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2017年3月25日土曜日

ダイヤモンドの形⁉

 ダイヤモンドというものは条件が同じような物であれば大きければ大きいほどその価値は高まることはいつも述べています。

 基本的には原石が正八面体として原石大きくなることが望ましいのですが、それはその限りではないのです。

 原石が正八面体として成長をしてくれればオーソドックスなラウンドとして形が取れるからです。そのために基本的には少しでもラウンドしてとれるように必ずしも理想的な形にならなくても行われるのですが、それが研磨後にグレードでエクセレントやヴェリーグッド、グッドなどとして分けられるわけです。

 ダイヤモンドの原石が正八面体として正しく成長をすればよいのですが多くの場合人間と同じように途中で形が崩れたり、内包物がふくまれたりします。それ故に大粒になるほどラウンドが少なくなり、又内包物を避けるために他の形にせざるを得なくなります。

 基本的には原石からより多くの重さが取れるように原石の形に合わせたカットを選択することになるので大きめのものはファンシーシェイプが多くなります。

 結果ラウンドブリリアントが一番評価を受ける存在となる訳です。勿論ダイヤモンドの価値は大きさ一番、美しさ二番、形が三番といってもよい価値基準になるといわれていますが、現実的にもそのような価格構成になるようになっています。

 その上で対称性、研磨具合、全体の形が美しいかどうかを評価するのですが、最後の形に関しては特にファンシーシェイプの場合は若干の嗜好も入るのでどれという事はないのですが基本的にはダイヤモンドの光を理想的には輝かせるものが望ましいといえます。

 ただ、ダイヤモンドは評価のされにくいダイヤモンドそのものの照りというものがありますのでファンシーカットの場合は特にどれとは言いにくい部分があります。

 形のトレンドというのも確かにありますが、基本的には原石に合わせた研磨がされることになりますので、ラウンドではなくてもハート形などは特に綺麗なものになればそれなりの評価は受けることとなります。
 http://ameblo.jp/diamonrow
http://diamond-exchange.jp

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