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2017年3月31日金曜日

買い手責任⁉

 ダイヤモンドの世界では富に最近多くの投資家が参入をしていることは述べてきていますが、最近アメリカの大手メディアである『ブルームバーグ』が特集を組むことが多いように見えます。

 先日、ブルームバーグは『ワニの口』なるグラフを用いて今後のダイヤモンドの価格の予想を行っていました。それはグラフの線が下降する線と上昇する線がある時点を境にその差が広がっていくというものです。その線の形がワニが口を開けているように見えるところからこの表現になっています。

 この線の意味は価格が上昇線で供給量が下降線となっています。過去10年間で平均で69%の価格上昇を『ブルーグバーグ』は指摘をしており、今後もこの両線の差は広がっていくと予想をしています。

 投資というと大げさに聞こえますが、他の投資と比べダイヤモンドの投資は面白くはないけれど安全性の高いことは以前から書いておりますが、果たしてこの考えは日本に通用するのかどうかはわかりません。ただ私自身の顧客を考えると以前より増えている様な気がします。

 前回にも書きましたが、日本人の多くの人は価値という考え方をそれほど重視しないように感じます。それ故に価格という数字にすぐに飛びつくような気がします。勿論消費者心理というものは解りますが、そこに価値判断というものがあって初めて用をなすという事だと思います。

 最近は旅行会社等の事件も報じられ大きく取りあげられていますが、実は今に始まったことではないと思っています。私に友人等も被害にあっているうちの一人です。実際にはネット上のトラブルや通販での問題も多く指摘されています。

 日本も『買い手責任』というものをもっと理解してもよい時代に入っているのではないでしょうか。
つまり、価値というものにもっと真摯に向かい合い己の判断でその責任を自覚する必要があるのではないかと思います。自分で判断したにもかかわらず何かあると他人の責任にするという考え方でいる限りは日本人はダイヤモンドの投資や自由市場という中で生きていくことは難しいのかなとも思います。

 『買い手責任』とは自分で価値を判断し、価格を出した以上は法律以上の判断で誰も責任は取ってくれませんから自分の責任において結論を出したという自覚が必要です。
http://diamond-exchange.jp
http://ameblo.jp/diamonrow

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