http://diamond-exchange.jp/ ダイヤモンドの価格
先日、14ctsのブルーダイヤモンドが史上最高額の63億円で落札をされたというニュースが流れたいました。オッペンハイマー家が所有をしていたものという事ですが、今回は落札者が公表されておりません。数か月前に香港の不動産王が愛娘にピンクとブルーのダイヤモンドを総額100億円で落札したのは記憶に新しいと思います。
一般的に落札者を公表しないケースが多いのですが公表する場合には何かの意図がある場合が往々にしてあります。しかし、いずれにしてもブルーダイヤモンドの話題は尽きません。
勿論世界最大にして、もっとも有名なブルーダイヤモンドはかの『ホープ・ダイアモンド』ですが、私自身にもブルーダイヤモンドに関わるエピソードがあります。それは社会に出て2~3年目の事でした。在籍をした会社は高額帯のダイヤモンドやジュエリーを多く所有していた会社でしたがそんな中の1ctのマーキースカットのブルーダイヤモンドの事です。
当時スティールブルーと言われたダークブルーでグレーが少し混じったスティーラーな色と輝きはあまり好まれてはいませんでした。特に在籍をした会社には綺麗なブルーやピンクの大粒ダイヤモンドがそれなりに所有をされていましたのでその石は特にだれの目を引くものではありませんでした。
しかし、私はこのダイヤモンドが気になってしょうがなく、当時の原価価格プラスで譲ってもらいました。その価格は約80万円だったと記憶しています。勿論変わり者扱いで上司からは
『そんなテカりの強いスティールみたいなダイヤモンドに興味を持つなんて、もっと良い物を沢山見なさい。』
なんて言われたものです。
数年後米国で知人がどうしてもそのダイヤモンドが欲しいと言われ、懐も頼りなさげになっていたころだったので断腸の思いで譲りました。その時の価格が$5,000だったのですが当時の為替レートが$1が230円ほどだったので換算百二十万円ほどだったと記憶しています。
1.5倍ほどで手放せたので良いかなとも思ったのですが、現在では同程度の価格はなんと8万ドルほどの値が付いています。勿論ひいき目もありますが、私の物の方がよかったように記憶しています。現在の為替レートで換算をしてみても1千万円弱という事になりますので残念な思いもあります。勿論通常のブルーダイヤモンドでスティーラーでなければその倍の2千万ほどになるでしょう。
現在ではその売り渡した知人とは交流がありませんが、米国へ行くたびに思い出すことがあります。しかし、それは私にとって大きな人生を変える瞬間だったのかもしれません。ダイヤモンドは換金できるし、蓄財の材料にもなるという意事でした。
私自身が日本の戻った要因も直輸入ダイヤモンドを日本に広げるというプロジェクトに参加をするためでした。それと同時にグレーディングレポートをもっと一般化しようというものでしたが、それも流通のコストを省き少しでもダイヤモンドを普及しようという思いからでした。
しかし、時代が流れるとともにグレードが悪用されるようにあり、むしろ宝飾業界が怪しげな業界になる方向に流れ、未だにその支流で仕事をしている人間が多数いる事に嘆かわしさを感じています。むしろ余計な事をしたのかと・・・・・。
ブルーダイヤモンドはその後に現れるトリートのダイヤモンドの取り扱いを始め、色々な問題を業界に投げかけるようになったきっかけでもあります。http://ameblo.jp/diamonrow
先日、14ctsのブルーダイヤモンドが史上最高額の63億円で落札をされたというニュースが流れたいました。オッペンハイマー家が所有をしていたものという事ですが、今回は落札者が公表されておりません。数か月前に香港の不動産王が愛娘にピンクとブルーのダイヤモンドを総額100億円で落札したのは記憶に新しいと思います。
一般的に落札者を公表しないケースが多いのですが公表する場合には何かの意図がある場合が往々にしてあります。しかし、いずれにしてもブルーダイヤモンドの話題は尽きません。
勿論世界最大にして、もっとも有名なブルーダイヤモンドはかの『ホープ・ダイアモンド』ですが、私自身にもブルーダイヤモンドに関わるエピソードがあります。それは社会に出て2~3年目の事でした。在籍をした会社は高額帯のダイヤモンドやジュエリーを多く所有していた会社でしたがそんな中の1ctのマーキースカットのブルーダイヤモンドの事です。
当時スティールブルーと言われたダークブルーでグレーが少し混じったスティーラーな色と輝きはあまり好まれてはいませんでした。特に在籍をした会社には綺麗なブルーやピンクの大粒ダイヤモンドがそれなりに所有をされていましたのでその石は特にだれの目を引くものではありませんでした。
しかし、私はこのダイヤモンドが気になってしょうがなく、当時の原価価格プラスで譲ってもらいました。その価格は約80万円だったと記憶しています。勿論変わり者扱いで上司からは
『そんなテカりの強いスティールみたいなダイヤモンドに興味を持つなんて、もっと良い物を沢山見なさい。』
なんて言われたものです。
数年後米国で知人がどうしてもそのダイヤモンドが欲しいと言われ、懐も頼りなさげになっていたころだったので断腸の思いで譲りました。その時の価格が$5,000だったのですが当時の為替レートが$1が230円ほどだったので換算百二十万円ほどだったと記憶しています。
1.5倍ほどで手放せたので良いかなとも思ったのですが、現在では同程度の価格はなんと8万ドルほどの値が付いています。勿論ひいき目もありますが、私の物の方がよかったように記憶しています。現在の為替レートで換算をしてみても1千万円弱という事になりますので残念な思いもあります。勿論通常のブルーダイヤモンドでスティーラーでなければその倍の2千万ほどになるでしょう。
現在ではその売り渡した知人とは交流がありませんが、米国へ行くたびに思い出すことがあります。しかし、それは私にとって大きな人生を変える瞬間だったのかもしれません。ダイヤモンドは換金できるし、蓄財の材料にもなるという意事でした。
私自身が日本の戻った要因も直輸入ダイヤモンドを日本に広げるというプロジェクトに参加をするためでした。それと同時にグレーディングレポートをもっと一般化しようというものでしたが、それも流通のコストを省き少しでもダイヤモンドを普及しようという思いからでした。
しかし、時代が流れるとともにグレードが悪用されるようにあり、むしろ宝飾業界が怪しげな業界になる方向に流れ、未だにその支流で仕事をしている人間が多数いる事に嘆かわしさを感じています。むしろ余計な事をしたのかと・・・・・。
ブルーダイヤモンドはその後に現れるトリートのダイヤモンドの取り扱いを始め、色々な問題を業界に投げかけるようになったきっかけでもあります。http://ameblo.jp/diamonrow
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