先日お越しになった男性のお客様が
『ダイヤモンドにはグレードのほかにタイプ別というのがあるそうですね?』
とビックリするような質問がありました。
ダイヤモンドにご興味をお持ちで先日も2ctの物をお求め頂いたところでした。しかし、突然のこの質問には正直お客様の知識はここまで来たかと思いましたが、以前にもブログで述べましたが展示会場でダイヤモンドのタイプについて聞かれた事がありましたので、ここであらためて少し説明をいたします。
ダイヤモンドの構成元素は炭素ですがその炭素と置換されるものに窒素やホウ素がありますが、ダイヤモンドにはその生成過程からなる特徴からいくつかのタイプに解れます。大きくタイプⅠとタイプⅡに分かれます。これらのタイプによりダイヤモンドの色の特徴が分かれていきます。
窒素が含有されているタイプⅠと窒素が含有されていないタイプⅡに大きく分かれますが、それぞれのタイプの中でさらにAとB型に分かれます。
多くのダイヤモンドはタイプⅠのA型ですが窒素の集合体の含有量により白い色から黄色系に変わっていきます。つまり、DカラーからZカラーに至る色のスケールで濃淡に分けられていくわけです。
タイプⅠのA型に関してはスティールブルーといわれるグレイッシュブルーやカメレオンダイヤモンドなども存在します。この場合は水素なども含有している事があります。また、ムラサキや茶色がかったアーガイル鉱山等のピンクもこのタイプに属します。
また、タイプⅠのB型は窒素が単体で含有されていますが無色からファンシーイエロ―系のカナリーカラーなどが存在します。
タイプⅡA型においては発生率がダイヤモンド全体の2%以内と非常に少なく、窒素を含くめた不純物をほとんど含んでいない事もあり、ほとんどが無色で長年のディラー業の中でも多くの存在を確認しておりません。しかし、視認することは難しいのですが経験からその時々のDカラー以上のCないしBカラー(実際のビジネスにおいては使用しない)を視認する事があり、これがタイプⅡであろうと確信しておりました。
このタイプにもピンクが存在しますがサクラ色の綺麗な色でアーガイルの物と比べるとパステル差に違いがあり、はるかに希少性があります。
また、タイプⅡB型においては不純物としてホウ素を含有しており、ファンシーブルーがこれに当たります。また半導体性質を思っており希少性の非常に高いものでタイプⅡ全体の0.01%くらいといわれております。また、蛍光性を持っておりませんが燐光性を持ち合わせている場合があります。
以上のように大きくタイプは分けられますがタイプⅡに含まれる無色やファンシ―カラー系の物の高価な理由がそこにある訳です。
難しい事を書きましたが、無色の物や変わった色ものは基本的には希少性高いので高価だという事と理解して頂きたいという事、グレードという事はその事が基本となっているという事を御理解いただきたい。
ダイヤモンドにはそのほかにもE型とP型といった種別もあります。
『ダイヤモンドにはグレードのほかにタイプ別というのがあるそうですね?』
とビックリするような質問がありました。
ダイヤモンドにご興味をお持ちで先日も2ctの物をお求め頂いたところでした。しかし、突然のこの質問には正直お客様の知識はここまで来たかと思いましたが、以前にもブログで述べましたが展示会場でダイヤモンドのタイプについて聞かれた事がありましたので、ここであらためて少し説明をいたします。
ダイヤモンドの構成元素は炭素ですがその炭素と置換されるものに窒素やホウ素がありますが、ダイヤモンドにはその生成過程からなる特徴からいくつかのタイプに解れます。大きくタイプⅠとタイプⅡに分かれます。これらのタイプによりダイヤモンドの色の特徴が分かれていきます。
窒素が含有されているタイプⅠと窒素が含有されていないタイプⅡに大きく分かれますが、それぞれのタイプの中でさらにAとB型に分かれます。
多くのダイヤモンドはタイプⅠのA型ですが窒素の集合体の含有量により白い色から黄色系に変わっていきます。つまり、DカラーからZカラーに至る色のスケールで濃淡に分けられていくわけです。
タイプⅠのA型に関してはスティールブルーといわれるグレイッシュブルーやカメレオンダイヤモンドなども存在します。この場合は水素なども含有している事があります。また、ムラサキや茶色がかったアーガイル鉱山等のピンクもこのタイプに属します。
また、タイプⅠのB型は窒素が単体で含有されていますが無色からファンシーイエロ―系のカナリーカラーなどが存在します。
タイプⅡA型においては発生率がダイヤモンド全体の2%以内と非常に少なく、窒素を含くめた不純物をほとんど含んでいない事もあり、ほとんどが無色で長年のディラー業の中でも多くの存在を確認しておりません。しかし、視認することは難しいのですが経験からその時々のDカラー以上のCないしBカラー(実際のビジネスにおいては使用しない)を視認する事があり、これがタイプⅡであろうと確信しておりました。
このタイプにもピンクが存在しますがサクラ色の綺麗な色でアーガイルの物と比べるとパステル差に違いがあり、はるかに希少性があります。
また、タイプⅡB型においては不純物としてホウ素を含有しており、ファンシーブルーがこれに当たります。また半導体性質を思っており希少性の非常に高いものでタイプⅡ全体の0.01%くらいといわれております。また、蛍光性を持っておりませんが燐光性を持ち合わせている場合があります。
以上のように大きくタイプは分けられますがタイプⅡに含まれる無色やファンシ―カラー系の物の高価な理由がそこにある訳です。
難しい事を書きましたが、無色の物や変わった色ものは基本的には希少性高いので高価だという事と理解して頂きたいという事、グレードという事はその事が基本となっているという事を御理解いただきたい。
ダイヤモンドにはそのほかにもE型とP型といった種別もあります。
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