昨日みえられたお客様の話です。もともとの当方のお客様の娘さんなのですが、以前から当店の事は知ってはいたけれど入る勇気がなかったのだそうで、今回はお母さまもよくみえていると聞いたので来店をしてみたという事です。
商品を物色中に電話をどこかになさっていたのですが、電話が終わると
『この商品が良いと思って、主人に電話をしたらそんなので良いのかと言われました。』
と振り返りながらこちらに笑顔を見せると
『本当はこちらの高い方も良いなと思っていたのですが、ちょっと価格が張るので手が出ないなと思っていたんです。』との事
私が
『それではお母さまにはいつもご贔屓にして頂いていますので、私の方も少しばかりのお手伝いをさせて頂きます。』
『えっ‼本当ですかうれしいです。』
と満面の笑顔をこちらに向けていました。
『あまり大きなお値引きはできませんが・・・。』
と言ってお値段を提示すると
『もう一度主人に聞いてみます。』
と再度の電話・・・。
『ありがとう』
と御主人に答えながらこちらを振り向き
『それではそれをお願いします。』
お話を伺うと、6歳の息子さんがサンタさんをまだ信じていて、クリスマス・イブの夜には皆のプレゼントを居間のクリスマスツリーの下に置いてくという事を続けているのだそうです。しかし、だんだんと息子さんが自分のプレゼントしかないと不思議に思うので、ご主人や彼女のプレゼントを一緒に置いておくのだそうです。そして、ジュエリーが今回のご主人様からのプレゼントだそうです。
この話を聞き、この家庭をの温もりを感じるとともに、お母さまが彼女に注いだ愛情が感じられるような彼女の人柄がクリスマスの聖夜をより温かなものにしているなぁ・・と感じたわけです。
今から18年ほど前の12月の24日に私はデンマークのコペンハーゲンにいました。当時とは言わず北欧のクリスマスは日本ほどの華やかさもなく、地味で出張中の孤独をより一層味わうようなトラブルを感じていた私にはクリスマス・イブというよりは24日の夜という感じしかなく、遠くに見える世界最古の遊園地であるチボリ公園の灯でさえわびしく感じたものです。
そのせいか私は皆さんほどクリスマスを楽しいとは思ったこともなく、当店のある自由が丘でさえ沢山のイルミネーションが飾られているのですが、終わった後を考えると・・・・。
人はなにを経験してきて物事に対する考え方が決まるのかはわかりませんが、私にとってのクリスマスは仕事が忙しい事とあまり楽しい事ではないという印象があり、情けないものです。
人様のクリスマスを楽しむ様相を外から見ていている事がよほど喜びを感じるような気がします。
商品を物色中に電話をどこかになさっていたのですが、電話が終わると
『この商品が良いと思って、主人に電話をしたらそんなので良いのかと言われました。』
と振り返りながらこちらに笑顔を見せると
『本当はこちらの高い方も良いなと思っていたのですが、ちょっと価格が張るので手が出ないなと思っていたんです。』との事
私が
『それではお母さまにはいつもご贔屓にして頂いていますので、私の方も少しばかりのお手伝いをさせて頂きます。』
『えっ‼本当ですかうれしいです。』
と満面の笑顔をこちらに向けていました。
『あまり大きなお値引きはできませんが・・・。』
と言ってお値段を提示すると
『もう一度主人に聞いてみます。』
と再度の電話・・・。
『ありがとう』
と御主人に答えながらこちらを振り向き
『それではそれをお願いします。』
お話を伺うと、6歳の息子さんがサンタさんをまだ信じていて、クリスマス・イブの夜には皆のプレゼントを居間のクリスマスツリーの下に置いてくという事を続けているのだそうです。しかし、だんだんと息子さんが自分のプレゼントしかないと不思議に思うので、ご主人や彼女のプレゼントを一緒に置いておくのだそうです。そして、ジュエリーが今回のご主人様からのプレゼントだそうです。
この話を聞き、この家庭をの温もりを感じるとともに、お母さまが彼女に注いだ愛情が感じられるような彼女の人柄がクリスマスの聖夜をより温かなものにしているなぁ・・と感じたわけです。
今から18年ほど前の12月の24日に私はデンマークのコペンハーゲンにいました。当時とは言わず北欧のクリスマスは日本ほどの華やかさもなく、地味で出張中の孤独をより一層味わうようなトラブルを感じていた私にはクリスマス・イブというよりは24日の夜という感じしかなく、遠くに見える世界最古の遊園地であるチボリ公園の灯でさえわびしく感じたものです。
そのせいか私は皆さんほどクリスマスを楽しいとは思ったこともなく、当店のある自由が丘でさえ沢山のイルミネーションが飾られているのですが、終わった後を考えると・・・・。
人はなにを経験してきて物事に対する考え方が決まるのかはわかりませんが、私にとってのクリスマスは仕事が忙しい事とあまり楽しい事ではないという印象があり、情けないものです。
人様のクリスマスを楽しむ様相を外から見ていている事がよほど喜びを感じるような気がします。
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