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2015年9月27日日曜日

ダイヤモンドは長し、人生は短し⁉

 一昨日、お店に入ってこられたお客様が
『以前からこの前をとおていたのだけれど、なかなか敷居が高くて入りずらかったんですよ。』
と云われ、思い切ってお入りになったという事でした。

 要点は、とあるブランドのダイヤモンドリングが欲しいと思っているけれど、中々高くて手に入らないという事で当店の価格を他店と何度か照らし合わせてみて、安いと感じられたという事でした。

 お話をしながらダイヤモンドの裸石を決め、デザインを話している折に
『テレビでよくやっているリサイクルダイヤモンドというもので造るともっとお安くなるんですか?』
というお言葉が出てちょっとびっくりしました。

 最近TV等でもリサイクルダイヤモンドという言葉をよく聞きますが、いわゆるここ十年の間の地金の買取りブームに合わせてダイヤモンドの買取が横行し、そのダイヤモンドを海外のバイヤーが買いに来ており、『日本はダイヤモンドの都市鉱山だ‼』と評されている其れの話です。

 日本国内でも業者間でもリサイクルダイヤモンドという言葉をよく耳にしますが、私自身は少しこの言葉に抵抗を感じます。以前にも書いたことがあるのですが、ダイヤモンドは地球上においても地球誕生前の60億年前のダイヤモンドが発見をされているくらいです。

 勿論60億年前のダイヤモンドは隕石なりで地球にやってきたものでしょうけれど、私自身はダイヤモンドの生成状態を考えても宇宙創成間もないころから存在するのだろうと考えています。この考えがあっているかどうかは別にしても、明らかに人類の歴史、ましてや一人の人生とも比べようのない時間ダイヤモンドは存在をしています。

 リサイクルとは一般に物の使い回しを言う訳ですが。その際に劣化をし、用途として未満の材料となっていくわけですが、ダイヤモンドは人類が発見をする前から存在し、人類が滅びても存在をしていくものです。いわゆるダイヤモンドにとっては人類そのものをリサイクルしている訳です。

 言い方としては大げさではありますが立場を変えればそうなります。不変を前提にした物がどれ位あるかといえば普段人が目にするものにおいてはほとんど皆無といって良いでしょう。逆に言えば『変化するという事自体が不変の要素』なわけです。

 ダイヤモンドを資産として紹介をしている意味はそんなところにもあります。勿論金というものも同じような要素がありますが、扱う人間がどのような運用をするかによっては過去、将来を通してこんなに安定をしている物は例がないでしょう。

 株価も下がりはじめ、アベノミクスの正体もばれ、日本の国債の信用度も下がってきています。
これからは投資コンサルタントの人々には申し訳ないけれど株価の安定は難しくなった来るでしょう。何故なら、物価が下がりはじめ、またデフレ時期に入る時に隆盛を誇ることになる新規参入の安売り店が異常な速さで店舗拡大をさせています。

 昔から不況に強い金といわれますが、ダイヤモンドはもっと強いのです。ただそれを手に入れることが至難の業といっても良いでしょう。いずれにしても人の人生は短いものです。将来の孫子の為にも時代の変化に惑わされないダイヤモンドを一考してもらいたいものです。
http://ameblo.jp/diamonrow

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