昨夜香港から帰宅をし、フっと展示会の事を振り返ると、今まで漠然としていた件がやはりという感じで起きていたような気がします。結論から言うと窃盗です。
多くの国際宝飾展の会場は事前登録等の審査の他に会場内での現金のやり取りは禁止されています。それは保険等の効かない状況になることも含め、出展者を含め好からぬ事件が起きない様、また仮に起きてもその状況に対応をするためです。
以前に書きましたが、日本や香港の展示会においてはぞの辺がルーズで危惧をしておりました。今回も毎日窃盗が起きており、香港のニュースとしても流れておりました。初日、2日目と続き3日
目の関しては会場内で窃盗団が6名ほど捕まっておりました。
多くの消費者が意外と自由に来場をしており勿論入場チェックはしておりますが、事前審査もないので極端な話、誰でも自由に出入りが出来るのです。3日目に関してはとうとう警察が来場者のチェックを行うといった異常事態です。
これらの問題は基本的には事前審査や特定多数の来場という事になっていますが、出展社もそこでの売り上げと現金が欲しい、主催者もその事で来場者数を上げられる。もっと言うならばどちらのサイドも即売会になり、出展希望も増え、多少の事にも目をつぶろうという事です。
結果何もなければ良いのですが今回のように数億規模での盗難や、品物のすり替え、万引きと多くなってくると、この噂を聞いて今後は益々多くなるでしょう。勿論保険はききません。出展者の中には勘違いをしているところも多く、現場での現金のやり取りを禁止であることやオープン展示での保険が効かない事を知らずにやっているところも多いようです。
勿論主催者は本来、ストップを掛けなければいけない立場で出展者の現状を気にしていても見て見ないふりをしています。主催者側と出展者側の業態の違いもあるのでしょう。片方はイベント業であり、本来であれば業界の発展的な物事を考える人々がやればよい事ですが、残念ながら業界にはそのノウハウがありません。
欧米諸国の場合は元々業界側やその関連の企業が業界の発展のためのイベントとして行っていますので、その辺は本筋を踏み外してはおりません。どちらにしてもその場が良ければ、その日のごはんが食えればといった発想なのでしょうが、これで良いのでしょうか。
腹をすかして眼の前のボタ餅があればすぐに手を出し食べてしまうのではいけないのではないでしょうか。何故腹を空かしていたのか?今後もすぐに食べれるのだろうか?果たしてこれを食べても良いのだろうか?等々考えることも必要で目先ではなく、あえて言うならば『今日のご飯を我慢しても、明日からちゃんとご飯を食べるようにしなければいけない。』これは当たり前のことです。
業界が今振るわないことは本来であれば考えられない事です。何故なら、株価も上がり一大金融ブームだからです。本来であれば一番潤う業界でなければいけないはずです。しかし、その場限りの売り方をしてきたために今の現状があります。
今売れれば多少のリスクがあってもしょうがないという事が展示会の出展社にもあるのでしょう。多少であれば良いのですが・・・・。今回も異常と思われるほどのセキュリティーを雇っていての事件です。もう少し将来を考えなければいけないし、他のまじめにやっている業者の足を引っ張ることはそろそろやめた方が良いのではと考える今回の出張でした。
http://ameblo.jp/diamonrow
多くの国際宝飾展の会場は事前登録等の審査の他に会場内での現金のやり取りは禁止されています。それは保険等の効かない状況になることも含め、出展者を含め好からぬ事件が起きない様、また仮に起きてもその状況に対応をするためです。
以前に書きましたが、日本や香港の展示会においてはぞの辺がルーズで危惧をしておりました。今回も毎日窃盗が起きており、香港のニュースとしても流れておりました。初日、2日目と続き3日
目の関しては会場内で窃盗団が6名ほど捕まっておりました。
多くの消費者が意外と自由に来場をしており勿論入場チェックはしておりますが、事前審査もないので極端な話、誰でも自由に出入りが出来るのです。3日目に関してはとうとう警察が来場者のチェックを行うといった異常事態です。
これらの問題は基本的には事前審査や特定多数の来場という事になっていますが、出展社もそこでの売り上げと現金が欲しい、主催者もその事で来場者数を上げられる。もっと言うならばどちらのサイドも即売会になり、出展希望も増え、多少の事にも目をつぶろうという事です。
結果何もなければ良いのですが今回のように数億規模での盗難や、品物のすり替え、万引きと多くなってくると、この噂を聞いて今後は益々多くなるでしょう。勿論保険はききません。出展者の中には勘違いをしているところも多く、現場での現金のやり取りを禁止であることやオープン展示での保険が効かない事を知らずにやっているところも多いようです。
勿論主催者は本来、ストップを掛けなければいけない立場で出展者の現状を気にしていても見て見ないふりをしています。主催者側と出展者側の業態の違いもあるのでしょう。片方はイベント業であり、本来であれば業界の発展的な物事を考える人々がやればよい事ですが、残念ながら業界にはそのノウハウがありません。
欧米諸国の場合は元々業界側やその関連の企業が業界の発展のためのイベントとして行っていますので、その辺は本筋を踏み外してはおりません。どちらにしてもその場が良ければ、その日のごはんが食えればといった発想なのでしょうが、これで良いのでしょうか。
腹をすかして眼の前のボタ餅があればすぐに手を出し食べてしまうのではいけないのではないでしょうか。何故腹を空かしていたのか?今後もすぐに食べれるのだろうか?果たしてこれを食べても良いのだろうか?等々考えることも必要で目先ではなく、あえて言うならば『今日のご飯を我慢しても、明日からちゃんとご飯を食べるようにしなければいけない。』これは当たり前のことです。
業界が今振るわないことは本来であれば考えられない事です。何故なら、株価も上がり一大金融ブームだからです。本来であれば一番潤う業界でなければいけないはずです。しかし、その場限りの売り方をしてきたために今の現状があります。
今売れれば多少のリスクがあってもしょうがないという事が展示会の出展社にもあるのでしょう。多少であれば良いのですが・・・・。今回も異常と思われるほどのセキュリティーを雇っていての事件です。もう少し将来を考えなければいけないし、他のまじめにやっている業者の足を引っ張ることはそろそろやめた方が良いのではと考える今回の出張でした。
http://ameblo.jp/diamonrow
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