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2017年11月28日火曜日

ロイヤルダイヤモンド⁉

 イギリスのヘンリー王子が婚約をしたニュースが飛び込んできましたが、驚きました。お相手の女優メーガン・マークルさん3才年上の離婚歴ありという経歴の持ち主なので、噂ではあったけれど結婚はないだろうと思っていました。

 この辺がお国柄のなせることなのでしょう。日本では絶対にありえないことなのだろうと個人的には微笑ましくあっても日本では起きてほしくはないと思っているのは私だけでしょうか。

 早速、目に入ってきたのはメーガンさんの左手薬指に輝く婚約指輪でした。これは王子の母親である故ダイアナ妃のブローチに施されていたダイヤモンドを外し、ヘンリー王子がデザインをしたものという事です。

 兄上のウイリアム王子がキャサリン妃と婚約した際にはやはりダイアナ妃が身に着けていサファイアのリングを作り替えたものをキャサリン妃に贈ったことが話題になりましたが今回も同じようにご兄弟お二人の母親であるダイアナ妃の魂を贈られたという事でお二人の母親に対する愛情の深さが感じられます。

 英国王室にはいわゆる日本とは違った自由さがあると同時にダイヤモンドのような有形のものに思いをはせるといった逆に日本の皇室にはないような有形な物に対するこだわりがあるように感じられます。

 今回の大相撲問題でよく言われる『横綱の品格』という無形の表現する言葉はもしかしたら日本人しか理解が出来ない言葉なのかもしれません。何故なら日本の皇室は文化や伝統、そして行事などといった無形のものを大事にしますが、海外の多くの王室は宝石をはじめものというものを継承の象徴としたり、その権力といった強さを王室の象徴といったことに萎える場合が多いように思います。

 英国ではカリナンダイヤモンドのシリーズをはじめダイヤモンドの多くが王室の象徴となっています。これら有形のものが象徴になるという事はその国の成り立ちにも関係があるのかもしれませんが王冠をはじめ王笏などには大粒のダイヤモンドが施され権威の象徴とされてきました。それは今までも今後も変わらない文化でしょう。

 ダイヤモンドはそう言った意味では常に何らかの象徴とされてきましたが、我々のレベルでも婚約指輪をはじめあらゆる意味での成功の証といった意味でもダイヤモンドが選ばれてきました。それはその物を見ることによりいろいろなことに思いをはせる時間が持てるといった意味もあるでしょう。

 皇室のように歴然とした文章や継承すべき神器がある訳でもない人たちには、やはりダイヤモンドのような家族や人に思いを寄せるようなものが必要な気がします。海外の多くの王室は実質誰が継承者とか権威者といったものが文化として伝えてこられなかった国では実質的ストーリーとして物の主張が必要ではないでしょうか、

 伝えていくものとしてのダイヤモンドの役割はまだまだ続きます。

 『品格』とは漠然とした言葉です。それ故にこの言葉が忘れ去られるような世の中にはやはり文化や伝統の継承も必要ですが、有形の物も必要になってくるのではないでしょうか?
https://ameblo.jp/diamonrow
http://diamond-exchange.jp/
 

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