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2016年5月26日木曜日

年の差⁉

 最近の話ですが、都市の差カップルが今は多いという話をしているときに、以前であれば10歳ちょっと離れているといろいろ言われたものだという事で、例でも女優の吉永小百合さんの話が出ていたのですが彼女はご主人との年の差は11歳くらいだったと思うのですが当時は親父が若い女性をたぶらかしたとかえらい騒ぎだったように覚えています。

 しかし、現代では10歳くらい離れているのは普通にいますし、女性の方が年上というのも珍しくはありません。増して20歳や30歳離れている人もまれにいます。私の友人の中にも奥さんが30歳近く年下という人もいます。当初は冗談ではありますが、男性がだましたというよりも、女性の方が財産狙いではと口の悪い者は言っていたものですが、それから十年近くたつと当たり前のように見えて何ら違和感がありません。

 以前から海外で多く見られる風景として飲食をするところで年齢を気にするようなところはなかったのですが、日本では居酒屋といえば中年サラリーマンの行く処で、スタイリッシュなところは中年サラリーマンの行くところではないといった様な年齢やスタイルで行くところの印象が決まっていたような気がします。

 現代では若い女性の『オヤジ化』もあり、またちょい悪ブームから親父たちもそれなりのところに行くようになり、ボーダーレスになってきているところもあります。また、差は出ますが熟年齢層の若さが目立つようになってきました。

 良い事か悪い事かは別にして、私たちの年齢で困ることが以前にはなかった現象として、公共機関での席の譲り合いです。先日も旧知の紳士がお店にやって来て怒り心頭なので
『どうしたんですか?』
と尋ねると、
『今電車で老婦人に席を譲ったんだけれど、(あまり年が変わらない様なのにすみませんね)なんて言うんだよね。頭に来ちゃった。』
という事でした。その方も70歳なんですが・・・・。

 世代的にも見た目で席を譲ることの難しさを感じていたのですが、多くの同世代の人が同じように感じているようです。私自身も同じような体験があり、病弱そうにも見える男性に席を譲ったのですが、その後の一緒にいた家族との会話を聞いているとなんと私より年が下なんです。

 確かに年が解っていても外見が若そうだと席は譲りにくいもので、例えば俳優の加山雄三さんが78歳だと分かっていてもあの外観を見ていると席は譲りにくいだろうし、先ほどの吉永小百合さんにいたっても70歳を過ぎていると分かっていても席を譲るのは失礼かなとも思います。

 多分、この方たちは公共機関には乗らないでしょうけれどね。

 今の時代は年の差を意識する時代ではなくなってきたのかなとも思う反面その意識のなさが故の事件や礼を失することが多くなったことを気にするのは私だけでしょうか?
http://ameblo.jp/diamonrow

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