今週は何時も参加をさせて頂いている展示会にお邪魔をしてきました。いつものような内容で書くことは忍びないのですが、何故にお客様を混乱させるような売り方をするのかが不思議でならないのです。
とあるお客様が私に
「先月、他の業者さんのところで買った指輪なんですけど交換は出来るんですか?」
という問い合わせ。
なんでも、本当は他のものが欲しかったんだけれど値段を4,5回引いてくれたので仕方なく買い求めたという事ですが、娘さんがもう少し言えばもっと安くなるんじゃないかといっていた事もあり、やはり好きでもない物を買ってしまった後悔もあり、付けたくないとの事でした。
勿論、一回とはいえ身に付けた物や支払いの終わったものは返品は難しいのではとお話をしたのですが、なんとなく合点の行かない様な様子でした。
しかし、販売をした業者の社長は綺麗事では商売にならない、売れなければ意味がないといった趣旨の発言をまましている事もあり、賢明な販売員は近づかないようにしているとの事でもあります。
綺麗事という意味をはき違えているような発言に聞こえるのですが、売れれば何をやっても良いという意味に捉えているとしたら大きな間違いです。宝飾業というものは本来の実用品ではないので扱っている者たちによっては『まやかし品』にもなるし、『宝もの』にもなるものです。
そんな宝飾品をさらなるまやかしで販売をしていてはよくある『ツボ売り商法』と何ら変わらなくなってしまいます。 現在は催事業から出てきた業者が多く、本来宝飾業者が培ってきた本質的な価値を食いつぶしながら商売をやっているように感じます。
値引販売が出来るのも本来価値を高めたり創り上げてきた先人たちがいるから成り立っている業界だという事を理解が出来ていないのだろう。自分たちが商売を出来る原点を忘れるとやがては衰退に向かう事になる。
イタリアのローマが遺跡の観光で成り立ってきたにもかかわらず、食い散らかしてきた遺跡を保護することもせず多くの遺跡が朽ち果てかかっていたことによく似ています。他の国の遺跡保護団体の働きかけによって世界中の寄付により補修工事が行われてなんとか体裁を保っていますが、日本の宝飾業界には守ってくれる保護団体は存在しません。
自らの力で宝飾の価値を今一度成り立たせるようにしなければいけないのです。外から見ればよくわけのわからない業種です。それをまやかし商法で続けているとやがては朽ち果てる事になるでしょう。http://ameblo.jp/diamonrow
とあるお客様が私に
「先月、他の業者さんのところで買った指輪なんですけど交換は出来るんですか?」
という問い合わせ。
なんでも、本当は他のものが欲しかったんだけれど値段を4,5回引いてくれたので仕方なく買い求めたという事ですが、娘さんがもう少し言えばもっと安くなるんじゃないかといっていた事もあり、やはり好きでもない物を買ってしまった後悔もあり、付けたくないとの事でした。
勿論、一回とはいえ身に付けた物や支払いの終わったものは返品は難しいのではとお話をしたのですが、なんとなく合点の行かない様な様子でした。
しかし、販売をした業者の社長は綺麗事では商売にならない、売れなければ意味がないといった趣旨の発言をまましている事もあり、賢明な販売員は近づかないようにしているとの事でもあります。
綺麗事という意味をはき違えているような発言に聞こえるのですが、売れれば何をやっても良いという意味に捉えているとしたら大きな間違いです。宝飾業というものは本来の実用品ではないので扱っている者たちによっては『まやかし品』にもなるし、『宝もの』にもなるものです。
そんな宝飾品をさらなるまやかしで販売をしていてはよくある『ツボ売り商法』と何ら変わらなくなってしまいます。 現在は催事業から出てきた業者が多く、本来宝飾業者が培ってきた本質的な価値を食いつぶしながら商売をやっているように感じます。
値引販売が出来るのも本来価値を高めたり創り上げてきた先人たちがいるから成り立っている業界だという事を理解が出来ていないのだろう。自分たちが商売を出来る原点を忘れるとやがては衰退に向かう事になる。
イタリアのローマが遺跡の観光で成り立ってきたにもかかわらず、食い散らかしてきた遺跡を保護することもせず多くの遺跡が朽ち果てかかっていたことによく似ています。他の国の遺跡保護団体の働きかけによって世界中の寄付により補修工事が行われてなんとか体裁を保っていますが、日本の宝飾業界には守ってくれる保護団体は存在しません。
自らの力で宝飾の価値を今一度成り立たせるようにしなければいけないのです。外から見ればよくわけのわからない業種です。それをまやかし商法で続けているとやがては朽ち果てる事になるでしょう。http://ameblo.jp/diamonrow
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