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2018年2月10日土曜日

大粒ダイヤモンドの動き⁉

 ダイヤモンドの価格の動きについては時々書いてはいますが、最近大粒の3~5cts、特に10ctsアップのところが大きく動いています。

 昨年の夏から物によっては30%前後の値上がりをしており、その辺のサイズを扱っている当方としては狼狽する部分もあります。何故なら見込みで相場を申し上げるとその現物価格とは異なる場合があるからです。

 現在、特にラウンドブリリアントのところは国内でも市場在庫に関しては数個はないといってもよいと思いますが、世界市場で見ても十数個しかないのではないか思えるくらいに数も少なく、特にここ数日間の仮想通貨及び株価暴落後は価格の動きも顕著のような気がします。

 ファンシーカットにおいても昨夏お世話をした同品質のものがおよそ1.5倍と驚くような値がついています。勿論ファンシーカットにおいては形の好みやどの段階のものを手にいてるかにもよります。特にすりあがりの物をすぐに手に入れたのでということもありますが・・。

 このような状況は用心をしなければならないことも有ります。特に品質の良いものに関してはプレミアがつく傾向にありますので喜んでばかりはいられません。つまり、その後値下がりをする傾向があるからです。

 しかし、コマーシャル品質やローカラーハイクオリティーに関してはプレミヤが付かない代わりに大きな値下がりは起きない傾向にあり、本来のダイヤモンドの価格傾向を表すわけです。

 現状においてもDカラー、IF(無疵)の1ctサイズの価格はここ一年で20~30%の値下がりをしていますが中間品に関してはそれほどではないようです。また、0.5ctサイズに関しても以前書きましたが平均15%前後の値下がりが起きています。

 この価格は国内では顕著で特に御徒町などの業者間での金融市では国際相場とは比例をしない価格で取引をしております。実際には市場も悪く換金をするための相場であり、ダイヤモンドの価格相場とは言えないかもしれません。勿論、希望商品が手に入ることは稀でもあります。
http://diamond-exchange.jp/
https://ameblo.jp/diamonrow

 

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