G20が終わり、その後板門店でのトランプと金正恩の再開とこの一週間の政治ショーは今の世情を如何にも表しているようです。
安倍総理の思惑など何処へ行ったのかと思うような状況でした。彼の得意とした外交でも何の成果もなくロシアとも他の欧米諸国とも通り一遍の外交儀式で終わり、各国首脳も何しに来たのかわからない一方でトランプはとっとと板門店に行き、彼の得意な政治ショーの幕開けです。
しかし、これもメディアの責任に負うところが多いと感じます。G20のすぐ後とはいえ、それらのリポートもそこそこに板門店での再開に目を向けてしまうのは如何なものでしょうか?
俯瞰してみれば北朝鮮問題は世界の現状よりも重要なはずがありません。つまり、目先の目立つものだけを捉えて報道するというのは如何なものであろうかとか考えます。更にはトランプは明らかに安倍さんよりも金正恩との方が情が通じています。
国同士が戦争をしていてもお互いの大将を認め合うという事はよくあることです。トランプと金正恩は悪童という意味で情が通じているところがあります。つまり『悪党同士利用できるところは利用しようぜ。』というところでの計算がお互いに立つのでしょう。
今回のことは事前に組まれていおることは間違いがありません。しかし、お互いに急きょという芝居がかった形をとった方がより効果的だと双方ともに感じているのでしょう。つまり『悪童同士の感性のシンクロ』というのでしょうか。
しかし、問題は目先で起きることへのメディアの反応とその後の対応です。今回もG20のことはさておき殆どが悪童同士の再開の報道と解説です。
我々視聴者はメディアが報道することは必ずしも間違いではありませんがその報道の仕方によっては間違った判断をすることがあります。
先日も香港の件を書きましたが香港で起きていることは事実です。しかし、実際に起きている事よりも報道の仕方で視聴者は拡大解釈をすることはメディアの人間であれば誰しもが知っていることです。香港の場合行政府のある一部での出来事であり、それ以外の部分であればほとんど平常でした。
また、私がよく訪問をするイスラエルに関しても世界中のメディアがネガティブキャンペーンを行っているのではないかと思うくらいに多くの人々は危険な国だと思っています。しかし、長年私自身が訪イをしていて確かに一部ではいさかいが起きていることも事実です。しかし、多くの人が8割と思っていることは1割前後の事です。勿論全てではありませんが・・・。
これらの要因の殆どがメディアが流した画面を見た結果です。人々は目に映るものを信じてしまう傾向があります。私自身も以前はそうでしたが学生として米国にいたころTVもなく生活をしていた時に友人から日本で革命が起きたと伝えられびっくりしたことがあります。それは成田闘争の真っ最中の画像でした。勿論それは一部の地区で起きていることは知っていますのでびっくりはしませんでしたが実情を知らない人が画面から見る情景は革命そのものなのです。
メディアは確かに皆の眼でもありますが目に映るものが全てではないという事も肝に銘じる必要はあるのです。
https://ameblo.jp/diamonrow
安倍総理の思惑など何処へ行ったのかと思うような状況でした。彼の得意とした外交でも何の成果もなくロシアとも他の欧米諸国とも通り一遍の外交儀式で終わり、各国首脳も何しに来たのかわからない一方でトランプはとっとと板門店に行き、彼の得意な政治ショーの幕開けです。
しかし、これもメディアの責任に負うところが多いと感じます。G20のすぐ後とはいえ、それらのリポートもそこそこに板門店での再開に目を向けてしまうのは如何なものでしょうか?
俯瞰してみれば北朝鮮問題は世界の現状よりも重要なはずがありません。つまり、目先の目立つものだけを捉えて報道するというのは如何なものであろうかとか考えます。更にはトランプは明らかに安倍さんよりも金正恩との方が情が通じています。
国同士が戦争をしていてもお互いの大将を認め合うという事はよくあることです。トランプと金正恩は悪童という意味で情が通じているところがあります。つまり『悪党同士利用できるところは利用しようぜ。』というところでの計算がお互いに立つのでしょう。
今回のことは事前に組まれていおることは間違いがありません。しかし、お互いに急きょという芝居がかった形をとった方がより効果的だと双方ともに感じているのでしょう。つまり『悪童同士の感性のシンクロ』というのでしょうか。
しかし、問題は目先で起きることへのメディアの反応とその後の対応です。今回もG20のことはさておき殆どが悪童同士の再開の報道と解説です。
我々視聴者はメディアが報道することは必ずしも間違いではありませんがその報道の仕方によっては間違った判断をすることがあります。
先日も香港の件を書きましたが香港で起きていることは事実です。しかし、実際に起きている事よりも報道の仕方で視聴者は拡大解釈をすることはメディアの人間であれば誰しもが知っていることです。香港の場合行政府のある一部での出来事であり、それ以外の部分であればほとんど平常でした。
また、私がよく訪問をするイスラエルに関しても世界中のメディアがネガティブキャンペーンを行っているのではないかと思うくらいに多くの人々は危険な国だと思っています。しかし、長年私自身が訪イをしていて確かに一部ではいさかいが起きていることも事実です。しかし、多くの人が8割と思っていることは1割前後の事です。勿論全てではありませんが・・・。
これらの要因の殆どがメディアが流した画面を見た結果です。人々は目に映るものを信じてしまう傾向があります。私自身も以前はそうでしたが学生として米国にいたころTVもなく生活をしていた時に友人から日本で革命が起きたと伝えられびっくりしたことがあります。それは成田闘争の真っ最中の画像でした。勿論それは一部の地区で起きていることは知っていますのでびっくりはしませんでしたが実情を知らない人が画面から見る情景は革命そのものなのです。
メディアは確かに皆の眼でもありますが目に映るものが全てではないという事も肝に銘じる必要はあるのです。
https://ameblo.jp/diamonrow
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