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2018年1月7日日曜日

何故にダイアモンドなのか⁉

 松の内が開けようとしている昨日に星野楽天前監督の訃報も入り慌ただしい日曜日となりました。大発会での株の高値やNYでのダウの高値更新と一見景気の良さそうな正月明けのような気もしますが、果たしてどうなのでしょう?

 日本の株価は以前から書いていますが日銀やGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)の資金が50兆円以上入ってのものですからこれらは差し引かなければなりませんし、ダウにしてもトランプアメリカ大統領政策や彼の経済政策ブレーンを見れば当然のことでしょう。

 果たしてこの数字は以前にも書きましたがそのままとってよいのでしょうか?

 世界は植民地政策が終わり、東西冷戦が終わりアメリカ資本主義が経済植民地化の様相を呈し、賃金の安い国に投資をし、利益の殆どを先進国へと運び、それらの世界の工場になっていた中国の台頭し、アメリカ型資本主義経済が終わると今度は金融資本主義へと移行し、格差がさらに大きくなってきました。

 その結果グローバル化は悪い面を多く見せ始めてきました。人種、宗教、文化、国の対立がそれです。一部の階層が潤い、その他の階層が貧困にうごめき、それがテロを生み、更には内戦、国と国との争いと言いはじめると限がありません。

 ネットを通したグローバル化は国境を越え、同じ思想も持った者たちがSNS等を通してつながりあい、更には右傾化と称した原理主義の台頭をゆるしました。米国のトランプ政権の誕生はそれに更なる拍車をかけ、開戦前夜の様相を演出し、軍需産業やそれらの関係企業の株価を押し上げ、日本の安倍政権もそれに加担をし、さらに金融市場の株価を押し上げるといった状況です。

 現在の金融経済はAIが主導をし、すでに人間のレベルの速さや目論見が追いついていかないような中でこのまま頭でっかちの金融資本主義経済が続くようであれば実態と更なるギャップが生じ、あっという間に世界恐慌を迎えるjことになるでしょう。

 1929年に迎えた世界恐慌は近代経済の負の見本だったはずです。世界の経済がつながったために一斉に世界の経済をズタズタにし、昨日まで普通に生活をしていた人々がどこかの経済の歯車の組み合わせが狂ったためにあっという間に食べることさえできなくなったのです。

 要因はアメリカでの仮想ギャンブル的な投資熱の崩壊がその原因だったはずです。製造業も現物市場も堅調だったにもかかわらずです。その頃ダイヤモンドのシンジケートであったデ・ビアス社もダイヤモンドを扱っていながらその波にのまれ倒産という事になったわけです。

 そのシンジケートを買取引き継いだのが地金現物業者であったA、オッペンハイマーです。彼はいち早くダイヤモンドをコントロールし、現物の強さを見せつけて見せたのです。長くなりましたがそれ故にダイヤモンドなのです。
http://diamond-exchange.jp/
https://ameblo.jp/diamonrow
 

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