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2018年2月28日水曜日

情報⁉

 最近やたら気になるのが平昌オリンピックの各競技の時もそうですが、皆が良く裏話を含めて沢山の情報を持っていることです。更には政治やスキャンダル等々皆の情報は何処からくるのかと思うくらいです。

 オリンピックの競技の事でも実はあの選手にはこのような事があり、単純な勝利ではなかったというように裏ネタ情報のようにある人間が話しているとそれを聞いていた人が『そうらしいですね。』と相槌を打つ姿はよく目にする光景です。

 つまり、現在では人が知りえないような情報が蔓延し、誰もがその気になればその情報が取れるという事になるのでしょうが、あくまでも情報からの知識であることに懸念をするわけです。

 以前からの傾向でありますが例えば今回のオリンピックのカーリングですが勝ち始めてくるとあっという間に専門家が増え、作戦をはじめプレーに関してなぜあそこに投じたのかという事をはじめ『あの場面ではこうするべきだった』とか、多分解説者か他の番組での批評を耳にしたり、ネット検索をしたりして得た情報なのだろうけれどアッという間に情報通が表れます。

 怖いのはそれらの情報が与える影響です。多くの人々が裏情報として語るときに真しやかにさもそれが目には見えない真実かのように思っていることです。

 以前からアメブロでも書きましたが、情報はあくまでも真偽は別にした知識であり、己の経験ではありません。つまり、知識は過去の経験やこれからの経験を深いものにしたり、広がりを持たせてくれるものではありますが、知識で終わる情報は必ずしも善とは言えません。

 以前であれば話題になったものの後には専門家が増えるといった冗談や流行がありました。しかし、現代のような情報が多い時代にはそれを利用した情報操作がはびこっている可能性もあります。

 長年イスラエルに渡航をしている経験や荒廃した時代のコロンビアに渡航をした経験からすると必ずしも情報というものは真実を伝えるものではなく、一部の事実のみを伝える事が多く、最近では情報の多さがゆえにそのことを懸念している次第です。

 情報量の多さが真実を伝えているように見えますが、多くの場合情報源が一緒だったり、その情報に何らかの意見が加味されているだけで決して多角的にみている情報が増えているわけではないような気がします。それは間違った情報が真実を歪める危うさもあるような気がするのです。
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