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2017年3月28日火曜日

安物のコスト⁉(1)

 ネット旅行者が倒産をして現状で9万人が対象者として困っているという事がニュースで流れています。これは必然なのだろうと思い、さらには心当たりがあるといえばあることです。

 以前アメブロの方で貧乏になる人とお金持ちになる人の事を書いたことがあります。価格で追う人は結果的には貧乏になる確率が高く、価値で買う人はお金を持つことになるという統計が出ているという内容です。

 安売りは量をこなさなければならないので結果的には経費が掛かり、その限界点を迎えると破滅となり、その利用者は結果的にはそのコストを払う事となるという事です。以前、スーパーマーケットとして初めて日本を席巻した『ダイエー』は今はありません。安売りをするために極力セルフサービスにしてコストカットをすることを手段としたのですが、お客はそれでも商品の説明を求め、さらには案内を求めセルフで買い物をすることはなかったのです。

 結果的には従業員が膨れ上がり、更にはサービスの向上を求められコストオーバーになり終わりです。消費者は安く買う代わりに供給側の経費を一部負担をすること条件とされます。しかし、多くの消費者はそれを理解しません。

 今回の旅行会社のように宣伝広告費の負担が結果的には大きくなりすぎての倒産という事ですが、結果的には消費者がそのコストを負担したことになります。安売りにはリスクが伴いますので消費者もそのことを念頭に置いておかなければかなければいけません。

 勿論高ければよいというものでいうものでもありません。他と比べて妥当な価格なのかどうかという事も考えなければいけません。他と比べて極端に安ければやはり何かあります。価格ではなく内容で選ぶという当たり前のことをしなければいっけません。

 宝石業界においても同じことが言えます。理由なき値引きはやはり裏があります。多くの場合は決まった価格が妥当な価格であり、結果的には宝飾品として適したものではないという事が多くあります。そのリスクは消費者が持つ事となります。

 先日、ネットを見ていますと『信用の出来るお店はダイヤモンドに鑑定書が付いているお店です』と自分がプロと勘違いをしている説明内容のものがありました。鑑定書とは責任を他社に委ねようとする手段です。まずはメンテナンスも含めて信頼できるお店かどうか、説明がきちっとできるかどうかといったことが重要です。

 続きは・・・・。
http://ameblo.jp/diamonrow
http://diamond-exchange.jp
 

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