昨日、米国から20数年来の友人が娘を連れてやってきました。以前米国を主市場としてビジネスをしていたころに米国を彼に任せていたものです。
彼は日本人なのですが、米国人の女性と結婚をし、現在も米国で暮らしているのですが、本当はその奥さんである米国人女性が友人であり、その女性から今度のこの人と結婚をしますと、彼とは奥さんの紹介で知り合いました。
3人の娘を持ったのですが残念ながら離婚をしてしまいました。しかし、双方とも付き合いがあり、ましてや娘たちが慕ってくれていますので、ほぼ毎年日本にきたり、私が渡米したりと関係が途絶えたことがありません。
人の運命とは解りません、双方を知っており、更に娘たちを生まれた時から知っているので複雑な気持ちですが、米国らしいというのか娘たちは両方の家を行ったり来たりしています。長女は母親の母校でもあるスタンフォード大学で脳医学を目指して勉学に励んでおり、次女も近くのカレッジに通っており、今回父親と来日した3女は頭も良く、末っ子らしい性格で、どの子も私にとっては可愛い娘たちです。
父親は仕事をしながら、日本式のパン屋の開業を目指しており、その機会をうかがっているようですが、彼自身もプログラマー出身の優秀な人間で私自身の仕事を手伝ってもらうにあたり悩んだものです。彼自身の希望もあり、一緒に仕事を仕事をしておりましたが、残念ながらリーマンショックの際にやはり、ファンドが関与していた取引先が倒産し、それをきっかけに米国での仕事に幕を閉じました。
彼は優秀であり、私との再度のビジネスを冗談ながら口にすることもあり、私自身も米国市場というのはまだまだ魅力的なところもあり、チャンスがあればと考えないでもありません。
刺激を受けます。遠来の友というものは彼に限らず、時として自身に良い意味での刺激を与えてくれます。国内で求めているものが見つからなければ海外へと単純に考えてしまうほど新しい刺激を運んでくれます。彼自身も50歳という年齢を迎えても米国という事もありますが、未だに次のチャンスを狙っています。
仕事というものは慣れ過ぎると、感性を鈍らせ、特に我々の仕事である宝飾品にとっては大敵です。とてつもなく希少な価値を持つものを、安易に取り扱う事に慣れ、いかに価値のない物かという印象さえも消費者に与えてしまいます。
人間だけではなくダイヤモンドさえ遠来の友と呼べる事さえあります。以前にリサイクルジュエリーの査定を頼まれたときに、見覚えのあるダイヤモンドに出会いました。私自身が20十年前ほどにデザインをしたもので、多量な注文があったために手持ちであった1ctサイズのダイヤモンドを使用しました。そのダイヤモンドというのは中央に特徴的なガーネットと思われる、赤い内包物があったものです。
見たときにデザインがそうであることもありましたが、すぐに解り、なんとなく遠来の友と久しぶりに出会ったような気がしました。勿論その時も刺激を受けそのデザインの復刻をしてみようと考え、新たなチャンレンジを試みたりもしました。
いずれにせよ、刺激を受けるという事は気持ちにスイッチが張り、自らを震え立たせてくれるものだと遠来の友人には心よりの感謝であります。
彼は日本人なのですが、米国人の女性と結婚をし、現在も米国で暮らしているのですが、本当はその奥さんである米国人女性が友人であり、その女性から今度のこの人と結婚をしますと、彼とは奥さんの紹介で知り合いました。
3人の娘を持ったのですが残念ながら離婚をしてしまいました。しかし、双方とも付き合いがあり、ましてや娘たちが慕ってくれていますので、ほぼ毎年日本にきたり、私が渡米したりと関係が途絶えたことがありません。
人の運命とは解りません、双方を知っており、更に娘たちを生まれた時から知っているので複雑な気持ちですが、米国らしいというのか娘たちは両方の家を行ったり来たりしています。長女は母親の母校でもあるスタンフォード大学で脳医学を目指して勉学に励んでおり、次女も近くのカレッジに通っており、今回父親と来日した3女は頭も良く、末っ子らしい性格で、どの子も私にとっては可愛い娘たちです。
父親は仕事をしながら、日本式のパン屋の開業を目指しており、その機会をうかがっているようですが、彼自身もプログラマー出身の優秀な人間で私自身の仕事を手伝ってもらうにあたり悩んだものです。彼自身の希望もあり、一緒に仕事を仕事をしておりましたが、残念ながらリーマンショックの際にやはり、ファンドが関与していた取引先が倒産し、それをきっかけに米国での仕事に幕を閉じました。
彼は優秀であり、私との再度のビジネスを冗談ながら口にすることもあり、私自身も米国市場というのはまだまだ魅力的なところもあり、チャンスがあればと考えないでもありません。
刺激を受けます。遠来の友というものは彼に限らず、時として自身に良い意味での刺激を与えてくれます。国内で求めているものが見つからなければ海外へと単純に考えてしまうほど新しい刺激を運んでくれます。彼自身も50歳という年齢を迎えても米国という事もありますが、未だに次のチャンスを狙っています。
仕事というものは慣れ過ぎると、感性を鈍らせ、特に我々の仕事である宝飾品にとっては大敵です。とてつもなく希少な価値を持つものを、安易に取り扱う事に慣れ、いかに価値のない物かという印象さえも消費者に与えてしまいます。
人間だけではなくダイヤモンドさえ遠来の友と呼べる事さえあります。以前にリサイクルジュエリーの査定を頼まれたときに、見覚えのあるダイヤモンドに出会いました。私自身が20十年前ほどにデザインをしたもので、多量な注文があったために手持ちであった1ctサイズのダイヤモンドを使用しました。そのダイヤモンドというのは中央に特徴的なガーネットと思われる、赤い内包物があったものです。
見たときにデザインがそうであることもありましたが、すぐに解り、なんとなく遠来の友と久しぶりに出会ったような気がしました。勿論その時も刺激を受けそのデザインの復刻をしてみようと考え、新たなチャンレンジを試みたりもしました。
いずれにせよ、刺激を受けるという事は気持ちにスイッチが張り、自らを震え立たせてくれるものだと遠来の友人には心よりの感謝であります。
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