『部下の上司からの信用は仕事で取り戻すことが出来るが上司の部下からの信用は会社そのものを揺るがす。』と以前書いたことがあります。
先日取引先のスタッフの方から会社を辞めたいとの相談があり。内容を聞いてみると上司に対する不満というよりも不安が一番の理由という事でした。日ごろから自分は優秀だとおもっている上司に対する疑問が中心で、なんでもデーターの提出を求め、そのデーターの結末が皆に知らされることもなく、また次のレポートだったり、データーの提出を求められるとの事でした。
本来の仕事に集中する時間が無いので結果的に売り上げなどの結果も出しにくいし、接客の時間があまり持てないという事でした。
聞いた話をそのまま鵜呑みにすることはありませんが、一番の問題は部下が上司を信用していないという事でしょう。勿論中間管理職というものはそれなりの結果を出さなければいけないポジションですから、日々焦りもあるし、特にプライドが高ければ自分の過ちを見過ごしていくことが多いように思います。
しかし、上司というものは単に数字上の結果だけではなく、スタッフが自分の指示を理解し、プライドを持って問題を共有しようとする環境を整えているかどうかも上司の仕事でもあります。私自身はあまりスタッフに説教をするような性格ではないのですが、注意をしなければいけない時にはしているつもりです。ただし、過去の経験から大きな声を出す管理職の多くは情緒が不安定だったり、大きな声を出すことや怒ることで自分の情緒を安定させているケースが多いように思います。
勿論自分では気づいてはいないのですが・・・。
つまり、その事は管理職としての資質の問題があったり、何の良い結果ももたらさないことに気付いていないという事ですから、人心はどんどん離れていきます。資料やレポートが沢山ほしかったり、会議が単に多い会社の殆どは上司が前を向いていないケースが多いように思えます。
何でもかんでも不満を言う、スタッフも問題はあります。建設的な意見であれば普通の上司であれば、多少なりとも検討をする機会をもうけますが、それを一蹴する上司もいることも事実です。
つまり、自分の知らないことは否定から入るというやつです。
私自身も過去会社勤めや顧問などの仕事もさせてもらってきましたが、会議での問題の多くは経験の少ない上司や凝り固まった上司がそこにいて、色々トライをしたいスタッフとのやり取りです。
多くの場合、上司の反対意見が的をはずれていたり、理由はないけど反対という理解しにくい言動です。つまり後ろ向きなわけですが、そのような上司の多くは自分が改革をしたいという矛盾をした考えを持っている事です。
いずれにしても今回相談をしてきた方は辞職をするという結論を出しているようですが、
『給料が安くても会社に対して信頼が出来るようなところで働きたい。』
という言葉を残された事には非常に残念です。
上司は背中で引っ張っていくもので、後ろを向きながらスタッフを監視しながら進むものではありません。どこへ進もうとしているのかも明確にしなければいけません。スタッフが行く先を理解していなければ上司の目ばかりを見ていなければなりません。それは上司を信用していないからです。
結果が出ていない会社ほどスタッフのせいにしがちですが、実際には中間管理職である人間の力量によるところが大きいのです。まずは信頼関係を築くところから始めてほしいものです。
老婆心ながらという言葉がついつい出てしまいます。
http://ameblo.jp/diamonrow
先日取引先のスタッフの方から会社を辞めたいとの相談があり。内容を聞いてみると上司に対する不満というよりも不安が一番の理由という事でした。日ごろから自分は優秀だとおもっている上司に対する疑問が中心で、なんでもデーターの提出を求め、そのデーターの結末が皆に知らされることもなく、また次のレポートだったり、データーの提出を求められるとの事でした。
本来の仕事に集中する時間が無いので結果的に売り上げなどの結果も出しにくいし、接客の時間があまり持てないという事でした。
聞いた話をそのまま鵜呑みにすることはありませんが、一番の問題は部下が上司を信用していないという事でしょう。勿論中間管理職というものはそれなりの結果を出さなければいけないポジションですから、日々焦りもあるし、特にプライドが高ければ自分の過ちを見過ごしていくことが多いように思います。
しかし、上司というものは単に数字上の結果だけではなく、スタッフが自分の指示を理解し、プライドを持って問題を共有しようとする環境を整えているかどうかも上司の仕事でもあります。私自身はあまりスタッフに説教をするような性格ではないのですが、注意をしなければいけない時にはしているつもりです。ただし、過去の経験から大きな声を出す管理職の多くは情緒が不安定だったり、大きな声を出すことや怒ることで自分の情緒を安定させているケースが多いように思います。
勿論自分では気づいてはいないのですが・・・。
つまり、その事は管理職としての資質の問題があったり、何の良い結果ももたらさないことに気付いていないという事ですから、人心はどんどん離れていきます。資料やレポートが沢山ほしかったり、会議が単に多い会社の殆どは上司が前を向いていないケースが多いように思えます。
何でもかんでも不満を言う、スタッフも問題はあります。建設的な意見であれば普通の上司であれば、多少なりとも検討をする機会をもうけますが、それを一蹴する上司もいることも事実です。
つまり、自分の知らないことは否定から入るというやつです。
私自身も過去会社勤めや顧問などの仕事もさせてもらってきましたが、会議での問題の多くは経験の少ない上司や凝り固まった上司がそこにいて、色々トライをしたいスタッフとのやり取りです。
多くの場合、上司の反対意見が的をはずれていたり、理由はないけど反対という理解しにくい言動です。つまり後ろ向きなわけですが、そのような上司の多くは自分が改革をしたいという矛盾をした考えを持っている事です。
いずれにしても今回相談をしてきた方は辞職をするという結論を出しているようですが、
『給料が安くても会社に対して信頼が出来るようなところで働きたい。』
という言葉を残された事には非常に残念です。
上司は背中で引っ張っていくもので、後ろを向きながらスタッフを監視しながら進むものではありません。どこへ進もうとしているのかも明確にしなければいけません。スタッフが行く先を理解していなければ上司の目ばかりを見ていなければなりません。それは上司を信用していないからです。
結果が出ていない会社ほどスタッフのせいにしがちですが、実際には中間管理職である人間の力量によるところが大きいのです。まずは信頼関係を築くところから始めてほしいものです。
老婆心ながらという言葉がついつい出てしまいます。
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