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2012年11月2日金曜日

ダイヤモンドをお金に換える!?

 最近の買取ブームもあり、ここ5年間で数兆円のジュエリーが換金をされましたが、多くは地金の金額によるものです。しかし、この中で地金の次に換金率が高かったのがダイヤモンドです。
 
 おおよその見当ではありますが5千億円を超えるダイヤモンドが換金をされていると考えられています。つまり,ダイヤモンドはお金に変わったのです。

 多くの人々の考えの中には矛盾があり、
『ダイヤモンドは財産にならないわよ』といった言葉ですが、実際にはいくらで売る事が出来るのかを気にしている方がいるのも事実です。

 ダイヤモンドにはいつも述べている通り、

  1.ジュエリーの素材としてのダイヤモンド
  2.宝石としてのダイヤモンド
  3.光学素材としてのダイヤモンド

としての役割を持っていますが、この中で最も換金率が高く価値を損なわれないのは光学素材としてのダイヤモンドです。これはプロの中でのビジネスとしての取扱いになりますから一般の方には縁がないもので、取扱金額としては大きくなりますが利益率を多く望む事は出来ません。

 宝石としてのダイヤモンドこれは何を指すのかというと一定の大きさを超え希少性が高い物という事になりますが、これはオークションにかかるレベルを必ずしも指してはいません。

 この宝石としてのダイヤモンドは一定の期間保持する事により間違いなく、財産保全を目的とした換金をする事が出来ると思います。もちろんそれにはいくつかの条件があります。

 1. 為替差益損前提とはしない。(ドル相場を前提とします)

 2. 2~5ctsのものは品質も条件とする。

 3. なるべく大きなサイズを選ぶ(美観を前提とする)

 4. 特殊な色のものを選ぶ。

 5. オーソドックスな形を選択する。

 6. 米国宝石学会のレポートを重視する。

 以上のような条件を前提に考えて頂けば、過去の歴史をを振り返っても損失を起こした例はありません。ただし、其々の販売ルートにおける利益比率は除きます。

 また、ジュエリーの素材としてのダイヤモンドにおいても最近の例をみると換金率は非常に高く、いい加減な買取業者ではなく、ちゃんとしたところで換金を行えばそれなりの換金率になると思います。

  前記の条件がある程度当てはまっていたならば流通の利益が入っていたとして物によっては購入時よりも高額で販売することも可能です。

 如何に輸入に近いところで購入するかにもよりますが、財産の保全という意味では間違いなく株や有価証券よりも安全で率も良いのではと言えます。ただし、ダイヤモンドはお金を持っているからといってこれらの購入が簡単な訳でもありません。現在ではそれらのものを手に入れる事が難しいので、その辺はご了解を・・・。

 これらは、いつも書いている『心の価値』とは一致しないように勘違いをされると困りますが『心の価値』を前提としてこのような側面もダイヤモンドにはあるという事です。
 
 

 

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