そもそも宝飾品と装飾品はどう違うのかという事ですが,単純にジュエリーとアクセサリーはどう違うのかという事です。
装飾品の事を英語でオーナメントとかアクセサリーという言い方をするのですが、現在では装飾品をジュエリーという言い方をしたりすることに誤解があるように感じます。
本来宝飾品というものは実用品の延長であり、装飾品というものはファッションであったり、インテリアなどの趣味嗜好品で決して実用品ではありません。
ここまで聞くと逆のような気がしますが、実際に例を上げるとブローチなどは古代北欧民族の防寒用毛皮や厚手の毛布を留めるピンが発祥と言われています。つまり現代で言えばボタン替わりであり、動物の骨だった小枝だったり、少し進化をして鉄や銅を使用して造られていました。
それが地位や権力がはっきりしてくるとそこに貴金属や宝石をちりばめたものを使用するようになりそれがやがて宝飾品となってきたのです。またネックレスにしても中世の貴族が自らの家臣たちに配下である印として襟に施した家紋等の延長に勲章であったり、ネックレスとして進化をしたものです。現在においても皇室や王室の行事の時にその原型に近いネックレス型の勲章を見る事が出来ます。勿論、指輪においても古代ローマの印章等が源流にあります。
一方、装飾品はというと実用性よりも装飾そのままに趣味嗜好のままの物であり、そこには実用性が存在する必要もないのですが現代においてはそこに一部の実用性が含まれることがあります。キーホルダー等が良い例でしょう。
それでは現代のようにネックレス、イヤリング、指輪等の装飾品が存在をする時代においてはどのように考えるのが良いのかという事になりますが、私見として経験上、貴金属宝石等を使用しているものをジュエリー、それ以外の物をアクセサリー。つまり、宝飾品と装飾品として分けることが明確ではないのかなと思います。勿論宝石とはその条件を満たしている貴石の事です。
現代においても資産性とか換金性や耐久性といった実用性はやはり宝飾品に関してはあるわけですが装飾品に関してよほどの芸術性でもない限りは換金性も実用性もありません。
宝飾業界がプライドをもってちゃんとした宝飾品を販売する限りはこの業界がなくなることはありません。それは業界人が宝飾品の価値を守り、その定義を確立することこそが重要なのだと思います。
儲けれればよいという考え方は本来の宝飾品考え方とは異とします。何故ならそれを守っていれば利益というものは自然に生まれてくるのです。その場の儲け主義に走り宝飾品の価値を切り売りすることは結局自らの命を絶つことに等しい訳です。
ただし、その前提として宝石というもの理解しているかしていないのかでも変わりますが、多くの人々は宝石を理解しているからこそその傘の下でその場の利益を追ってしまったのでしょう。それは自戒の念を込めての事ですが・・。
https://ameblo.jp/diamonrow
装飾品の事を英語でオーナメントとかアクセサリーという言い方をするのですが、現在では装飾品をジュエリーという言い方をしたりすることに誤解があるように感じます。
本来宝飾品というものは実用品の延長であり、装飾品というものはファッションであったり、インテリアなどの趣味嗜好品で決して実用品ではありません。
ここまで聞くと逆のような気がしますが、実際に例を上げるとブローチなどは古代北欧民族の防寒用毛皮や厚手の毛布を留めるピンが発祥と言われています。つまり現代で言えばボタン替わりであり、動物の骨だった小枝だったり、少し進化をして鉄や銅を使用して造られていました。
それが地位や権力がはっきりしてくるとそこに貴金属や宝石をちりばめたものを使用するようになりそれがやがて宝飾品となってきたのです。またネックレスにしても中世の貴族が自らの家臣たちに配下である印として襟に施した家紋等の延長に勲章であったり、ネックレスとして進化をしたものです。現在においても皇室や王室の行事の時にその原型に近いネックレス型の勲章を見る事が出来ます。勿論、指輪においても古代ローマの印章等が源流にあります。
一方、装飾品はというと実用性よりも装飾そのままに趣味嗜好のままの物であり、そこには実用性が存在する必要もないのですが現代においてはそこに一部の実用性が含まれることがあります。キーホルダー等が良い例でしょう。
それでは現代のようにネックレス、イヤリング、指輪等の装飾品が存在をする時代においてはどのように考えるのが良いのかという事になりますが、私見として経験上、貴金属宝石等を使用しているものをジュエリー、それ以外の物をアクセサリー。つまり、宝飾品と装飾品として分けることが明確ではないのかなと思います。勿論宝石とはその条件を満たしている貴石の事です。
現代においても資産性とか換金性や耐久性といった実用性はやはり宝飾品に関してはあるわけですが装飾品に関してよほどの芸術性でもない限りは換金性も実用性もありません。
宝飾業界がプライドをもってちゃんとした宝飾品を販売する限りはこの業界がなくなることはありません。それは業界人が宝飾品の価値を守り、その定義を確立することこそが重要なのだと思います。
儲けれればよいという考え方は本来の宝飾品考え方とは異とします。何故ならそれを守っていれば利益というものは自然に生まれてくるのです。その場の儲け主義に走り宝飾品の価値を切り売りすることは結局自らの命を絶つことに等しい訳です。
ただし、その前提として宝石というもの理解しているかしていないのかでも変わりますが、多くの人々は宝石を理解しているからこそその傘の下でその場の利益を追ってしまったのでしょう。それは自戒の念を込めての事ですが・・。
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