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2014年7月29日火曜日

ダイヤモンドの価格の値動き⁉

 ここ数年ダイヤモンドの価格の値動きは大粒を中心に動いてきましたが、ここ数か月においてはむしろ0.3ct~0.5ctの価格の上昇がみられます。以前にも書きましたがこの辺の値動きは経済状況によりますので目立った上昇は見られないものなのですが、中国の影響もあり、ここ数か月は1%前後の上昇がみられます。

 国内的にもリサイクル供給が一段落したせいか価格に落ち着きが戻ってきました。全体的には国内状況としては小粒石のところは将来的に需要が大きく伸びることは考えにくいのですが、海外の需要が価格全体を引っ張っています。

 大粒に関しては全体的に落ち着きを取り戻したというよりは全体的に供給する側の品物が薄くなってきたという事と現時点ではサマーバケーションの前という事もあり供給は一休みといったところでしょう。

 現状、国内需要に関しては決して悪い状況ではないので秋から冬にかけての需要が増すことも考えられることと欧米のクリスマスシーズンに入ることも考えると価格はやや強含みになるでしょう。

 また、年末にかけては現在の高額帯市場が活発化する事も考えられるので高額帯の品不足はより一層強まり、需要に供給がついていけない状態になり、品物の確保がより難しくなるでしょう。つまり、品物を手に入れたところの一人勝ち的な要素がより一層強まるような気がします。

 一見、この状況だけをみれば市場は良さそうに見えますが、一般的市場は現状の売り方をしている限りは難しい状況に益々はまっていくことが考えられます。購入可能な方はまだまだいらっしゃると思いますが、価値を見出してもらうような売り方をしない限りは市場としても先細りになることは間違いがありません。

 ダイヤモンドという商品は大粒、小粒によって意味も価値も違いますが、そこに存在し、販売側のスタイルにより価値を減らしめることもできます。しかし、風は明らかに追い風ですからどのように対処するかにより今後の売り上げも決まるでしょう。

また、その売り方次第では今後のダイヤモンドの値動きに大きな影響を与えると思います。日本のマーケットにはそれぐらいの影響力がまだまだ残っています。

 現状、まだ世界大3位のダイヤモンド消費国であること忘れないでください。売り方が正しければまだまだ売れることは現状が示しています。今不参加の方達の参加をお待ちしています。

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