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2015年6月24日水曜日

本当に⁉

 最近オレオレ詐欺が大流行りという事で金融機関等でお年寄りにお声掛けをしているということを耳にします。それ自体だけで考えると良い事だなァと単純に思います。

 しかし、最近仕事がら高額の物をお求め頂くことが多いのですが、多くな場合現金でのお支払いになります。その際の事なのですが、ほとんどのお客様が怒り心頭状態でご来店をなさいます。

 『銀行がすごく失礼なのよ!』
という第一声をもう何度耳にしたことか。

 つまり、お金をおろす際に何に使うのかを、はじめどこに払うのか?振り込みではだめなのか等々ですが、ここまでの話であれば、まァ、仕方がないのかなと思います。

 しかし、娘さんが一緒だったり、40代のお客様にまでというは話になるとこれはもう何の目的なのかと疑います。カウンターで理由を話してそれをリポートされるのだそうです。

 娘さんと一緒だった方は土地代金を支払うためのん億円を引き下ろしだったそうですが、これに関しては振込手数料もバカにならないという事と現金が条件だったという事で下ろしに行ったそうですが、勿論外にはセキュリティーもいてです。その際に話をした後現金でカウンターの上に裸で出されたそうです。

 勿論お客様は怒り心頭で多くの人がいる中でそれなりの現金を裸で渡すなんてとんでもない。よからぬ輩がそれを見ていたらその後何が起こるかわからないじゃないかという事です。確かにそんな事をするなら何のためにその前にその前の質問があったんだという事になります。詐欺に合わなければ襲われても良いという事なのかといいたくなります。

 本来であれば別室でという事なのでしょうが、土地代金でローンを組む人やお金を借りる人はお客様なので応接間ですが、単順にお金をおろす人は客ではないという事です。

 『ちょっと待った‼』と言いたくなるのです。何故なら彼ら金融機関は人々から預かっているお金を運用し、利益、給料を稼いでいる訳で、ましてやずーっとそのお金を使わしてもらった、言わばお金を貸してくれていた人と考えるべきなのではないでしょうか?

 ましてや、その人々からお金をおろしたり送金するときに手数料まで取っているのであります。其れだけならまだしも、その際に警察官も呼ばれたそうです。

『私は犯罪者なの⁉』
と怒鳴りたかったそうです。

 確かにオレオレ詐欺を防ぐ算段は必要でしょう。しかし、無差別にお金をおろす人々皆に聞く必要があるのでしょうか?ましてやカウンターは一介のスタッフ(まして本社員ではないことが多い)です。そのスタッフが間違いない人間なのかどうかの保証はありません。そのスタッフが良からぬ事を考え、外の仲間に『今出ていった人は厳禁をいくらいくら持っているわよ』とでも言われたらオレオレ詐欺どころではない。

 本来であれば被害を受けたとしても本人のお金である意味自己責任でもある部分があります。だからといって見逃せという訳ではありません。しかし限度という事もあります。40代の女性にまでそれを訪ねる必要があるのかどうか?ましてや、本当に未然に防ぐつもりで行っているのかどうか?

 単純に金融庁や本部から言われているので行っているだけというのが明らかな行為をこちらは見ていなければなりません。先の40代の女性は
『ホストにつぎ込むんだけど。何か?』
と答えたそうです。あまりにも腹が立ったそうです。
先方は
『アッ、そうですか。』
といったまま唖然として手続きを行ったそうです。
『嘘ですよ。』
といったそうですが、その答えには興味がなさそうだったそうです。

 先月もお支払いに来たお客様があまりにも銀行がうるさいのでATMで10回に分けて10日間で下ろしたそうで、その間現金をお宅に置いておいてそうです。その際に同じ銀行のATMから下ろすと気が付かれるのでという事で手数料をわざわざ払って他の銀行のATMで下ろしていたそうです。

 聞こえの良い掛け声の陰で何かの都合で動いているような気もします。あまりにも
『本当に⁉』と思うことが多すぎます。

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