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2017年11月17日金曜日

価値と価値観⁉

 地方出張も終わり、リニューアルをした当店に戻ってみると何か別の場所に来たような錯覚に陥りました。勿論気持ちも新たにやる気が湧いてきています。

 今回の展示会で財産保全用のダイヤモンド、もしくは投資用としてお話をする機会があったのですが、共通して質問されたのが
『どんな方がお買いになるんですか?』
というのものです。

 職業柄今までも多くの資産家といわれる人々にお会いしてきましたが、共通しているのがものの考え方です。

 物事には価値観と価値という言葉がありますが。価値観とは物事に対する集団や個々の価値判断の総体ですが、価値とはある意味万人が認める使用価値であったり、交換価値であるわけです。

 例を挙げるのならば以前にも書いたかと思いますが、『小さくても高品質のダイヤモンドが良い』というのが価値観で、『少しでも大きなダイヤモンド』というのが価値です。

 多くの資産家といわれる方はこの価値を前提に物事を考えています。そして、よく言われるのが『お金持ちは意外とケチよね。』という言葉ですが、価値に対してお金をだすことから無駄金を使わないという印象でそのように揶揄されることも有るのでしょう。

 しかし、実際にお会いしてきた多くの人々はお金を留める感覚はありません。むしろ、金払いが良いというか躊躇がありません。判断も物凄く早いという印象で、更には世間にお金が流れやすくなる方面にお金を使うという印象があります。つまり、そのことに価値を見出している感じすらします。

 お金というものは留まるとお金という意味では価値がなくなりますが、その価値を十分生かしているような気がします。現在は個人も企業も貯蓄という方面にお金を移動しがちで、それは世界中での問題にもなり、現在の変調している経済の多くの要因にもなっています。

 現代の多くの大企業はトップがサラリーマンという面もあり、失敗を恐れるあまり利益の蓄えという方面に走りがちです。しかし、これが世界の経済の足を引っ張っているといっても過言ではないのです。

 現実に今を躍進している企業の大半はオーナー企業や創業者企業です。それらの多くの人々は価値を前提にビジネスをし、決して時代とともに変わる価値観ではビジネスを考えてはいません。

 私が大きなダイヤモンドをお勧めするのにもここに大きな要因があるわけです。ただし、ダイヤモンドはその他のものと違い思いついたからといって手に入るものでもないのです。 
http://diamond-exchange.jp/
https://ameblo.jp/diamonrow

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