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2018年1月12日金曜日

外交⁉

 中国にしてもお隣の韓国にしても自分を中心に物事を考えるというのは外交の基本であることをいつも感じざるを得ません。

 昨日の中国軍艦と潜水艦の日本の接続水域に侵入したことに関しても菅官房長官が遺憾の意を表明したのにもかかわらず、中国外交部は日本政府の姿勢に対して『日本はイタズラにトラブルの要因を創りだそうとしている。』と述べた訳ですが、いつもうまい切り返しをするなあと感心してしまいます。

 韓国の慰安婦の合意問題にしても国対国の合意問題に対し評論家のように自らの政府が合意したことに対して『決して慰安婦問題を解決するような内容ではない。』と評価をし、自国の決定ではなかったかのように論評しています。

 これらの問題に対し日本の政府は大人の対応がごとく気を使った遠回しなコメントを出していきます。それこそ我が国の領土や面子の問題であるにもかかわらずです。

 まずは自らの主張がありきで、それから落としどころを測るのであれば納得も行くのですが、これらの外交には外務省の都合が関わっているといわれることがあります。それは、外交官がそれぞれの国に良い顔をしたいという事ともめ事をとにかく起こさずに任期を務めたいという個々の理由から政治家に対するアドバイスを行っているといわれています。

 日本の外交官は何処の国に駐在しても贅沢な大使館を建て現地の人気取りだけを行っているという事は以前に聞いたことがあります。ロシアでの大使館にとてつもない外交官用のプールを作らせたり、ワシントンではとてつもない大きさのワインセラーを創り、とてつもない価格のワインを大量に貯蔵していたことはニュースでも取り上げられました。

 外交はある意味喧嘩でもあります。中国に対しては最初に日本側が『トラブルが起きるようなことをするな。』と断言し、韓国には日本の関知しない内政問題であり、前政権のやったことだというなら、日本側も戦時中の政府がやったことだから現政府は関知しないといえばよいだけのことです。

 余りにも相手側の懐で対応する日本政府に対しては心もとなさを感じ、さらに現地の外交官はうまくやることも大事であるが、国民の大事な税金であるがゆえに自らの役割をきっちりと果してもらいたいものです。
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