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2014年8月22日金曜日

うれしい事⁉

 昨日、ご来店を頂いたお客様が
『昨夜、12時ですよ。妹から電話があり、「これからちょっと寄ってもいい?」っていうんですよ』
という事から始まり、お話の内容は
その後妹さんが訪問され、近くのいたのでちょっとお寄りになったとの事でした。

 『何しに来たと思いますか?』
と尋ねられ

『近くのついでではなかったんですか?』
と当方が言うと

『そうではなくて手を見るときらりと光るダイヤモンドの指輪をしているじゃあないですか。訊くと髙木さんのところから頂いた2カラットだというじゃないですか。それを見せに来たんじゃあないとは言ううですけど、明らかにそうなんですよね』

とお話が続き、
『以前もある宝石店さんを紹介して、気に入らなくしばらく不愉快は顔をしていたんですけど、今回もたまたま髙木さんのところを紹介していてどうなるか心配だったんですけど、デザインもダイヤモンドも物凄く気に入っているみたいで、その件でお礼に来たんですよ』
との事でした。

 やはり、このようなコメントが一番うれしいことですし、時々聞くことがあるのですがジュエリーを作ったんだけれどあまり気に入ってはいないとか、やり直してもらうにもお店から『良い出来だと思いますよ』と言われると言いにくいなどよく聞く言葉です。

 本来は、オリジナルで作る以上は絶対に気に入ったものでなくてはいけないし、そうなるようにお店も努力をしなければいけません。当方では時間が掛かることになっても途中で確認をしていただき、洋服でいえば仮縫いのようなこともやりますのでほとんどが気に入って頂いていると思います。

 場合によっては三か月ほどかかることも珍しくはありません。多くの宝石店さんは加工を下請けさんやメーカーさんに出し、更にそこから職人さんに渡りますので。何回も行ったり来たりすることは望みませんし、もし違った場合のリスクも背をわなければなりません。

 それゆえ多くの宝石店さんは加工を望まないこともありますし。職人さんが直接やっているようなお店でも、やはり宝石に関してはプロとは言えませんから、石合わせに難があったりすると造りで無理に合わせたりすることがあります。

 当方は石合わせをはじめ(ダイヤは専門ですから)ベース以外のところは極力自社で行っています。それゆえに他店さんよりもお褒めていただくことがあるのかなとも思います。

 
 おかげ様でほとんどのお客様にはご満足を頂いているようなのでジュエラー冥利に尽きます。しかし、基本は自身がデザインし創ることが好きだという事があるのでしょうし、スタッフも優秀な腕を持っている事が幸いだと思っています。

 これからも自身も含め、皆が『うれしい事』を追求したいと思っています。
 

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