実はダイアモンドがものすごく大好きな女性建築家であり友人のオリジナルネックレス
が上がります。
彼女はすごく楽しみにしていて約一カ月の期間で3~4回請求の連絡があり、
「まだ、上がりませんか?」、「早く上がることはないですか?」、「本当に楽しみ
にしているんです」等々の繰り返しでした。
彼女はいつも自分でアイデアを持ってきては一緒に考えて、オリジナルのジュエリー
を造るのが好きで、何よりもダイアモンドが大好きです。
今回は彼女のアイデアでステーションネックレス(チェーンの間にダイアモンドを
シンプルに止めた物)を少しマルチに使えるようにして、誰も持っていない物を造りたい
との申し出でした。
沢山のアイデアの中からブレスレットに使え、シンプルなチョーカーにも使え、そして
Yチェーンとしても使える物を彼女のアイデアにより完成させました。
だったそうで、何気なく好きだったものが私との出会いにより、より身近な存在となった
時なり、その都度の大変な時期をダイアモンドに元気づけられながら乗り切ってきたと
言っております。
彼女曰く『ダイアモンドはアドレナリンをあげてくれると同時に、いつも一緒にいてくれる
感覚がある』のだそうで、ブランドのジュエリーをつけるのも良いけれど基本は自分の
ジュエリーをつける事が大事だと思っているそうです。
それは真にその通りで、ブランドのジュエリーにしても本来はオリジナルを造ることであり
ないしは自分の気に入った一点ものを求める事が価値で、それが出来ない人々が安価な
出来合いと言っては失礼ですが置いてある物を求めるという事だと思います。
ジュエリーは思い入れがあることが一つの価値であり、それは出来合いであれ、
オリジナルであれ、同じことが言えますが、オリジナルの方が思い入れが込められ
るのは間違いがありません。
彼女のようにダイアモンドに思いを込め頑張っている姿を見ていると少しでも良い物
を提供しようとプロフェッショナルとしての本能に火がつく思いです。
勿論、其々のお客様に思い入れもあります。それは、当方のお客様がジュエリーを
本当に大事に思ってくれ、オリジナルを所望される方が多いからだと思います。
ダイアモンドを真に楽しんで頂ける方法は色々とありますが、ご自分でアイデアをお持ち
になり、御相談頂ける事が一番で、一緒に最初から最後まで製作に参加されることが
本当のジュエリーの楽しみ方だと思います。
何かの真似でもいいんです。
まずはそこからのスタートです。
大事なことは真の自分のオリジナルも持つ事の心地よさです。
さあー、エンジョイしましょう。
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