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2015年10月16日金曜日

マイナンバーのそもそも⁉

 最近はTVで毎日のようにマイナンバーの話題が報道されておりますが、運用だけではなく既に運用側の行政のミスも同じように報道されています。

 実際の運用になると暗証番号やパスワードのようなものも用いなければいけませんが、6~12ケタの英数字を含むパスワードのようなものやそのほかに暗証番号が必要という事で、代理人の場合は委任状、紛失した場合は住民票と印鑑などなどお年寄りや、赤ん坊やお年寄りには無理があるのではないかという内容が盛りだくさんです。

 その他にも問題が目白押しですが、この制度最終的にはどこへ向かうのだろうと考えます。色々な場面で想定するとパスポートをとる時に戸籍抄本がいらなくなるとか、将来的には保険証の代わりになるとか、いろいろな可能性と利便性をうたっています。

 しかし、軽減税率の問題も含めて財務省案が通らず、来年の選挙を見据えて公明党の意見に配慮をしているなどなどの報道がありますが、誰の為に国民が犠牲にならなければいけないのか疑問です。このまま不都合の度に修正案が加わると最終的にいつでも携帯し、提示を求められて持っていなければ連行されるという事態にもなるのではないか。現実に今でも外国人は登録票を携帯していなければ警察にしょっ引かれます。

 これでは全くの社会主義の入り口に向かっているようなもので、社会主義は国民の動静をすべて管理をする事が基準になっていますので、満更遠い話ではないのです。そもそもが財務省が国民一人一人の財布の中身を管理したいという所から始まっている制度だし、そのかわりこんなに便利ですよと一生懸命説明をしている訳だけのものです。

 不公平税制や利便性をうたっていますが、そもそも官僚、役人と一般国民の間柄自体が給料体制、年金体制、住環境体制すべてが不公平であるところが一般国民の反感を招いているのですから、その辺が解消されれば皆一生懸命税金を納める努力をすると思うのですが(すべての人とは言いませんが)、そこの解消無しではその盲点をついての節税、脱税がもっと増えるような気がします。

 そもそも国民の側に立った制度ではないことが問題であり、マイナンバーがクレジットカードに必須になったり、口座にひも付きになったり、将来的にカードにGPSが仕込まれたりしたら、ここはどこの国かという事になります。

 政治家や、官僚役人が襟を正すだけで、ある一定の解決が出来る問題を国民側の不誠実のように作られてきたこの制度はいったい何なのであろうかと考えます。
 http://ameblo.jp/diamonrow

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