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2011年1月16日日曜日

ダイアモンドこぼれ話その4

 先月、有名人名はダイアモンドがお好きということでマリリンモンローの事を
書きましたが、今で言うセレブといわれる人々にとってはダイアモンドは特別
な物で多くのハリウッド女優はアカデミーショーの折には必ずといっていいほど
ダイアモンドを身に着けます。あれらのジュエリーは決してスワロフスキー等
のようなアクセサリーではなく本物でありますが、必ずしも彼女たちの持ち物で
はないようです。

 ハリウッド女優の中でも特にエリザベス・テイラーは特にダイアモンド好き
ということで知られ、彼女にまつわるダイアモンドの話はいくつもあるが、
特に有名なのはリチャード・バートンから贈られたダイアモンドでしょう。

 そのダイアモンドはテイラー・バートンと名付けられています。


テイラー・バートン
 5番目の夫であるリチャード・バートンがエリザベス・テイラーに贈った
69・42ctsのペアシェイプでフローレス(無疵)のダイヤモンドは
当時所有していたカルティエからリチャード・バートンが買い求めたもので、その際に「テイラー・バートン」と名づけられました。

 これは後に、テイラー自身がチャリティー資金作りのために日本のある大使館主催のオークションでも売り出されましたが、当時の相場からはあまりにも高額だった為に落札される事はありませんでした。

 このダイヤモンドは落札されサウジアラビアにあると噂されたが、実はイスラエルのダイヤモンド取引所内で日本人の宗教家が買い求めたという話も伝わっていますが、私とは近い存在の買付事務所での話ですのでまんざらの話でもありません。その宗教家は買い求めた
数年後に亡くなられています。

 現在はどのような状況にあるのかはわかりませんがまだ日本の
何処かにあるという可能性もあるのです。
 そのほかにも彼女がボーイフレンドや映画会社から贈られたダイヤモンド
は数知れず、映画の出演料には必ずダイヤモンドがついていたといわれてい
ます。まるでボーイフレンドの条件が、彼女に合ったダイヤモンドが贈る事
ができるかどうかのようであろます。
ジブラルタルの岩

 リチャード・バートンは、ほかにも《ジブラルタルの岩》と呼ばれた
100ctsを超えるダイヤモンドも彼女に贈りました。
これは指輪としてはあまりにも大きく、ジブラルタル海峡にある
巨岩に例えられました。

 その他たくさんの女優がダイヤモンドを身に付けて話題を振りまきました。

「ローマの休日」以外では目立ったダイヤモンドを身に付ける事はなかった
いうオードリー・ヘップバーンは、彼女は自らが庶民であること、「内面を磨
くことを忘れない」という思いで、ダイヤモンドを特別なものと位置付ていた
ようです。
「マイフェアレディー」にはヒギンズ教授とともに社交界デビューするシーン
がありますが、その象徴がダイヤモンドの指輪でした。

 つまり、庶民から淑女として変身するキーポイントがダイヤモンドでした。銀幕の内でも外でも、彼女にとってのダイヤモンドはやはり特別なものであったのでしょう。
 日常の中では庶民であることを心がけたオードリーらしいストーリーといえます。

 多くの映画の中でダイヤモンドがストーリーを支えてきたのは間違いありません。それだけ、西洋の人々にとってダイヤモンドは特別に価値をもつものなでしょう。

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