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2014年10月18日土曜日

財産の保全⁉

 昨日、ご来店いただいたお客様から財産の保全のご相談を頂いて、ダイヤモンドの話になり
『換金する際にはどの様にすればよいのですか?』
という質問になりました。

 『基本的にはちゃんとしたダイヤモンドビジネスを行っているところに相談するか、販売の依頼をすることになるでしょうね。』と答えると

 『それはどのように見つけるとよいのですか?』
との質問。

 基本的にはもしダイヤモンドで財産保全を考えるのであれば購入するときが大事です。つまり、購入先にいざ売りたいとなった時に購入保証か販売依頼の契約をすることです。

 しかし、それだけでは十分ではありません。取り次ぐ際の手数料や購入方法もしくは入金方法を証書にしておく必要があります。

 また取り次ぐ方も経験のある人間である必要があります。つまり、価格が上がってもグレードが変わってしまっては元も子もありません。ダイヤモンドの事を知り、その後のグレードの変化の起きにくいものを選ぶ必要があります。

 ダイヤモンドのグレードというものは時と場合によっては変わることがあることは常に述べておりますが、その確率が極めて低い状態にしておかなければなりません。それは基本的にはDカラー、インターナリフローレス、もしくはフローレスでトリプルエクセレントである必要があります。

 つまり、グレードとして変動比の低いものという事になります(あくまでG.I.Aという事になりますが)。VVSなりVS,もしくはそれ以下となるとグレードのぶれる率が高くなります。無疵もしくはそれに準ずるとなるとかなり狭い範囲になります。但し、Dカラーとなると、下がる可能性もありますので、例えばTYPEⅡaを基本にかなりDからでも上の物を選ぶ必要があります。

 カットに関してもエクセレントとなっていてもプロポーションマシンがどの部分を計ったかによって1%未満であっても違いが出て、ベリーグッドになる物もありますので、その辺の変化が起きないものを選ぶ必要があります。カット基準のど真ん中かどうかという事のチェックが必要となる訳です。

 仮にグレードの対応が出来たとしてもサイズの問題が出てきます。10ctsオーバーの物であれば問題はないと考えますが、3ctsなり5ctsレベルの価格の変化はどのようなものであるか。これに関しては過去のデーターに頼るしかありませんから値下がりの起きていないサイズもしくは値下がりの起きにくいサイズを取り扱う必要があります。

 サイズに関しては1ctsに関しては現状価格が不安定という事を考えると選択をすべきではないでしょう。また、3ctsに関しても十年レベルで考えると値上がりをしていますが、ここ一年を考えると若干価格は弱めです。

 しかし、5ctsオーバーでD,IF、3EXとなるとやはり半端な価格ではなくなりますから、どの辺のグレードをお勧めするかもちょっと厄介な元だと考えますが、サイズが大きくなればなるほど財産保全としての確率は高くなることは確実ですが、品質のどの辺を取り扱うかは大きな問題でしょう。

 特に日本の場合は為替の問題が絡んできますので、あくまでもUSドルを前提とした話になりますでのその辺も考慮が必要になります。

 ゆえに経験が必要となるのですが、そのようなビジネスをしている方も国内には数名おりますがなかなか出会う機会はないとは考えます。彼らをつかまえている人々はここ数年で大きな利益を上げた事は言うまでもありません。但し、ここ数年のという事でもあります。

 そのような人々はあまり大きな声をあげてビジネスを行ってはおりませんので、本当に財産の保全という事をお考えであれば、お声をおかけください。ご紹介をしますとお客様にお答えすると、
『ぜひ、考えたいと思っていますのでその時はよろしくお願いします。』
と述べられて、お店を後にしました。

 ファンシーカラーについては延べはしませんでしたが、ギャンブル性を伴うものであるので特には述べることはしませんでしたが、投資としては面白いとは考えてります。
 

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