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2016年1月7日木曜日

アメリカがアメリカである意味⁉

 ダイヤモンドの話とは少し違うのですが、北朝鮮の水爆実験なるものもあり、世界がだんだん雲行きが怪しくなってきたような気がします。

 私が最初に留学したのがアメリカという事もあり、アメリカの事が好きであることを前提に現在思っている事ですが、オバマ大統領になり、彼が政治的側面といえノーベル平和賞を受賞したころから、アメリカの様子が少し変わってきました。

 明らかにアメリカの力が弱体化をしてきたのです。世界の警察を自任していたころは鼻に付くところがあるといってもやはり世界は安定をしていたような気がします。

 昨今でいえば英国の経済の肩入れが中国に持っていかれても反応はなし、シリヤ難民問題にしてもフランスとロシアが近づいても関与はなし、アフリカで紛争が起きていても関与は無し、さらには自国の都合だけで原油の輸出を決定し、今後の世界の不安定に関しては殆ど関心をしていないようにも見えます。本来であれば世界の安定を考え殆どに首を突っ込んできたことです。

 勿論、強いアメリカの時にもそれなりに問題はありました。しかし、オバマ大統領が就任以来中国の台頭が重なったとはいえあまりにもお粗末な状態がISIS問題を含め多々起きています。これは政治力が落ち、不安定な世界を創り出してきたオバマ政治の結末なのだろうか。

 アメリカは世界の警察とともに世界の悪人であったほうが世界は安定をするような気がします。反社会的組織(ヤクザ団体)が幅を利かしていたころにはもっと若輩層の不良たちをコントロールして現在のような訳の解らない事件の多発を抑えていたように・・・。

 『毒をもって毒を制す』ではないが、行き過ぎは困るけれど暴力には暴力をとまではいいませんが抑止力というものは何時の時代に必要不可欠なのではないだろうか。

 経済に関してもそれぞれの国の法律が違い都合の良い国に本社を置き、節税や脱税に多くの多国籍企業は精を出しています。それぞれの法律や倫理というものは違って当たり前という考え方を前提としてビジネスを行うというよりは、グローバルという言葉を借りて世界共通が如く常軌を逸したビジネスが横行していることには懸念をする次第です。

 それぞれの文化や習慣があるようにグローバル化と言いながらすべてを同じように見る事には無理がある以上、唯一世界共通なものは武力という力なのではないでしょうか。其れが分散することが世界を不安定にしているのではないだろうかと考える次第です。

 銃規制がないところには重犯罪が起きます。しかし、それを安定させようとするとそれ以上の力が必要です。アメリカでさえ国内でその規制さえできないでいます。しかし世界的に見てアメリカがもう一度力を持ちその上でアメリカの民主主義により、暴走と自制をする必要があるのではないだろうか。

 小さな国とはいえ北朝鮮がもし本当に核爆弾の所持をしたとなったら酔っ払いが銃を持ったようなものですから世界を不安定にする要素としては十分すぎるような感じます。

 正義とは時として武器を持つことも必要となってくるのではないだろうか。会話だけで事を解決するには多様過ぎるし、年末のように難民を受け入れているドイツ国民は難民によって傷つけられるのです。

 アメリカがもう一度元のアメリカに戻ることを願ってやみません。

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