ページビューの合計

2018年12月30日日曜日

繋ぐもの⁉

 年の瀬も色々押しせまり、殆どのところでは忘年会も終わり、新年を迎える準備をしている所でしょう。

 昨夜、毎年続く知人宅での忘年会に参加をしてきました。私自身は年末は仕事の事情で昨年が初めての参加となり、今回が2回目ですが、例年十年以上も続くこの会は餅つきを含めてお昼ごろから百数十名が参加をするのですが、今年は主催者の怪我などもあり、30~40名ほどの参加ではありました。そのようなわけで初めてお話をする方もおり、楽しく過ごさせていただきました。

 そんな中お話をさせていただいた中で友人が私の職業を紹介したことも有り、お一人のご婦人がご自分お持ちになっているダイアモンドの話となりました。それは数十年前にお父様がお母様にニューヨークのティファニーでお求めになった8ctsほどのマーキースカット型のダイアモンドだという事でした。

 それは指輪でありティファニーのオリジナルの枠だったという事ですが少しサイズが合わなくなったというときに近くの宝石店さんに相談をしたら『作り替えましょう』という事で作り替えたという事です。

 普通であればサイズを直すといってティファニーの枠の付いているものを作り替えるという発想はプロは持ちませんが、すっかり同じように作り替えたのだそうです。いやらしい話になりますが、もし後日販売を考えた時にはその価格に違いが出てくるわけです。

 つまり、ダイアモンドは変わりせんが、百年以上続いた宝石店の老舗はそれなりに価値を持ちますのでオークション等ではその差は歴然としてきます。

 更に、本来は引き継いでいくものですからその指輪の枠さえもその物語の一筋になっていく訳です。ダイアモンドという普通にしていれば永遠の耐久性を持ち時代を超えていくメモリーカードみたいなものですから、出来るだけ次世代へ繋いでいっていただきたいものです。

 この年の瀬に来た大変楽しいお話が出来、それをその方がこの後どのようになさっていきたいのかはわかりませんが、出来るだけ次世代に良い形で繋いでいっていただきたいものです。
https://ameblo.jp/diamonrow
 

0 件のコメント:

コメントを投稿