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2017年11月20日月曜日

大粒ダイヤモンド⁉

 いわゆる50cts以上の大粒ダイヤモンドというものは常時世界中でマーケット上にあるものとなると20個前後でしょうけれどラウンドとなると5個有るか無しかということになります。

 当然これらのダイヤモンドというものは其々がそれなりの価格にはなりますが、ここで手に入れる環境にあれば何を基準にどう考えるのかという事です。

 つまり、ラウンドとファンシーカットの関わり、更にはその中のグレードの問題といろいろとありますが、ファンシーカットに比べラウンドの希少性は説明をするもでもありません。

 ここでもう一度のおさらいですが、ファンシーカットとというものは原石の形からより歩留まり良くカットがされるために目減り少なくある意味どんな形の原石であっても良いのですが、ラウンドに関しては正しく大きな正八面体として成長を続けたものではいけないという事を考えると軍配はラウンドに上がります。

 次に色の甘いものを選ぶのか限りなく白いものが良いのかというとこれは大粒という事で考えると発生率にあまり大きな違いはないのでないかと考えます。さらにクラリティーに関していうと、やはり無傷で大きなものとなると希少性は増してきますのでこれはクオリティーの良いものとなるのでしょう。

 それでは多少内包物が有るが白いものと、色甘であるが無疵に近いものを選ぶ局面にあったとしたらどちらを選ぶことが賢明なのかという事になりますと、私的には色甘の無疵という事になります。

 何故なら、色の発生率は大きな差はありませんが大粒において無疵かどうかという事になるとこれば明らかに希少性にふれてくるからです。

 つまり、大粒のダイヤモンドというものはある一定のリスクを背負うことがあります。それは成長の過程、もしくは形成の過程で内包物が発生しやすいという事です。これは小粒のダイヤモンドはこの逆のメリットが起きます。小粒程内包物が発生するリスクが少なくなるのです。

 大粒である一定の条件がそろうという事はそれだけ稀なことなのです。ましてやその中でラウンドブリリアントとなるとさらに稀になる訳です。

 それゆえ、私自身は多少色が白いものよりは多少色が有っても無傷でラウンドをお勧めしております。ただし、常時世界のマーケットにあるものは限られていますから、条件の中でその時、より良いものをお勧めするようにしています。

 それはいつも言う宝石の条件にいかに近いかという事をあらゆる条件から導き出し選択をするようにしています。
http://diamond-exchange.jp/
https://ameblo.jp/diamonrow

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