昨夕、店頭でじっとショーケースを覗いているカップルがおり、一度去って10分程するとまた戻って店内に入ってきました。お話をするとどうやら日本人カップルと思っていたのは間違いで香港からの旅行客という事でした。
何度も日本には来ているのですが自由ケ丘を訪問するのは初めていという事で、ダイヤモンドの専門店があると聞いて訪ねてきたようですが、最初は当店がそうかどうかわからなかったようですが、店頭のカラーダイヤモンドを見て此処だろうと目安を付けたそうです。
香港のような一国二制度や香港生まれの英国連邦の国籍と二重国籍を持っている人々は常に海外へ出る事を常に考えているという事もあるのでしょう。他のアジアの国よりダイヤモンドのような通貨に比例をするような携帯性のある資産を非常に好みますので、ダイヤモンドに対しての目は非常に厳しく、価値基準がはっきりしています。
男性は香港でもジュエリー関係に携わっているという意事で、ダイヤモンド、特にファンシーカラーのものが好きだという事でした。
『香港ではここまでリーズナブルな物を手に入れることはできない。特にカラーダイヤモンドに関しては香港はとても高くて手が出ない。』
と付け加えておりました。
私自身が渾身とは言いませんが、上手く買えたと思えたダイヤモンドが価値の解る人々が見て求めてもらえる事は非常にうれしい限りで、この上ない歓びを感じる瞬間です。
このような小売りの喜びを感じる時ではありますが、単なるウインドーショッピングで品定めをしているようには見えない人が、一目見て価値があると判断をしてくれたことは陳列をしている側の喜びでもあり、改めて『一見の価値』を前提とした陳列が小売りには必要であることを痛感しました。
長い間、川上側でしかビジネスをしていなかった人間にとって小売りの理屈は解っていてもそれを通すことは難しい事でもあります。しかし、やはり原則は生きています。
現在お家騒動となっている某大手の家具屋さんなども創業者が成し遂げた結果が出ていることにも、娘社長が少しでも目配せが出来ていればと考えます。現代の形もあるでしょうが成功にはその原則が組み込まれているものです。
仮に娘社長が結果を出したとしてもそれは創業者の基盤があってのものです。多くの家電メーカーや自動車メーカーが困窮した際には必ずと言っていいほど創業者の理念に戻ろうというスローゲンが使われます。人間を相手にしている商売をしている以上その原則は変わりません。
店頭が『一見の価値』がある様なものになっているかどうかは自らを省みる意味でも見直してみなければいけないことだと改めて考える時をもらった様な香港からの来訪者でした。
香港といえば来週より、香港、イスラエルと出張の途につきますが、今回は大粒の資産性の高い物という注文があり、5ct~10ctの物を中心に見る予定ですが、簡単ではないなと思っています。
世界中の多くのバイヤーがそれらのアイテムを探しておりますから、その中でさらに将来の伸び率をもとめることは運と縁でしかありません。依頼主の運が強ければその幸運を授かることが出来るでしょうし、私自身の運がさらについていて初めて手にすることが出来るものですから簡単ではないです。
しかし、香港のGem Showやダイヤモンドの取引所を見る事は『一見の価値』があるものが多いのでやはり外せない場所です。
こちらも覗いてみてください。
http://ameblo.jp/diamonrow/
何度も日本には来ているのですが自由ケ丘を訪問するのは初めていという事で、ダイヤモンドの専門店があると聞いて訪ねてきたようですが、最初は当店がそうかどうかわからなかったようですが、店頭のカラーダイヤモンドを見て此処だろうと目安を付けたそうです。
香港のような一国二制度や香港生まれの英国連邦の国籍と二重国籍を持っている人々は常に海外へ出る事を常に考えているという事もあるのでしょう。他のアジアの国よりダイヤモンドのような通貨に比例をするような携帯性のある資産を非常に好みますので、ダイヤモンドに対しての目は非常に厳しく、価値基準がはっきりしています。
男性は香港でもジュエリー関係に携わっているという意事で、ダイヤモンド、特にファンシーカラーのものが好きだという事でした。
『香港ではここまでリーズナブルな物を手に入れることはできない。特にカラーダイヤモンドに関しては香港はとても高くて手が出ない。』
と付け加えておりました。
私自身が渾身とは言いませんが、上手く買えたと思えたダイヤモンドが価値の解る人々が見て求めてもらえる事は非常にうれしい限りで、この上ない歓びを感じる瞬間です。
このような小売りの喜びを感じる時ではありますが、単なるウインドーショッピングで品定めをしているようには見えない人が、一目見て価値があると判断をしてくれたことは陳列をしている側の喜びでもあり、改めて『一見の価値』を前提とした陳列が小売りには必要であることを痛感しました。
長い間、川上側でしかビジネスをしていなかった人間にとって小売りの理屈は解っていてもそれを通すことは難しい事でもあります。しかし、やはり原則は生きています。
現在お家騒動となっている某大手の家具屋さんなども創業者が成し遂げた結果が出ていることにも、娘社長が少しでも目配せが出来ていればと考えます。現代の形もあるでしょうが成功にはその原則が組み込まれているものです。
仮に娘社長が結果を出したとしてもそれは創業者の基盤があってのものです。多くの家電メーカーや自動車メーカーが困窮した際には必ずと言っていいほど創業者の理念に戻ろうというスローゲンが使われます。人間を相手にしている商売をしている以上その原則は変わりません。
店頭が『一見の価値』がある様なものになっているかどうかは自らを省みる意味でも見直してみなければいけないことだと改めて考える時をもらった様な香港からの来訪者でした。
香港といえば来週より、香港、イスラエルと出張の途につきますが、今回は大粒の資産性の高い物という注文があり、5ct~10ctの物を中心に見る予定ですが、簡単ではないなと思っています。
世界中の多くのバイヤーがそれらのアイテムを探しておりますから、その中でさらに将来の伸び率をもとめることは運と縁でしかありません。依頼主の運が強ければその幸運を授かることが出来るでしょうし、私自身の運がさらについていて初めて手にすることが出来るものですから簡単ではないです。
しかし、香港のGem Showやダイヤモンドの取引所を見る事は『一見の価値』があるものが多いのでやはり外せない場所です。
こちらも覗いてみてください。
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