私の友人の大西氏がNHKもホープダイアモンドの特集がある事をFacebookで
知らせてくれました。歴史上でもまれなダイアモンドのお話です。
ホープ・ダイヤモンド(Hope Diamond )
・現存する最大級のブルーダイヤモンド
・45・52cts
・ファンシー・ダーク・グレーイシュ・ブルー
・VS-1クラス
・クッションシェイプ
ルイ14世(1638~1715)が5歳という幼い年で王位に就いた
ことは有名ですが、長く王位にいたために近世ヨーロッパの王の代表の
ように言われています。
彼はダイヤモンドに強い興味をもち、数々のダイヤモンドを集めたと
言われていますが、名のあるダイヤモンドにまつわる話には彼の名前が
よく登場すします。
ルイ14世は幼い頃何度も内乱に遭い、そのため、「自分が大きくなった時
には誰にも侵されない強い王権を樹立する」と、権力を人々に示すことを考え
ていたそうです。彼は絶対的な力をもつようになると、略奪品から献上品、購入
したものまで、実に多くのダイヤモンドを集めていました。
コレクションを増やしていくことで絶対的な権力の誇示と財力を築き上げて
いった結果、貴族たちはルイ14世に気に入られるために競ってダイヤモンド
を献上していきました。日本での参勤交代に似ているが、結果的に貴族たちは
経済力を弱め、力が削がれていき、一方で、気に入った部下や貴婦人には惜しげ
もなくダイヤモンドを贈りました。それがルイ14世の政略であったとすれば、
ダイヤモンドが歴史をつくったといっても過言ではないかもしれません。
このルイ14世のコレクションの中にあったひときわ輝いていたのが
「ホープ・ダイヤモンド」でした。
「ホープ・ダイヤモンド」の名前は、後の1830年にこれを購入した
ヘンリー・フィリップ・ホープに由来します。その後、トルコのサルタンを
経てパリのカルティエの元へ。さらにワシントンポスト社オーナー、エドワー
ド・B・マクリーンの夫人、エバリン・W・マクリーンへと売却された。
彼女の死後、ハリー・ウィンストンが購入し、1958年にワシントンにある
スミソニアン博物館に贈呈されました。
詳しくはNHKの1/29日の放映をご覧ください。
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