先日、お知らせした『ホープダイアモンド』の放映時間を間違えてお知らせをしました。
1月29日の午後9時とお知らせしたのですが8時の間違いでありました。失礼をいたしました。
因みに再放送は2月8日の午前1時15分からといことなので録画でもしてみて頂きたい
と思います。
昨日ご来店なさったお客様から放映をご覧になり、「感動をしました」という御意見を伺いました。
一番の驚きはダイアモンドに蛍光性があるという事でホープダイアモンドに関しては「赤い色」
の蛍光色であった事にさらにびっくりしたということでした。
ダイアモンドの全てではありませんが蛍光性があり、その色は皆さんが御存じの「青色」を
中心に黄色、オレンジ色、緑色場合によっては赤色などの蛍光色がままある事があります。
ダイアモンドは他の物質と同じように原子から成り立っています。その原子核の周りには一定量の電子が回っています。その姿は小宇宙のようであり太陽にあたる原子核の周りを地球等の
惑星のように電子が回っている訳です。
その事にもびっくりなさっていましたが、簡単な理屈はX線や紫外線等が照射されると
電子がエネルギーを得て原子の外へ飛び出そうとしますが、物質が安定するために電子
が元々回っていた場所に戻ろうとします。その際にエネルギー発光を起こします。それが
蛍光色です。
ダイアモンドだけではなく他の鉱物も蛍光を発色するものがいくつかありますがダイアモンド
のように無色透明な鉱物で多色発光する物は稀だといえます。
ダイアモンドは以前にも書きましたが地球生成時に結晶してから変質しておりません。
他の物質は植物や生物が化石になったり石油や石炭みたいになったりと地球環境の
変化により変質をしておりますが、ダイアモンドは一定の状況を維持しております。
一番永く変化もせずに人類とともに歩んできたダイアモンドは大きく言えば何の役にも
機能的には立っていません。しかし、なぜ人類とともに現在まで存在し、ある一定の
価値を維持しているのかだれにも説明が出来ません。
そのミステリーの一端を見るという意味でも今度の放映をぜひ見てください。
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