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2011年1月15日土曜日

北海道の証明

 北海道の出張を終え、寒さばかりが身体に残った感じがします。

 久しぶりの大雪で、本来であればサッポロ雪まつりの雪がいつも
少ないと大騒ぎをしている時期です。今年は十分な雪が降り、むしろ
大迷惑な様相を呈しておりました。
 
 最近はあまり行かなくなった北海道でしたが、やはり海鮮物はおいしく
特に姫ダラ(普通のタラよりは小さく味が濃い)は北海道でなくては食べ
られない物で、たまりませんでした。
 
 同行したスタッフも大喜び、海鮮以外にも特にビールは東京の物とは違い軽く
感じる為か普段は飲まない人間ですがのど越しを楽しみ堪能しておりました。
多分、冬の北海道は乾燥しているからでしょう。

 今回は展示会の出展とイベントとしてフレグランスデザイナーの山下文江先生
も同行をお願いしました。


 オリジナルのコロンをそれぞれのお客様にお造りするといった内容が受け
たせいか大盛況で、3日間で1500人を超える来場者の中の300名を超える
お客様がオリジナルのコロンをご希望されました。

 さすがの山下先生もこの人数をこなした事はなく、相当まいっておりましたが
北海道の美味に舌鼓を打ちながら疲れをとっておりました。

 正直なところこんなにも香りに興味を持っている人が多いとはビックリしました
が、男性も多く見られ、自分の香りを持つ贅沢さには皆が憧れているのか
大変満足をされて帰られておりました。

 皆と同じものではない自分のオリジナルを持つ事は、喜びとともに大事な事で
自分の個性や主張を表現する、大げさにいえばお互いの感性を理解しあう
手助けになることだと思います。

 最近では皆が同じブランドの同じ製品を持つことが流行し、右え習えの状況
はちょっと首をかしげる事が多くありました。しかし、まだまだ本当は自分の
オリジナルが持ちたいという本能は顕在なのだと少し安心をしました。

 今回はフレグランスのイベントともに山下先生のプロディースした『ダマスク
ローズ』の製品(基礎化粧品をはじめ飲料用等)を参考出品し、その威力には
ビックリさせられました。3日間で100点を超える点数が僅か50センチ四方
のスペースで販売され、会場中でその効用が評判になり、品切れが続出で
した。

 一つの要因にはその場での即効性と山下先生の説明も多く影響したので
あろうと思いますが、大半はお求めになったお客様が新たに来場したお客様
にお勧めいただいたという状況が3日間続いたということでしょう。

 『ダマスクローズ』の歴史は古く、2000年近くも薬用と認められ現在に伝え
られ、特にブルガリア産の物は大変品質も良くその香りは世界のブランドの
香料として使用されているそうです。しかし本来は香料というよりも皮膚の疾患や
消炎、消臭作用が強く、最近の検査では抗酸化作用が特に強いということで
重宝されておりますが、絶対量が少なく、なかなか手に入りに難いそうです。

 インターネット販売においても含有量の多い物は実際には在庫がないというということで、宣伝用に『ダマスクローズ』の名前を使用しているそうです。いずれにしても本物は希少性が高く、手に入りにくいが永い間重宝されるということは何においても同じなのでしょう。

因みにご連絡を頂ければ手配をすることはできますので是非ご連絡をください。

 北海道の寒さが、霜焼けやあかぎれといった皮膚疾患を起こし、その状況が
『ダマスクローズ』製品の善さを認識していただいた。私自身も改めて本物を
実感した次第であります。

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