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2012年11月27日火曜日

ダイヤモンドの競売!?

 先日来話題になっていた国税局の競売のダイヤモンドが落札されました。話題の7.5ctsは最高品質という事で約7500万円、12ctsは約9500万円と妥当なところで落札をされたと思います。

 今回の7.5ctsはラウンドブリリアントで12ctsの方は多分エメラルドカット型のリリーカットのようにも見えます。

 大事なことは競売の価格が一般的に業界などの出回る金融価格より高額であったという事です。これはいかに業界内の取引が不健全で妥当性のない物であるかという事の象徴でもあります。

 本来、ダイヤモンドはデフレは似合いません。決して大量にある物でも、生産できるものでもないからです。大量生産の出来るものや需要のない物は価格下落はある意味では自然ですが、生産できないものや需要の多い物を何故安売りをするのか理解に苦しみます。それは売る努力より換金する事の方が楽であり、量を回そうとする理かなわない方法が横行しているからです。

 今回の競売に出されたダイヤモンドの持ち主は幾らで元々手に入れたものなのかは解りませんが、少なくとも最近のものではない事は差押えになった事を考えれば理解できます。どの様な経緯で手に入れたのかは解りませんが脱税の代償と考えると理解に苦しみますが、滞納という事であれば最も良い換金方法だったような気がします。

 なぜなら、私が10年ほど前に12ctsの最高品質のダイヤモンドを販売した時には百貨店を通して1億円で販売された物が現在のオークション相場では約1億4~5千万であります。その事を考えるとどの様な流通で手に入れたかは解りませんが換金率としては上なのかなと考えます。

 大量にない物に相場という言葉が当てはまっているとは思いませんが、今回の落札額はあらためて妥当なもので手に入れた御仁もそれなりもメリットを手にするでしょう。

 このような例が沢山世の中に出回る事が良いかどうかは別として、ダイヤモンドの財産性が世に広く知り渡る事は時間がかかりましたが良い事だと考えます。

 また、実際には世界の多くのお金もちと言われる人々はダイヤモンドで蓄財をしている事も少しは理解をしてもらえるのかなと感じております。

 どうでしょう?ただの紙屑になる物への投資はそろそろやめてみてはどうでしょうか。

 

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