ゴールデンウイークも中盤になり、晴れたり台風のような天気だったりと何かと予定を組みにくい日々を過ごしています。昨日は久しぶりに海に出て食事をしてきました。ここは30年前ほど前から行っているマリーナのレストランで会員主体なのでゴールデンウイークといえども人出が少ないのが良いところです。
しかし、今年は少し違っていました。マリーナの外へ出てみると所々で外国人を見かけるのです。どう見ても観光客とは見えない外国人が多いのです。最近では日本の文化に惹かれる日本在住の外国人が増えてきており、時として日本人以上の日本の知識を持っている人に会うのでびっくりします。
昨年ワインエキスパートの資格を得たのをきっかけに色々なお酒に興味を持ち、その中の日本酒について調べてみると意外と蔵元で働いている外国人が多いのにはびっくりします。ここまで日本の文化は浸透をしているんあだなァ・・と思うと同時にいつも思い出す事があります。
40年ほど前に米国での学生時代に一時アメリカ南西部の町サン・ディエゴのエル・カホンというところでホームステイをしていたことがあります。そこの父は大の日本食付きで私がいた間は私に寿司を握らせ毎週のように友人を招いて食事をしていました。何時も味噌汁が無いとガミガミ言っておりましたが、ある時に日本にいた事があると言っていたので
『ダダは日本の何処に行っていたの?』と聞くと
『YOKOSUKAだよ。』
と返答をしてくる彼の顔が少し困っているように見えたので
『どれくらいの間いたの?』
と聞くと
『期間なんてどうでもいいじゃないか。』
と面倒くさそうに答える傍らでママが
『1週間ほどベトナムの帰りに寄っていただけよ。』
という答え、それからはあまり無理を私に言わなくなったのを忘れません。
在日の外国人が増えるとともに外国人観光客が増え、地方に至るまで外国人観光客体制を整えていますが、そこには多少の疑問があります。私自身色々な国の観光地を見てきて感じることは本来そこの地に根差しているものが観光の対象になるのであれば良いのですが、今のブームにあやかって、行う事は両刃の危険が伴っていると思っています。
在来の魅力だけでも見せ方で十分な魅力があります。外国人に媚びを売る様な施設や文化はいずれ劣化します。逆に日本人にとっても魅力的な物を創造することが大事なのだろうと感じます。昔から誤解があったとしても外国の人々は日本の文化に興味を持っています。自分たちが自国でも経験できそうなことには一回、二回は興味を示しても長続きはしません。
見てきた中でも、ロサンゼルスに至っては以前は多くの観光客が日本から押し寄せていましたが今では閑古鳥さえいないのではと思えるような状況です。あまりにも日本人観光客に合わせてしまったので若い世代には何の魅力も感じないのです。今では大型コリアン・タウン、チャイナタウンではないかとさえ思えるようなロスは私がいたころの面影は消えてきています。
対インバウンド対策はこれからも必要ではありますが、それはオリジナルを失ってはいけないということで、外国人観光客に対しても日本の『郷に入らば郷に従え』精神も理解をしてもらう事も必要な事でそれはこれからの大げさに言えば世界平和にとっても必要な事だと思っています。
http://ameblo.jp/diamonrow
しかし、今年は少し違っていました。マリーナの外へ出てみると所々で外国人を見かけるのです。どう見ても観光客とは見えない外国人が多いのです。最近では日本の文化に惹かれる日本在住の外国人が増えてきており、時として日本人以上の日本の知識を持っている人に会うのでびっくりします。
昨年ワインエキスパートの資格を得たのをきっかけに色々なお酒に興味を持ち、その中の日本酒について調べてみると意外と蔵元で働いている外国人が多いのにはびっくりします。ここまで日本の文化は浸透をしているんあだなァ・・と思うと同時にいつも思い出す事があります。
40年ほど前に米国での学生時代に一時アメリカ南西部の町サン・ディエゴのエル・カホンというところでホームステイをしていたことがあります。そこの父は大の日本食付きで私がいた間は私に寿司を握らせ毎週のように友人を招いて食事をしていました。何時も味噌汁が無いとガミガミ言っておりましたが、ある時に日本にいた事があると言っていたので
『ダダは日本の何処に行っていたの?』と聞くと
『YOKOSUKAだよ。』
と返答をしてくる彼の顔が少し困っているように見えたので
『どれくらいの間いたの?』
と聞くと
『期間なんてどうでもいいじゃないか。』
と面倒くさそうに答える傍らでママが
『1週間ほどベトナムの帰りに寄っていただけよ。』
という答え、それからはあまり無理を私に言わなくなったのを忘れません。
在日の外国人が増えるとともに外国人観光客が増え、地方に至るまで外国人観光客体制を整えていますが、そこには多少の疑問があります。私自身色々な国の観光地を見てきて感じることは本来そこの地に根差しているものが観光の対象になるのであれば良いのですが、今のブームにあやかって、行う事は両刃の危険が伴っていると思っています。
在来の魅力だけでも見せ方で十分な魅力があります。外国人に媚びを売る様な施設や文化はいずれ劣化します。逆に日本人にとっても魅力的な物を創造することが大事なのだろうと感じます。昔から誤解があったとしても外国の人々は日本の文化に興味を持っています。自分たちが自国でも経験できそうなことには一回、二回は興味を示しても長続きはしません。
見てきた中でも、ロサンゼルスに至っては以前は多くの観光客が日本から押し寄せていましたが今では閑古鳥さえいないのではと思えるような状況です。あまりにも日本人観光客に合わせてしまったので若い世代には何の魅力も感じないのです。今では大型コリアン・タウン、チャイナタウンではないかとさえ思えるようなロスは私がいたころの面影は消えてきています。
対インバウンド対策はこれからも必要ではありますが、それはオリジナルを失ってはいけないということで、外国人観光客に対しても日本の『郷に入らば郷に従え』精神も理解をしてもらう事も必要な事でそれはこれからの大げさに言えば世界平和にとっても必要な事だと思っています。
http://ameblo.jp/diamonrow
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