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2017年11月24日金曜日

夜の訪問者⁉

 一昨日の閉店間際の事です。事務所のいた私に店頭にいたスタッフから
『社長ちょっと良いですか?お客様がいらっしゃっているんですけど…。』

店頭に出てみると中年のご婦人がきょとんとしたお顔で私の方を見て
『お宅のお店のダイヤモンドの価格が良心的だったのでちょっと入ってみました』

 当店が今週リニューアルをして初めての飛び込み客でしたが、
『私はもうすぐ満期になるものが有るので思い切って5cts以上のものを欲しいと思ってブランド店や宝石店を見て回っているんですよ。』
との事。

 お話を伺うと音楽をされていて世界中を回っておられるのでダイヤモンドのことに関しては特に関心をお持ちのようで,そこいらの宝石の販売員よりもよほどの知識の持ち主でした。

 『今こちらのスタッフの方から伺ったのですが、イスラエルにはよくいらっしゃるという事ですね。ユダヤ人って怖くないですか?』

 『特に怖いと思ったことはないですね。むしろ日本人の方が怖いですよ。』
と申し上げると
 『実は私も音楽をやっている関係でユダヤ人の方たちが周りには多いんですよ、でも殆どがアシュケナージですけどね。』とポロリ。正直びっくりしました。

 ユダヤ人と普通に呼ぶ人々は多いのですかユダヤ人の中の固有の出身地の人々を指す言葉が出てくるとは思いませんでした。ちなみにアシュケナージとは離散してドイツや東欧の方からイスラエルに戻った人々の総称で、現在ではそちら方面出身のユダヤ人の人々を指す呼称です。

 そのほかにも中東や南欧出身によりセファルディムというそれぞれの呼称がユダヤ人の中にはあります。それぞれの出身によって性格もそれぞれで確かにアシュケナージ出身の人々には芸術家が多いと聞いています。

 ちなみにセファルディム(スファラディという呼び方もある)という元々は南欧系のユダヤ人を指していたのですが、現在の中東、アジアも含めた総称でよばれており、アシュケナージとセファルディムという二つがユダヤ社会自体を形成しています。

 これらの総称が普通に出てきたこの方は何だろうと思いながらダイヤモンドの説明をしていると
『私このお店からダイヤモンドを買いたいわ。』
『それはどうもありがとうございます。』

『今週すぐにヨーロッパの方に出かけるので帰ってきたら必ず伺うわ。』

閉店間際の店内ではしばしの間ダイヤモンドとユダヤ人の話で盛り上がり、リニューアルをしたせいか早々に晴れやかなお客様が来たものだとスタッフとともに帰られたお客様を送りながら話をしておりました。
https://ameblo.jp/diamonrow
http://diamond-exchange.jp/
 

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