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2015年9月4日金曜日

怪正マイナンバー制度⁉

 昨日色々な事案の中ひっそりとマイナンバー制度改正案が成立をした。参議院で送り返され、衆議院での可決でしたが、本当に首をかしげたくなるような内容です。

 まず施行される前に改正案が出されることも不可思議です。そんなに審議もせずに成立をさせたのかと疑いたくなります。本意は年金制度、税務制度という事で成立をさせたが、実は国民の財産。

 つまり、後どれくらい徴収できるかを計ろうとするものであったという事が明白で、制度そのものは成立に困難であっても改正案は容易に通りやすいという事で、先に制度を成立させ、施行前に改正案をという安直な考え方が見えてきます。

 今回の改正案にしても社会年金機構の不祥事や国民の大きな不安の声が聞こえてきたという事で、とりあえず2018年から預金口座は任意性、どうでも良い予防接種の通りやすい内容で成立という形を整えたようです。

 何処の世界に自分の預貯口座に自らマイナンバーを付けてくださいという人がいるのだろう。つまり、ここから見えてくるものも2018年の施行前に今度は任意を義務化という改正案を後で通そうという安直な企みのようです。

 何の為のマイナンバー制度なのだろうと疑問に思います。そしてこの制度がまたダダ漏れになった時にだれが責任を取るのだろう。いつも思う事ですが、どんな制度が出来ても良いのですが責任の所在をはっきりさせないために、誰も責任をもってそれぞれの制度を守ろうとしない。ただ、法案の提出実績が重要な国会議員や、とりあえず自分らの仕事に都合の良いであろう政策を造り続ける役人の為に国政がある訳ではないとおもいます。

 もし、制度を作るならだれがそれを運用し、その責任はだれが捕るのかも一緒に成立をさせないと、結局犠牲を払うのは国民といういつもの縮図が出来上がってしまいます。国民は自らを守ろうと、節税対策や時には脱税、そして国外への財産移動というふうに考えても仕方がないと思います。

 それを管理するためのマイナンバー制度であるとすれば笑止であり、議員、役人が自らを律すれば国民のそれらの邪まな考えを防ぐこともできるのではないかと思います。

 いずれにしても、今回の東京オリンピック関連の様々な事件にしても、森元総理(誰も認めてないないと思うが)の意向で決まった人事の元お役人たちの不祥事なども典型でありますが、集団自衛権ならぬ『集団無責任体制』は本当に世界に恥じぬ日本を知らしめることが出来るのだろうか?

 以前の五輪は国民皆一体となり、役人も祖国復興として頑張っていたように思います。しかし、今回は見えてくるものすべてが役人の都合や利権的なものです。また誰が今回も森なにがしを委員長にしたのだろうか?国民の殆どが望んではいないし、今回の招致もアスリートたちや民間の協力により達成できたものであり、その神輿に元なんちゃらと元役人が乗っかっているだけで、任せたものに関しては案の定今回のような不祥事です。

 マイナンバー制度本当に大丈夫ですかという疑問にもなりません。どれくらいの犯罪を誘発しているのか、アメリカの例を見ればわかります。いまのIT文化の中では通用しない制度である事を理解するべきです。
http://ameblo.jp/diamonrow

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