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2015年11月20日金曜日

1,111cts ダイヤモンドの発見⁉

 昨日、ボツワナにて大きなダイヤモンドの原石が発見をされた事がニュースになっています。これはボツワナの採掘会社ルカーラダイヤモンドの鉱山で発見をされたものですが、史上2番目の大きさであることで注目されています。

 一番大きな原石は1905年に南アフリカで発見をされたものですが、あの有名なカリナンダイヤモンドです。3,106ctsの大きさは今回発見された1,111ctsの原石のほぼ3倍になる訳ですが、当時英国領であったために当時のエドワード7世に献上され、アムステルダムのI.J,アッシャー社により9個の大きな石と、96個の小さなブリリアントに研磨され、ブリティッシュ・クラウン・ジュエルとして王室が私的所有をしており、一部は大英博物館で展示がされています。

 さて今回の大粒原石ですがすでにタイプⅡaと判断をされており、Dカラー以上の色であることは間違いがないでしょう。今回その他にも813ctsと374ctsの原石も発見をされており、洗浄が終わり次第発表がされることになっています。

 何故にこんなに大きな原石が続けて発見をされてきたかというとダイヤモンドリカバリーマシンというダイヤモンド発見機とでも言いましょうか、それらの進歩が挙げられるでしょう。すでに人工衛星探査によりダイヤモンド鉱脈の発見にはある程度の進歩は見せていますが、これからもっとその率が上がるのかもしれません。

 現状、市場の割に大粒のダイヤモンドが足りない状況にあり、値上がりが天井知らずの状態になっています。その事自体が将来的なダイヤモンドの市場に良いか悪いかといえば、あまり良い事とは言えないでしょう。

 つまり、ダイヤモンドの大粒に関しては一部のお金持ちだけのものになり流動性が失われ、マーケットにとっては如何なものかと考えています。

 今回の原石はボツワナにおいては最大のものですから、ルカーラ・ダイヤモンド社はこれから大きな注目を浴びるでしょうし、出資者たちにとっても大きなプレゼントとにもなる訳で、ここの鉱脈から益々大きな原石が採掘される可能性が出てきた訳です。
http://ameblo.jp/diamonrow

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