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2015年6月21日日曜日

目くらまし⁉

 昨今の社会を見ていると、何が本質か解らなくなります。政治、社会、物、人物全てにおいて疑問に思うことが多いように感じます。

 最近の話題からすると、首相の安倍さんですが、何が行いたいのか理解に苦します。戦争をしない国を造りたいのか、何処から攻められても負けない国を造りたいのか、はたまた国際貢献をしたいのか、憲法を変えたいのか?

 何のために安保法案を成立させたいのか?マイナンバー制度は何のために?各論だけでいえば理由はあります。しかし、本質的な事は何なのかが解りにくいという気がします。

 当たり前のことですが本質的なところでいえば国と国民を守る為にという前提が無ければいけないとおもいますが、それであれば方法は別にもあります。マイナンバー制度にしても税制の平等化と税収アップ、勿論今までの縦割り行政を簡略化をするという事は解ります。しかし、本当に簡略化してお役人が減り、行政改革が行えるのか?これもまた疑問です。

 それぞれの各論でいえば、理解を求められやすいように感じますが、本当の狙いは何だという疑問を投げかけたくなるような曖昧さがあまりにも多いような気がします。どうもこれらの案件で他のものが目くらましを食らっているような気がするのは私だけでしょうか。

 沖縄の辺野古問題にしても本来は普天間基地の危険性は取り除く為にという事でしたが、本来は基地の県外移設が前提の話であったはずです。本来危険性除去のためだけであれば沖縄の他の米軍基地内にいくらでもスパースがあるはずだし、現実に終戦間もなくに使用をしていた滑走路が現在は使用されずに米軍基地内のある筈です。

 何故に辺野古に拘るのか?多くの軍事評論家ですら首をかしげています。米軍の東アジア戦略を考慮してという事を100%支持したとしてもおかしいのです。これも何か別の事からの目くらましに感じます。

 目くらましと言えば、最近のジュエリー事情になりますが、目くらましのような販売方法が気になります。基本的に本質的な物をもとめて、購入されるお客様と、デザインや華やかさを求めて購入されるお客様がいますが、それは個人の嗜好性ですから何とも言えません。

 しかし、華やかなものは誤魔化しが効くのは古今東西違いはありません。デザインや華やかなものであってもちゃんとした造りで、ちゃんとした素材を使っている分にはそうも感じないのですが、消費者にはその辺が解りにくいものです。しかし、それを理解している人々の多くはシンプルなものを指向する傾向にある様な気がします。

 TVのショッピングを見ていても以前は正味での価格訴求が多かったように思います。少なくても自身がやっていたTVショッピングにしても流通経路の短縮や買付技術により価格の訴求を行ってきました。現在は消費者が価値を計る手段に対してまやかしをしているよな気がします。

 真珠などは特に顕著ですが、決してオフィシャルではない基準を持って(それぞれの都合)決めた基準を如何にもオフィシャルな基準でいかにも素晴らしい真珠であるような言葉、特にT堂のTVショッピングは耳を疑うような説明がどんどん出てきます。プロであればプライドからいっても言わない様な説明ををどんどんします。聞けば聞くほど素人であることがよくわかります。

 いずれにしても何かが隠されているというふうに考えなければいけない社会を憂いてしまいます。シンプルに本質的なものを目指す世の中になれば良いと考えます。決してヘソが曲がっている方ではないと思っていますが・・・・。
http://ameblo.jp/diamonrow

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