本が重傷であり、アメリカの慢性病を悪化させないためにもいい加減場当たり的な財政出動をやめてくれという事でしょう。

 現に長期金利も上がり始めましたが、日銀も近近には金利を上げるのでしょうが、以前と違い金利が上がって果たして日本の経済がどこまで再生が可能かというと疑問です。植田総裁をその辺を考えて二の足を踏んでいるような気もします。

 

2026年8月28日金曜日

テロワール!?

  イスラエルからのワインを輸入し始めて早4年が経とうとしています。私自身がワインに携わろうとしたというよりも、周りの環境により(在駐日イスラエル大使館等のお勧め)結果的に行う事になってのです。

 ワインも好きだし、イスラエルという国の自然環境も自分に向いているという事もあり、船出をしてみました。四十数年イスラエルでワインを飲み続けて飽きることもなかったのですが、基本的には当初食事に行って飲み物となるとワインしかなかったという事でもあります。

 最近では美味しい好みのビールがたくさんあり、そちらを頂くことも多くあります。不思議にそれらのビールは我が故郷の北海道のビールによく似ていて、大変飲みやすく、最近ではまずビールです。

  ワインエキスパートの資格を取った際にいろいろ勉強をしたこともありますが、なぜにイスラエルという土地でワインが製造されていたんだろうという事が気になり始めました。そこで気が付いたのはテロワールです。

 ワインがお好きの方であれば耳にしたことがあるであろうこの言葉はワイン用語として使用される土壌の事です。つまり、ブドウの生育に適し、ワインの品質の大きく関わるのがその土壌です。

 5,000年ほど前からワインの醸造が行われてきたという事ですから、やはり、そのテロワールはブドウや他の果実の生育に向いていた場所という事になります。

 特にイスラエル北部のゴラン高原地区に関してはゴラン高原自体がもともと火山であったということもあり、火山灰や軽石、玄武岩の風化土壌で構成されており、水はけもよく、根腐れを起こすこともなく、果実の生育にはもっとも向いている土質といえるのです。その上、ミネラル(鉄分、マグネシュウム等)が豊富ですから、その味わいに変化が付き、その地区本来の果実の味わいになります。つまり、上質な土壌という事になります。

 更に地中海からの風やその海抜が多様な果実を育てることになります。それら自然条件がイスラエル地区独自の風味を感じさせてくれるとともに、上質なワインを仕上げているわけです。

 世界各国には色々な名産地やテロワールがありますが、5000年前ほどから自然の力によりワインが造られてきた来たことは、それぞれの国が改良を重ねながら作ってきたテロワールと違い、ある意味最も手を加えずにテロワールとブドウのポテンシャルによりワインが醸造されていたとも言えます。

 しかし、南部では荒涼とした砂漠でブドウの栽培を現代農業の粋を集めた灌漑技術でその環境を生かしています。つまり。砂漠は昼暑く、夜寒く、乾燥した環境にありますから果実の糖度を上げるには向いていますが、水がない訳です。そこでイスラエルという国の農業技術が生かされ、そのテロワールを見違えるほど変化させたわけです。

 そのため、イスラエルという国全体でワインの製造が可能になったわけですが、そこには元々の優れた自然のテロワールの環境が存在をしたからと言えます。