先週末パリでの連続テロを受けて、各国でフランス国旗のトリコロールに染められたシンボルが犠牲者の弔意を表していました。日本においても東京タワーが三色に彩られ、イルミネーションが東京の夜空に映えておりました。
そのイルミネーションを見ながらロマンティックとツイートをするノー天気な人もいれば、弔意を現し、黙とうをする人もいたようです。確かにテロは非難するべきことだし、犠牲者には弔意を示したいという気持ちもありますが、私にはちょっとした違和感があります。
確かに今回のテロにより百数十人の尊い命が奪われました。しかし、一方で大国の攻撃により、毎日のように数百人の命が奪われたり、アフリカ諸国では内戦で年間数万人の犠牲者が出ていますが、弔意を表している様子を見たことがありません。
先進諸国、大国の人々が犠牲になった時には各国で弔意を表し、それ以外の時には無関心という様相が何とも違和感があるのです。ここに多くの悲惨な事が生まれる要因があるではないだろうか?
先進国と発展途上国、この言葉もあまり好きではないということもあります。一時書いたことがありますが、国連の事務総長になぜ日本人がなれないのか。それは先進国だからという理由であり、現在の韓国出身の事務総長、次の候補になっている中国人という事はこの両国は発展途上国という事です。以前の言葉でいえば後進国という事になります。
これ等の分け方にも差罰という言葉が頭に浮かびますし、先進国の人々の驕りを感じます。テロを起こした方からすれば、『お前たちが行ったことを我々は行っているだけだという理屈にもなるのだろう。
ダイヤモンドのビジネスに身を置いていると、色々な場面でそれらの一部を垣間見ることが出来ます。ダイヤモンドが武器の交換通貨替りをしている事は以前にも書いたし、映画にもなっているので承知の方も多いだろう。戦争や内戦が起きている国や海外ではダイヤモンドは世界通貨であり、日本においては単なる贅沢品という位置づけです。
中国がダイヤモンドの産出国であるジンバブエを何故に手に入れたのか、少し考えればわかることです。その間日本の外交は何をやっていたのであろうか?先進各国でパーティーを開き、その国のお偉方の機嫌を取り、無駄な税金の使い方をし、本当の意味での国の役に立っているのだろうか?先進国や大国側だけを見ている外交を行っていると日本でも同じような事が起きるような気がします。
今回のパリでのテロ事件を踏まえ安倍総理のコメントにも違和感を感じざるを得ませんでした。
『悲惨なテロの犠牲者に弔意を志し、テロに対する非難をするとともに、我が国としても断固たる戦う姿勢を示していきます。』
テロを非難することは当然で理解が出来るとしても、戦う姿勢という文言は必要だったのであろうか?先進諸国に対するパフォーマンスであるのであればやめてもらいたいものです。
最近の日本の政治は何とか先進諸国の仲間外れになりたくないといった悲惨さが目に余ります。日本という独自のポジションがあることを改めて考えてもらいたいものです。
http://ameblo.jp/diamonrow
そのイルミネーションを見ながらロマンティックとツイートをするノー天気な人もいれば、弔意を現し、黙とうをする人もいたようです。確かにテロは非難するべきことだし、犠牲者には弔意を示したいという気持ちもありますが、私にはちょっとした違和感があります。
確かに今回のテロにより百数十人の尊い命が奪われました。しかし、一方で大国の攻撃により、毎日のように数百人の命が奪われたり、アフリカ諸国では内戦で年間数万人の犠牲者が出ていますが、弔意を表している様子を見たことがありません。
先進諸国、大国の人々が犠牲になった時には各国で弔意を表し、それ以外の時には無関心という様相が何とも違和感があるのです。ここに多くの悲惨な事が生まれる要因があるではないだろうか?
先進国と発展途上国、この言葉もあまり好きではないということもあります。一時書いたことがありますが、国連の事務総長になぜ日本人がなれないのか。それは先進国だからという理由であり、現在の韓国出身の事務総長、次の候補になっている中国人という事はこの両国は発展途上国という事です。以前の言葉でいえば後進国という事になります。
これ等の分け方にも差罰という言葉が頭に浮かびますし、先進国の人々の驕りを感じます。テロを起こした方からすれば、『お前たちが行ったことを我々は行っているだけだという理屈にもなるのだろう。
ダイヤモンドのビジネスに身を置いていると、色々な場面でそれらの一部を垣間見ることが出来ます。ダイヤモンドが武器の交換通貨替りをしている事は以前にも書いたし、映画にもなっているので承知の方も多いだろう。戦争や内戦が起きている国や海外ではダイヤモンドは世界通貨であり、日本においては単なる贅沢品という位置づけです。
中国がダイヤモンドの産出国であるジンバブエを何故に手に入れたのか、少し考えればわかることです。その間日本の外交は何をやっていたのであろうか?先進各国でパーティーを開き、その国のお偉方の機嫌を取り、無駄な税金の使い方をし、本当の意味での国の役に立っているのだろうか?先進国や大国側だけを見ている外交を行っていると日本でも同じような事が起きるような気がします。
今回のパリでのテロ事件を踏まえ安倍総理のコメントにも違和感を感じざるを得ませんでした。
『悲惨なテロの犠牲者に弔意を志し、テロに対する非難をするとともに、我が国としても断固たる戦う姿勢を示していきます。』
テロを非難することは当然で理解が出来るとしても、戦う姿勢という文言は必要だったのであろうか?先進諸国に対するパフォーマンスであるのであればやめてもらいたいものです。
最近の日本の政治は何とか先進諸国の仲間外れになりたくないといった悲惨さが目に余ります。日本という独自のポジションがあることを改めて考えてもらいたいものです。
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