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2018年12月28日金曜日

ダイアモンドの世界⁉

 最近米中のAI、G戦争なるものが話題になっていますが、ITの進歩によりさらにAIの進歩が加速され十数年前まで圧倒的に遅れていた中国があっという間に世界のとTOPへと昇り詰めました。

 AIというものはいくら優れていても人間にある創造性や、プライバシー、思いやりというものは持ち合わせてはいません。つまり、このAIに一番近い人種がその世界を支配をすると考えると、まさに中国という国はこれに世界中で一番近い国と言えます。

 その証として創造性の最たるものとしてノーベル賞の存在がありますが、中国にはその痕跡さえありません。つまり、オリジナリティーを尊重することなく盗作に対しての認識が薄いお国柄ですから他国のテクノロジーを盗むという事を前提にしています。

 一方、中国という社会主義の国ではプライバシーというものがなく、政府が全ての国民を支配することが問題になりませんから、それらを憂慮して事が停滞することはありません。その辺が米国と違うところでしょう。つまり、躊躇がないのです。

 更には過去に数十の人種が入り混じってきた国ですから、とりあえず自分第一で人は利用するものとなることは仕方がなく、ほかの人のことなどは二の次というより眼中にありません。更に中華思想という自分が世界の中心という思想ですから、それらがモラルというものの欠如や陳謝という心を持ち合わせないところの要因でしょう。

 ダイアモンドの世界でもそんな中国の台頭が著しく、昨今TVでも取り上げられる機会の多いCVD(人造ダイアアモンド)などは中国が最先端であり、これらの兆候も前述した中国ならではがあるのかもしれません。

 私自身語弊があるかもしれませんが、ダイアモンドの世界で長くユダヤ人とビジネスを行い、その中で行うダイアモンドの取引においてはロジックがしっかりしているという面もあり、割と感情を入れずに仕事をしていくというスタイルを長く続けてきました。

 しかし、CVDの存在を初めて知った30年ほど前からなかなか結論が出なかったことがダイアモンドとは何ぞやという事でしたが昨今のCVDの台頭により一つの結論に達したのです。

 それは前述した事にも関係があるのですがCVDに比べるという理屈ではなく、天然のダイアモンドには歴史と物語があるという事です。人の手により創られたダイアモンドは常に看破方法が存在します。勿論天然ダイアモンドにおいても看破することは出来るのですが、人が未だに見た事のない事実が存在する訳です。

 それは地中深いマントル上部で生成されたダイアモンドには地球内部のあらゆる成分を内包しているという特徴であり、地球という星の歴史の証拠でもあるという事です。

 つまり、人間の知りうる範囲内で製造されたダイアモンドと、宇宙という偉大な原点が生成をしたダイアモンドは根本的価値が違うという事です。

 前述のAIが作り上げたコピーを良しとするのか、宇宙という大自然が作り上げた天然ダイアモンドいう本物を良しとするのかはそれぞれの価値感ではあると思うのですが、今その天然御ダイアモンドを一番欲しているのが中国人だという事も皮肉なもので、それは彼らがコピー物の空虚感を一番知っているからかもしれません。

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