ページビューの合計

2016年7月8日金曜日

選挙⁉

 ここの所選挙年齢も下がり、TVにおいても『18歳の主張』的な特集も多くなってきています。しかし、多くの若者たちは選挙の意味の付いてよく理解が難しい様であります。

 自分の一票ぐらいで何かが変わることは考えにくいと思っている人々も多くいることも事実でしょう。実際にはどうかと言うと今回の英国のEU加盟離脱でもわかるように一つのブームというか波は起きてくると現実には一票に思わぬ意味が出てきます。

 自分がいま発想することは他にも誰か同じように発想する人がいる訳で、実はその『たったの一票』には背景に何百、何千という票が隠れている訳です。

 例えば有名な小泉内閣の『郵政選挙』も当時の自民党に不満を抱いていた人たちの一票がうねりとなって旧体質の国会議員を多く落選させたことは有名です。その副作用として小泉チルドレンなる怪しげな議員が増えたことも事実ですが実際にはかなりの部分に変化を及ぼしました。

 まここ数回の選挙では反自民、反民主なる人々が投じた共産党への投票が日本共産党を躍進させたことも記憶に新しいです。これは共産党への支持というより既存政党への不満という事になるのでしょう。政権を担うほどではないけれど反体制勢力の規模が大きい方が良いと考える人々が投じた一票が実は共産党を躍進させたという事でしょう。

 現実にも共産党というのはまともな事を言っているし、政党助成金ももらってはいないで成り立っているし、以前ほどのイディオロギー全面という事もない。ただ本気で政権を取るつもりもないようで共産党の看板を掛け変えようとはしないというのが時代遅れというかもう一つのところでしょう。

 つまり、意味のない一票というのはないのであり、自分が思っている事は他の人も思っているので行動に起こすと何かが変わるという事を知ってほしいと思います。その上で若者には是非投票に行ってほしいものです。

 先日の展示会でも若いご夫婦とお話しをする機会があったのですが彼らはダイヤモンドの話の中で
 『どうなるかわからない年金をあてにするよりダイヤモンドを少しづつ買い手めていた方が良いかもしれない。』
と御主人が言っていました。ダイヤモンドを商っている立場からするとありがたいのですが私が
 『年金は払っていた方が良いですよ。私が若い頃から将来年金はもらえなくなるという話はありましたが現実に今は周りにもらっている人がいます。』
と言うと
 『でも今後はどうなんですかね?』
と再度訪ねてきたので
 『今後二十年後には現在65歳以上の半分とそれ以外の環境を考えると今財務省が提示している脅しのような一人で何人もの年寄りを支えるなんてことはないでしょう。』
と説明をし、
 昔から大蔵省、財務省とその時のお金が欲しばかりに色々な不安を煽り、税金を少しでも集めようとするのは常套手段です。税金が集まらないと自分たちの存在意義がなくなる訳ですから集めて使うという昔からの方法を変えなくてはならない等々のお話をすると
『なるほど、』
といった様子でしたが本当に変わることは民衆の力でしかありません。

 ぜひ選挙に行って支持政党が無くても良いですから、最低反与党的な気持ちでも良いのです。政府を一人歩きさせないようにすることだけは出来ます。

 投票に行きましょう。

0 件のコメント:

コメントを投稿