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2016年7月12日火曜日

ダイヤモンド相場⁉

 参院選挙が終わり、色々と結果を見ると新有権者である18,19歳の投票率は45%程度と二人に一人の率さえも割ってしまっているのが嘆かわしいと感じています。世界の若者から見ると政治に無関心なのはわかっていたとはいえ寂しさを感じます。

 自分たちの将来に不安はないのか、もしくはその意味さえ理解をしていないのかと思うとこれからの世代について関心を持つ必要もないのかとさえ思ってしまいます。

 一方、都知事選がいよいよ始まる訳ですが、自民党が出したお達しは『党が公認もしくは推薦をした候補以外の応援等をした者(親族等も含む)は除籍、もしくは罰則の対象とする』と言った驚くような内容でもあります。

 まともな神経の政治家がこれを考え、それが与党であり今回の選挙に勝利したのかと思うと空恐ろしささえ感じます。政治的信条、信教の自由は自由主義社会の根幹でもあります。ましてや(親族等)もという事は自民党員の家族は他の候補者を応援してはいけないのかという事にもなりますから、こんな愚かな人間たちが政治をやっているのだから若者が政治に無関心になっても仕方がないとさえ思ってしまいます。

 現在の資本主義やそれを利用してきた今の政治というものは自由主義を基本としているものでもあります。ここまで進んできた資本主義というものに疑問はありますが、自由主義をベースとした考え方はある意味自分の利益を追求する自由を持っている訳ですから現代のような資本主義が横行することは致し方がないものでもあります。

 ただ、自由主義をベースとした資本主義というものはそのリスクと反動というものも同時に併せ持っています。

 一つの例として資本主義の典型とも思われたダイヤモンドのシンジケートの一方的支配はある意味自由主義の世界では受け入れられずに現在では複数の鉱山会社がダイヤモンドの原石の供給を行っています。その為にダイヤモンドの価格は市場原理にのっとり相場での価格決定が行われるようになりました。

 現在は需要の低い1ct以下のところの価格が弱含みで、以前では考えられない様相を呈しています。また国によってもその強弱は違っています。まさに市場原理ですが、このところ変わった現象も起きています。

 10ctsD,IF等の大粒良質品の価格に下落が見られます。全体が落ちてきたかと言うとそうでもなくVSクラス、SIクラスに関しては依然として強含みというか需要価格となっています。これは行き過ぎた投資的需要が減り価格調整段階に入っている事を意味しているのでしょう。

 一方、実質的需要であるVS,SIクラスに関しては以前価格を維持しているところを考えるとやはり一部の富裕層は積極的購入をしていることも伺せられます。過去では考えられなかったダイヤモンドの相場は間違いなく、自由主義を根幹とした価格形成を行っているという事でしょう。

 成熟し始めたダイヤモンドの相場とは違い、日本の政治の未熟さを解消するためにも若者には今度の都知事選には積極的に参加をしてもらいたいものです。

http://diamond-exchange.jp
ダイヤモンド価格相場
http://www.ameba.jp/diamonrow/

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