今日はクリスマス・イブです。皆さんもパーティーだったり、教会でのミサだったりと色々なクリスマス・イブを予定、または予定がないという方もいて様々だと思います。
イブという言葉は《前夜》という意味ですが、昨今ではクリスマス以外でも使う事が多くなってきていますよね。前夜という言葉は何かワクワクさせる響きと厳粛な感じと不思議な感じをさせてくれます。(私だけかもしれませんが)
昨今は、不景気も重なり業界的にもあまりよい話は聞きませんが、ある知人がこのように言っていました。
『日本では本当の意味でのダイヤモンドビジネスは育たないと思っていたけれど、最近の景気のおかげでそうでもないかもしれないと思っているんだよね』
この知人とは私の師匠でもあり、日本で初めて海外でGIA(米国宝石学会)とFGA(英国宝石学会)の資格を取得された方でダイヤモンドに関しては本来の見識をお持ちの方と思っています。
彼はシンジケートとGIAがある間はダイヤモンドビジネスに将来はないと断言をして30年ほど前にこの業界を去りましたが、数年前から再びこのビジネスに従事をするようになったそうです。
確かに、私も約40年もの間携わってきたビジネスですがここ30年ほどのこの業種はひどいものでした。ミレニアムダイヤモンドを始め、シンジケートの悪行を始め、鑑定機関のかき回しとおよそダイヤモンドを利用した悪態が、一部の経験のない業者を翻弄し続けて来ました。
最近ではシンジケートの関与も20%程度と多業者がダイヤモンドを供給する比率も多くなり。より公平な価格が設定されるようになりました。この結果、市場が価格を決めるので誰かの一方的なコントロールの側面がなくなり、公明になってきました。
勿論、グレードを始め第三者が関与することによりその差というものはまだまだありますが、それは判断する人間のプロとしての見識が多くの要素となる訳です。その結果、ダイヤモンドは財産保全の一環としての側面を持ち、この事が新たなビジネスの場面を用意してくれるという事になるのです。
私の知人もそこに目を付け、既に数人の資産家を相手にそのビジネスを始めているとのことです。
一方で、それとは真逆のダイヤモンドビジネスとして情緒的ビジネスも小売面では展開をされはじめて来ているような気がします。これはダイヤモンドの事をどれだけ知っているかという条件が付きますが、ダイヤモンドの本来の特性を表現できる手法と知識が小売りを変えていきます。
4Cをのグレード表示に頼った売り方は必ずしも、ダイヤモンドを表わしている訳ではない事は以前から申してきていますが、それ以前にここ1,2年の展示会を始め小売りのセミナーや講演で気がつく事があります。それは、取り扱っている人々が必ずしもダイヤモンドを好きではないという事です。
勿論それは本来のダイヤモンドを知らないからにほかなりません。そんな訳ですからダイヤモンドを売る事が難しくなってくる訳です。そんな中、必ずしも4Cに頼らずに販売を心がけている人たちが現れてきたのです。最初はびっくりしましたが、現状の売る事の難しさから勉強することにより得た結論がグレードに頼らない販売方法のようです。
いずれにしても、何かが変わり始めています。前記した二つの要因のロジックがはっきりしてくることにより、新たなダイヤモンドビジネスが生まれてくるような予感がします。
そう、《前夜》の感じが今しているのです。楽しみです。
イブという言葉は《前夜》という意味ですが、昨今ではクリスマス以外でも使う事が多くなってきていますよね。前夜という言葉は何かワクワクさせる響きと厳粛な感じと不思議な感じをさせてくれます。(私だけかもしれませんが)
昨今は、不景気も重なり業界的にもあまりよい話は聞きませんが、ある知人がこのように言っていました。
『日本では本当の意味でのダイヤモンドビジネスは育たないと思っていたけれど、最近の景気のおかげでそうでもないかもしれないと思っているんだよね』
この知人とは私の師匠でもあり、日本で初めて海外でGIA(米国宝石学会)とFGA(英国宝石学会)の資格を取得された方でダイヤモンドに関しては本来の見識をお持ちの方と思っています。
彼はシンジケートとGIAがある間はダイヤモンドビジネスに将来はないと断言をして30年ほど前にこの業界を去りましたが、数年前から再びこのビジネスに従事をするようになったそうです。
確かに、私も約40年もの間携わってきたビジネスですがここ30年ほどのこの業種はひどいものでした。ミレニアムダイヤモンドを始め、シンジケートの悪行を始め、鑑定機関のかき回しとおよそダイヤモンドを利用した悪態が、一部の経験のない業者を翻弄し続けて来ました。
最近ではシンジケートの関与も20%程度と多業者がダイヤモンドを供給する比率も多くなり。より公平な価格が設定されるようになりました。この結果、市場が価格を決めるので誰かの一方的なコントロールの側面がなくなり、公明になってきました。
勿論、グレードを始め第三者が関与することによりその差というものはまだまだありますが、それは判断する人間のプロとしての見識が多くの要素となる訳です。その結果、ダイヤモンドは財産保全の一環としての側面を持ち、この事が新たなビジネスの場面を用意してくれるという事になるのです。
私の知人もそこに目を付け、既に数人の資産家を相手にそのビジネスを始めているとのことです。
一方で、それとは真逆のダイヤモンドビジネスとして情緒的ビジネスも小売面では展開をされはじめて来ているような気がします。これはダイヤモンドの事をどれだけ知っているかという条件が付きますが、ダイヤモンドの本来の特性を表現できる手法と知識が小売りを変えていきます。
4Cをのグレード表示に頼った売り方は必ずしも、ダイヤモンドを表わしている訳ではない事は以前から申してきていますが、それ以前にここ1,2年の展示会を始め小売りのセミナーや講演で気がつく事があります。それは、取り扱っている人々が必ずしもダイヤモンドを好きではないという事です。
勿論それは本来のダイヤモンドを知らないからにほかなりません。そんな訳ですからダイヤモンドを売る事が難しくなってくる訳です。そんな中、必ずしも4Cに頼らずに販売を心がけている人たちが現れてきたのです。最初はびっくりしましたが、現状の売る事の難しさから勉強することにより得た結論がグレードに頼らない販売方法のようです。
いずれにしても、何かが変わり始めています。前記した二つの要因のロジックがはっきりしてくることにより、新たなダイヤモンドビジネスが生まれてくるような予感がします。
そう、《前夜》の感じが今しているのです。楽しみです。
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