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2016年10月8日土曜日

宝石を求めて⁉

 最近の宝石業界を見ていて単純に考えることがあります。

実用品ではない。
必需品ではない。
飾るだけならアクセサリーで良い。
見栄だけなら車でも家電でも何でもある。
等々を考えると宝石の存在って何だろう?

その価値は誰が生み出し、誰が守ってきたのだろう。

いずれにしてもその答えは人間自身であることは間違いがないでしょう。
ましてや古代から実用品でもなければ必需品でもなかったものでした。

 そこに価値を創造してきたのはなぜだろう?

 古くから人類には化身願望があり、それは身を守るためだったり、自分をより大きく見せるためだったり、相手を威嚇したり、羨望の印として身に纏ってきたものが宝石です。

 その為にもその価値は皆に知らしめられたものでなくてはなりません。そうして想像されてきた価値が何千年と積み重なれ近代になっていると思っているのです。

 現代においてはその積み重なれてきた価値を利用し、さらにはその価値を食いつぶすようなビジネスが横行し、そしてドンドンその価値を損なってきました。その結果、宝飾業界の盟主であっても身が朽ち果てる結果となるのでしょう。

 価値があるから時々の値引きも生きるのです。価値の無いものと思われたものはいくら安売りをしても売れるわけではありません。

 それでは今後宝石は誰が価値を高め、さらに高めていくのでしょうか?

 宝石は人類においてのその役割を終えようとしているのでしょうか?

 宝石は今後どうあるべきなのでしょうか?

 タコが自分の足を食べるような状態の宝飾業界はどうなっていくのでしょうか?

その序曲が聞こえてくる今日この頃です。

http://diamond-exchange.jp
 http://ameblo.jp/diamonrow

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